内田の日記
…きっとマコト君は照れてあんな事を言ってるだけなんだ。
本当は私の裸を見てドキドキしてるに決まってる…!
「マ、マコト君さぁ…そんな事言って本当はドキドキしてるんじゃないの?」
「え?なんでそうなるんだよ。」
「その…女として見てないとか言って、本当は私の胸に触りたいんじゃないのかなー…って。」
「内田の胸…?そんなの何処にあるんだよ?」
「…なっ!」
…お、落ち着くのよユカ!ココで慌てればマコト君の思うつぼだわ……
そうよ、私にはカナちゃんから教えてもらった…あの技がある!
私はそう思い、ゆっくりとマコト君に近づいた。
「ねぇーぇ、マコトくぅーん。」
「うわっ、な…なんだよ気持ち悪い……」
「えーっと……あら、照れなくてもいいのに…うふふっ。」
「内田、お前…なんでそんなに言葉が棒読みなんだ?うふふ…って顔は笑ってないぞ?」
「……ふぅ~☆」
私はそう言ってマコト君の耳に息を吹きかけた。
カナちゃんが言うには、これで大抵の男はあと一押しでイチコロらしい…。
「うわっ、くすぐったい!…お前、やっぱり何だか変だぞ?」
「えーっと…あれ……この後は…なんだっけ…?」
「?」
「えーっと……あっ!…そ、そんな事言ったって…か、からだは正直なんだからー。」
「はぁ?」
そう言いながら私はマコト君の股に手を伸ばした。
男の人はドキドキすると、ここが大きくなったり硬くなったりするらしい。
…しかしマコト君のここは、大きくも硬くもなっていなかった。
「う…内田!?どう言うつもりだよ!」
「…マコト君こそどう言うつもりよ!」
「は?!」
「なんで大きくなってないの?!これじゃあ次のステップに……」
「次のステップ?」
「えーっと…あ、いや…やっぱり何でもない!うん、ごめんなさい!」
「??」
落ち着いて良く考えてみたら、上手くいった場合カナちゃんの話だとこの後は…
確かその大きくなったのを…ご奉仕とか言ってたけど、顔を赤くして詳しい内容は教えてくれなかったんだった…。
つまり次のステップには進めないって事は、この女らしさをアピールする勝負は私の負けか…。
「はぁ~…マコト君、私の完敗だよ。」
「?」
「もしマコト君がドキドキしてたなら、その…そこが大きくなってるはずだったの。…だから私の負け。」
「つまり、大きくすれば内田の勝ちだったのか?」
「…うん。」
「よし!じゃあ次はオレの番だな!」
「え?」
そう言うと、マコト君は私にぴったりくっつき、耳に息を吹きかけた。
さっき散々胸を触られたせいか、耳に息を吹きかけられただけで体中の力が抜けていった。
「マ…マコトくん……もう私の負けでいいから……」
「えーっと、確か…あっ!…そんな事いっても、体は正直なんだろ!」
「…?……はっ!!」
マコト君はそう言ったと同時に、私のスカートに手を入れた。
私は慌てて足を閉じたが、マコト君の手が僅かに早く目的の場所へ到達した。
「…マッ…マコト君!…ダッ…ダメ……そんな所…汚いよ…。」
「…なぁ内田。良く考えたら女は付いてないけど、どうなってたらオレの勝ちなんだ?」
「そ、そんなの知らないっ……ぐすんっ…お願い…もう許してよ…。」
「……あれ?…内田、お前…少しおしっこ出てるぞ?」
「…へっ?」
私は自分で下着の上から、そっと指でそっとなぞってみた…すると確かに少し濡れている。
でもおしっこじゃない…男の子が大きくなる様に、女の子は汁が出るってカナちゃんが言ってた。
多分それだと思うけど……マコト君は知らないみたいだし…私はだまっておく事にした。
「内田、おしっこ拭かなくていいのか?」
「ちょっ…ちょっと、これはおしっこじゃ無いよ~!」
「…いや、でもどう考えても……」
「でも違うの!その…そんな所から出ないもん!」
「?じゃあ何所から出るんだよ?」
「それは…もう少し上って言うか……とにかくこれは違うの!!」
「…じゃあこれは何なんだよ?」
「そ…それは……えーっと……」
私がなんと答えたらいいのか迷っていると、マコト君は何やらさわやかな笑顔を浮かべた。
