「うぅ、ぐすん」
結局下着までチアキに剥ぎ取られて靴下を残す以外は産まれたままの姿になってしまった内田。
「次は何をするんでふかぁ?」
チアキはそんなことはお構いなしと速水先輩の指示を仰ぐ。
「そーだねぇ」
「じゃあとりあえず、チアキちゃんは内田ちゃんの胸を揉もうか」
「?」
「ふぇぇぇぇぇぇ」
チアキはなんだかよくわからない顔をしているが、内田も訳もわからず怯えていた。
「乳房なんて揉んで意味あるんですかぁ」
「習うより慣れろ、よ。いいからやってみなさいって」
「?」
チアキはまだわからなそうな顔をしているがとにかく内田の胸を揉んでみようとした。
「ダメ、だめ、駄目だったら」
内田は手を組んで防ごうてするが、それも速水先輩によって妨げられる。
「最初はあんなに乗り気だったんだから」
その顔には極上の笑顔があった。
ふに………ふに…ふにふに
「んっ……ゃ…はぁっ」
大きさ欲しい大会ではチアキを抜いての一位だった内田だが、チアキに揉まれてしっかりと感じていた。
「内田ちゃん、今どんな気持ち?」
速水先輩にとっては自分の予想以上の反応がでていたが、面白いのでこのまま続けるようだった。
「え……き、聞こえなアッ」
既に答えれる状態でなくなった内田、その小さな胸にはピンク色の乳首がピンと立っていた。
「あっ……だ………だめぇ」
既に顔は耳まで真っ赤で
力ない甘い声が出るが、それを止める術はなかった。
「チアキちゃーん、ちょっとストップ」
「はーい」
やっと終わるのかな、内田がそう思うのもつかの間
「次はおっぱい吸ってみようか」
更に過激な命令を出す速水先輩だが、本人は凄く楽しいといった感じのようで。
「? 私たちの歳じゃ、吸ってもなにもでませんよ」
「いいのいいの、さっきと同じ要領でとりあえずやってみて」
「や、ダメェ」
さっき少し揉まれただけでああなったのだ。
吸われればどうなるかくらい内田にもわかる。
「ふっ……いゃぁ………」
気持ちいい、勃起した乳首を吸われて少なからず内田はそう感じた。
それは今までに感じたことのないような快感でもあった。
ちゅーちゅー
まるで赤ん坊のように胸に吸い付くチアキ
交互に左右の胸を吸い、口をつけていない方はご丁寧に速水先輩が揉んでくれている。
「ふぁ、あん………ぁぁ」
時々チアキが甘噛みするのはより刺激的に感じる。
「あ……あ、ああっ」
内田はもう快感のベクトルが振り切れそうだった。
「だ、ダメッッッッッッッッッ!!」
「よし、チアキちゃん。次からが本番だよ」
チアキを止めて心底楽しそうに言う速水先輩。
「ん、あれ?」
そこで速水先輩はあることに気付く。
「あちゃー、こりゃダメだー」
残念そうにそう言う先輩。
内田ユカは失神していた、初めての感覚に驚いたのか、それとも達してしまったのか。
とにかく理由はわからないが内田は気を失っていたのだ。
「えー」
不服そうに言うチアキ。
今回彼女は所謂『攻め』に回って余り『おかしなこと』がなんなのかわからなかったので当然といえば当然か。
「んー、相手がいないからどうにもならないんだよー」
「相手ならまだいるじゃないですかぁ」
チアキは顔を真っ赤にして言う。
「へ?」
「先輩が直接教えて下さーい」
飛び掛かるチアキ、これでは内田の二の舞になってしまうと速水先輩は身構えた。
が
「はうっ」
脱いだ内田の服がチアキの足に絡まり転倒する。
そのままチアキは動かなくなった。
「チ、チアキちゃん?」
速水先輩は恐る恐る声をかける。
「すー、すー」
「ね、寝てるのか」
「あー、後始末どうしよっか、このままだとバレると驚かせないし」
この状況を見ても驚くというのは頭にないらしい。
「とりあえず服を着せとけばいいか、チアキちゃんは酔ってたし夢を見てたとこにすれば問題ないよね」
テキパキと二人に服を着せる、それが終わると玄関から声が聞こえた。
「マキったら風邪ひいちゃったんだ」
「うん、今日はこれないって」
「残念ねー」
「あ、速水先輩もう来てるよ」
買い物の帰りにでもちょうど鉢合ったのだろう二人がとたとたとこちらに歩いてくる音が聞こえてきた。
最終更新:2008年02月16日 23:41