「つるんっつるんだな」
 カナの言う通り、チアキの秘所はたっぷりの愛液で濡れていたが、
 産毛すらまだ生えていない。
 痙攣で収縮を繰り返す割れ目からはトロトロとまだ愛液を漏らしている。
「これ以上床を濡らしたら掃除が大変だからな。舐めて拭いてやろう」
 どう考えてもそんな風に考えていない笑みを浮かべているカナ。
 チアキの足を広げると、顔を近づけていく。
「んっ」
 舌先で筋をなぞる。
「んあぁっ!」
 ピクンと背を仰け反らせた。反応だけはまだしっかりとしている。
「ほのかにしょっぱいな」
 とか何とか言いながら舐めるのは止めない。
 焦らすように何度も何度も淵を舐め、上部のまだ成長しきっていない突起をグリグリと
 舌先で弄る。
「んあっ!! あああっ、ひゃあっ! はああぁぁ!」
 成長しきっていなくても感度は良好らしく、返す返す反応を見せた。
 それに気を良くしたカナは指同様に舌をチアキの中へと入れていく。
「ひゃふうぅっ!! はい、キタナ、はふぅ、んにゅ、ひうぅ!」
 ジュプ、グチュと空気が混ざる音がいやらしく何度も響く。
「ん、んく、はむ、ちゅううぅぅ、ごくん、んんっ、ちゅっ、ジュルル」
 口で割れ目全体を覆うように吸ってみたり、舌を器用に動かしてみたりする。
 その度にチアキの甘美な喘ぎは上がり、小学生とは思えない艶が出てきた。
「あっ、ダメッ! で、出るぅっ!」
 チアキは必死で手を動かし、カナを頭を離した。
 その瞬間、プシャっと短い音がして、愛液が二、三度噴き出される。
 そしてその後に続くように薄い黄色い液体が迸った。
「あぁ、ああ、ああああ……」



 慣れない刺激と、緩んだ緊張で、チアキは絶頂に達すると共に放尿する。
「おいおい、こんな所で漏らすんじゃないよ。今度ばかりはちゃんと拭いてやらなきゃ」
 でなぜか自分のスカートに手を入れ、出したかと思うとパンツもついてきていた。
 しかもそれはチアキのと同様に、濡れていた。よく見てみてみれば、
 カナの内ももを液体が伝っていた。
「やり方は分かっただろ? ギブアンドテイクというやつだ」
 あのカナが英語を使った!
 カナは下半身をチアキの顔の上に跨ると、腰を下ろした。
「んんっ!?」
 チアキの口に当てられたのは濡れた柔らかいもの。
「あんっ」
 カナも思わず声を出す。
 そして顔をチアキの秘所に近づける。
 お互いが逆さまに向き合う形になったのだ。
 身長差のあまりない姉妹だが、カナが身体を少し丸めることで距離を保っていた。
 そして姉妹でお互いの秘所を舐めあう。
「んっ、あぁっ、くちゅ、ちゅう、んあっ! ぁう、ん、ちゅ」
 チアキは舐める、ということしか分かっておらず、カナのマネをして、
 なぞるように舐めたり、舌を入れてかき混ぜたり、吸い付いたりする



 一応経験者(?)のカナはとりあえず最初のうちは割れ目や内ももに着いた、
 少し鼻に突く液体を舐め取った。
 そしてほとんど舐め終わると、チアキの秘所を存分に刺激する。
 さすがに年季(?)が入っているだけに、チアキよりも上手ではあった。
 お互いが舐めあうだけの空間で、甘い吐息と蜜の滴る音がした。
「ん、ふ、ふう~……」
 カナが身体を離すと、入れ替えた。
 お互いの秘所をくっつけ合う。
「んんっ!」
 クチュっという音が二人の耳に届く。
 カナがチアキの片足を持ち、クロスするように交わる。
 ズッズッとカナが積極的に腰を前後に動かしていく。
「ああっ! あっ、ふわっ、はふぅ、ひゃぅ!」
「どうっ! ふぅ、気持ちっ、あん、良いだろ? あ!」
 淫らな音が何度もし、チアキの喘ぎ声が幾度となく上がる。
 いつしかチアキも積極的に腰を動かし始め、ぶつかり合う衝撃が増える。
 腰を振る速度が増し、そろそろ二人の体力も限界に近づいていた。
「ああ! ダメェ、ま、また出るっ!」
「んあ、わ、たしもイクッ!」
 お互いが秘所をくっつけたまま絶頂を迎え、愛液が二人の間を行き来する。
 何度も腰砕けにされたチアキはそのまま気を失った。
 かろうじて意識のあったカナは、しばらく快感の余韻に浸ると、
 ハルカが帰ってくる前に自分とチアキの着替えを済ませた。



「ただいまー」
 長女が夕食の荷物を片手に帰ってきた。
「あ、おかえり~」
 何事もなかったかのように振舞うカナ。
「あれ? チアキは……って珍しいっ! チアキがカナの膝枕で寝てる!」
 自然なんだか不自然なんだかそうだった。
「私が教えていたら寝たんだ」
「え? あのカナに何が教えられるの?」
 驚愕の表情を見せるハルカ。
「おい。あの、ってのはどういう意味?」
「あ、いや、そのぉ~」
 思わず口を滑らせてしまったために、しどろもどろになる。
「そ、そうだ!」
 手をパンと叩き、
「今日は奮発してごちそうを作ろうかしら!」
「何っ! それは楽しみですっ!」
 目を輝かせるカナ。やっぱりバカだった。
「じゃあそのままチアキをよろしくね」
「分かりましたっ!」
 冷や汗を掻きつつキッチンへと向かうハルカ。
 どうやら彼女にはカナの背後の染みは見えなかったようだった。



「カナ姉さま」
 チアキがカナを呼ぶ。
「はっ! チアキはついにあのカナを姉と認めたわ!」
「また、あのって言ったな~」
「き、気のせいよ」
 笑って誤魔化そうとする。
「そうだぞ。気のせいだバカ」
 一転、チアキはいつも通りの呼び名に戻す。
「なぁっ! おまっ、いまっ、バカって!」
 ハルカは話が自分から逸れるのを感じると、隣の部屋に逃げた。
「バカをバカと言って何がおかしい?」
「せっかく私が教えてやったのに!」
「一度教わってしまえば関係ない」
「なぁっ!」
 するとチアキは顔を赤らめ、
「でも、そのなんだ、まだ教えることがあるんだったら、そのぅ、あのぅ、
 教わらないこともないぞ?」
 とりあえず教えるまでは普段通りに戻ることとなったご様子。
 今日も今日とて南家は順風満帆だった。

最終更新:2008年02月15日 21:48