「内田、安心しろ。この事は皆には内緒にしてやるから。」
「…この事?」
「だから、…このおしっこの件は……」
「ちょ、ちょ、ちょっと!!どうしてそうなってるの!?」
「慌てなくても本当に言わないから。な!…えーっと…じゃあ今日は帰る!」
…マコト君、完全に勘違いしてる……。
だいたいマコト君はバカな子供なんだから、絶対うっかり喋っちゃう…。
そうしたら私は、『自分の部屋でおしっこを漏らした女の子』とかあだ名付けられるのかな…。
だいたい、今の『不安定な子』ってあだ名も意味も分からないのに…それより悪くなっちゃうなんて…
私はみんなの前で恥をかくくらいなら、マコト君に本当の事を説明する事にする……
そう思い私は下着を脱ぎ捨て、マコト君を呼びとめた。
「待ってマコト君!…その、本当の事言うから…私のココ……よく見てて…。」
内田の日記
私が呼びとめてマコト君が振りかえると、マコト君の顔はみるみる赤くなっていった。
さすがのマコト君も、下着も脱いで体育座りしている私を見て恥ずかしいようだ。
…と言うか私なんて、こんな姿…今すぐ消えてしまいたいくらい恥ずかしい。
「…な、なんだよ…?」
「…マコト君、わ…私だって恥ずかしいの我慢してるんだから…その……ちゃんと見てよ…。」
目を逸らしていたマコト君に私がそう言うと、マコト君は私の正面に座った。
自分で言ったとは言え、こんなにマジマジと見られると…さらに恥ずかしい。
…でもみんなの前で恥をかくくらいなら……そう思い、私は指で少しそこを広げ、説明を始めた。
「マコト君…その……奥まで見える…?」
「…うん。」
「この奥から汁が出てきてるでしょ…?…ちょっと触ってみて…。」
「えっ?!…い、いいよ、そんな…。」
「いいから早く…さっきも言ったけど、私の方が恥ずかしんだから!」
そう言って私はマコト君の手を取り、その汁の出てくる所に触れさせた。
「…はぅ…っ……ね?…なんだか……ベトベトして…おしっことは違…――――んっ!」
「おい、内田。顔が真っ赤だけど大丈夫か?」
「わ、私は…だ…大丈夫だか……ら…その……違うでしょ?」
「…うん。何となく分かったけど……じゃあこの変な汁は何なんだ?」
「そ…それは……女の子が気持ちょ……うにゃうにゃ……」
「え?ごめん、良く聞こえなかったんだけど…。」
私は2回ほど深呼吸して改めて答えた。
「それは…お、女の子が気持ちよくなると出る…と思うの…。」
「…じゃあ内田は…今、すっごく気持ちいのか?」
「そ、そんな事なぃ……」
「でもさっきから、いっぱい出てきて…その…内田から出たのがお尻を伝ってじゅうたんに…」
「え?!」
私が立ち上がると、確かにじゅうたんにシミになるほど汁が溢れていた。
私は慌ててティッシュを取り、じゅうたんと自分の濡れた部分を拭いた。
…しかし、じゅうたんはすぐに綺麗になったが、私の方はそうはいかなかった。
どれだけ拭いても少しずつ出てくる…気づけば隣にはちょっとしたティッシュの山ができていた。
するとマコト君が部屋に置いてあったタオルを一枚持ってこちらへやってきた。
「マコト君、そのタオルどうするの?」
「その…無理に止めるんじゃなくて、全部出しちゃえばいいんじゃないか?」
「…でも……」
「ココにタオルを敷いて、その上に内田が横になる!あとはオレが触れば気持ち良くなるんだろ?」
「そうかもしれないけど……」
「大丈夫っ!タオルを敷いてるからじゅうたんも汚れないぞ!とにかく万事休すだ!」
「…それって準備万端じゃないの?」
「細かい事は良いから、なっ!早く横になって楽になれ!」
そう言うとマコト君はタオルを敷き、その上に私を寝かせた。
断ることもできたけど…バカなマコト君が一生懸命なのは、少しかっこよく見えて断れなかった。
そしてマコト君の指が、再び私の大事な所に触れた。
さっきと違い、入口のあたりを何度も何度も撫でるように触り続けた…
部屋の中では、クチュクチュ―――と言う音と、私の口から少しエッチな声が漏れていた。
最終更新:2008年02月24日 23:17