内田の日記

マコト君が私の恥ずかしい所を触り始めてどれくらい時間が経っただろうか…
最初は恥ずかしくて閉じていた足も、力が入らなくなって少し開いていた。

途中、何か大きな波の様なものがあって…私は体を数回ビクビクッっとさせた。
マコト君が言うには、その時に私から大量の汁が出ているらしい。
私はその度に、腰を浮かせて部屋中に響くぐらいにエッチな声をあげていた…。
しかし、5回ほど波があったものの、私から出る汁は止まることは無かった。

「マ…マコト君……わ、私…またっ……波がきそう…」
「おぉ!早く出し切っちゃおうぜ!!」
「…んぐっ……はぅ…ダメッ……くる…嫌っ……またいっぱい出ちゃう…」
「内田、我慢するな!」
「…んっ……んぁぁぁーー!!イクッ!…イッちゃう!!…ダメーー!!」

私はそう言ってまた波を迎えた。
何回目からだろうか…何故だか分からないけど、私は気持ちよくなる度に、『イク!』と叫ぶようになっていた。
こうなった後、毎回私は足をさらに大きく開き、しばらく全身に力が入らなくなってしまっていた。
それでもマコト君は私の恥ずかしい所を触り続けた…
そして私の体に力が戻る時には、すでに新しい波がすぐそこまで来て我慢している時だ…

しかし今回は少し違った…なんと言うか、力が戻ってこない。
足をだらしなく開いたままなのは恥ずかしいのに、閉じる力が戻ってこない…。
それに、いつもなら波が去ると少し止まる汁が、止まらずにずっと出ている…
そして更に時間がたつと、私はあることに気がついた……

「……マコト君、…ダメッ…!」
「ダメって…今すごく出てきてるぞ?」
「で、でも…はぅ…ぅ…それ以上されると…ハァッ…出ちゃいそう……」
「出ちゃいそう…ってもういっぱい出てるだろ。」
「そ…そうじゃなくて、…お……おしっこ出ちゃいそう…。」
「はぁ?!」

そう、この感覚…おトイレでおしっこが出る時と同じ感覚……。
何故か判らないけど急に……でも力が入らなくて、今にも出そうになっていた。
私はとにかくおしっこを我慢する様に、入るだけの力を子宮あたりに入れて我慢した。
…しかし起き上がれない……今、少しでも力を入れたりしたら漏れてしまいそうだった。

「内田…タオル敷いてるんだし、この際だから気にせず出しちゃえば良いんじゃないか?」
「…ダ、ダメだよ…多分……いっぱい出ちゃう…。」
「そう言えば、どこから出るんだ?」
「それは…その……少し硬くなっ……」
「ココか?」
「はぅっ……ヤッ!…ダッ…ダメッ!!…今……触っちゃだめ!!…でちゃう!…んっ……もうダメっ!!」

私がそう言うと、慌ててマコト君は手を離した。
でもすでに遅かった…一瞬力が抜けて少し出ると、後はダムが決壊したように一気に流れ出た…。
……いや、正確には出た気がした。
あの時、私は同時に頭が真っ白になってしまったまま、少し眠ってしまっていたらしい。

気がつくと窓の外は既に夕方…部屋にはマコト君の姿も無かった。
私は慌ててじゅうたんが濡れていないか確かめた……じゅうたんは少しも濡れていなかった。

「…そっか、夢だったんだ。…なんだか変な夢を見ちゃったなぁ……」



…そう思いたかったが、部屋中に散らかった服…2つ置かれたコップ……
更に裸の自分の姿を見れば現実だったのは確か……それに、足に力がうまく入らない。

私は落ち着こうと水を一口飲んだ。
すると机の上に何やら手紙らしきものが置かれていた。

 『内田へ。
 なんだかよく分からないけど、寝ちゃったみたいなので帰ります。
 それから、オレは腕が痛くなるほど頑張ったんだから服はかりるぞ!
 それじゃあ良いお年を。 マコちゃんより。』

確かに、私が絶対に貸さないと言ったお気に入りの服が消えている……
しかし迷惑をかけたのも確か…仕方ないか…。
そう思い、その手紙を丸めて捨てようとすると、裏にも何か書いてある…

 『追伸
 最後に内田がおしっこをいっぱい漏らした事は、内緒にしておくから安心しろ!
 おしっこはじゅうたんが濡れちゃまずいと思って、机の上に置いてあったコップで受けました。』

…なんで……結局私はおしっこを漏らした子になっちゃったの…?
それならあんな事するんじゃなかった……
だいたいマコト君も、コップになんて入れな……コップ?!!

私が慌てて机を見ると、空のコップと水らしき物が入ったコップが2つ…
私は起きた時に水を飲んだ気がしなくもないが、そんな事は気にせず水も記憶もトイレに流した。

トイレから出てコップを台所へ持っていくと、買い物から帰ったお母さんが何やら台所で慌てていた。

「お母さん?どうかしたの?」
「あっ、ユカ。ちょうど良かった!悪いんだけどおそば買い忘れちゃって…お使い行ってきてくれる?」
「うん、いいよ。私も少し風に当りたかったから…」
「…? それじゃあお願いね。」

私は足に力が入らないまま、フラフラと家を出た。
しばらく歩くと、前から知っている人が歩いてきた。

「こんにちわ……確かハルカちゃんのお友達の…そうだ、マキちゃん!大晦日にどうしたんですか?」
「…?…あぁ、確かハルカの家で…今焼肉パーティーの買いだしで、バッタリ先輩に会っちゃって…」

「ハルカの家…?…マキ、この子は南ハルカの子供なのか?」
「えーっと…この子はハルカの妹の、と…」
「なるほど…南ハルカが妹のように可愛がっている娘…か。」
「は?!何言ってるんですか保坂先輩?この子は…」
「よし!マキ、オレはこの子と話がしたい。買い物に行っていいぞ!さらばだ!」
「………気持ち悪い…。」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、それでは私は買い物へ!……ヒソヒソ…。じゃあねー♪」

そう言うとマキちゃんは買い物へ出かけ、私は知らないお兄さんと二人きりになってしまった。
…しかし、マキちゃんが去り際に言った、
「先輩は気持ち悪くて変な人だけど、悪い人じゃないから…」
って言ってたけど、どう言う意味なんだろう…?


最終更新:2008年02月24日 23:16