つらら

風花の銀影 つらら
レアリティ:星4
属性:水
武器種:斬首
同時攻撃:1体
多段:3段
リーチ70の中衛
DPS:5924!
タフネス11……

かわいいは正義!正義は強い!つまり、かわいいは強い。はっきりわかんだね。

オークワードが溺愛しているユニット。ロリコンリーダーのリス娘とおなじくらい溺愛しているため彼のアイコンはほぼこのつららである。たまに彼はゴルド教で当てた星4ユニットをアイコンにしたりもするが、1日もたたないうちにまたつららに戻してしまう。初の星5ユニットであるアナーヒト、待望の使える星5お姉さんのアルセリア、そして彼の好みどストライクだったクラルテを当てた時でさえ数日すると結局アイコンはつららに戻っていた。

初期の初期こそアイコンはミーリャだったものの、その後はずっとつららである。あまりにアイコンを固定していたためか、セレス民のある方から「つららはオークワードさんのイメージですね」と言われる栄誉を受けるまでになった。

ただし、クエスト面で使われていたかというとそうでもなかった。原因はもちろんリーチの短さとタフネスである。上のステータスを見てほしい。リーチは70……。中衛にしては短すぎる。悪名高きウィンデールはおろか、たいていのシードモンスターの攻撃を受けてしまう。体力も高いほうではないので前衛にナイトルーンでもつけない限りはすぐに蒸発してしまうほどか弱い女の子なのだ。

しかし、ナイトルーンをつければどうにかなるじゃないかと帝国wiki読者は思うかもしれない。オークワードもそう思って、というかつららをどうにか実践で使えないかとあらゆる方法を試していたのである。前衛にナイトルーンをつける・2体同時回復ユニットを起用して前衛の負担にならないようにする・いっそのことつららを前衛として使うetc……
彼のつらら愛には脱帽である。

だが結果はすべて失敗した。それが2つ目の欠点・タフネスである。11って……ミャオピンじゃあるまいし(唐突なミャオピンディスり)。たしかに低祈りのギルバトでは2体同時回復のユニットを使うことでつららが死ぬことはなくなった。

ただし、攻撃はできなかった

ただし、攻撃はできなかった

大事なことなので2回言いました。
タフネスが低すぎてモンスターから攻撃を受けるごとに大きくノックバックしてしまうのである。アルセリアやアーデお姉さんがウィンデールぐらいしかノックバックしないとすると、つららはクイーンスピッツやワイバーンと同じくらい大きくノックバックしてしまう。そうなればリーチが届くまで再び走り出すので大きなタイムロスにつながってしまう。それどころか所定の位置まで戻る途中で攻撃をうけると再びノックバックして、大きく後退、戻る、後退、戻るの繰り返しである。結果せっかくの攻撃感覚の短さも生かせず主人公とモンスターのはざまで反復横飛びを繰り返していた。

なのでオークワードは彼女をルーンを5つ最低限まで覚醒させたのちは、通常クエストのタッチダウン要員ぐらいしか使わず、長い間日の目をあたることはなかった。そうあのルーンが登場するまでは。

そう、エグザントルーンである。
まずは効果を見てみよう。

”対象の残体力が半分以下の際、稀に対象を即座に倒す”

斬職らしい、一撃必殺を可能とするルーンなのだが、このルーンには隠された仕様がある。

1. 一撃必殺の発動率は装備ユニットの攻撃力に依存する。
2. 装備ユニットが多段攻撃の場合、一段ずつに試行機会がある(ただし、二段以降は一段目よりは発動率が低くなるらしい)

これを見ながらつららの長所を見てみよう

1. 攻撃力が高い(フル覚醒させて9,360)
2. 3段もの多段攻撃
3. 攻撃間隔が非常に短い(素で1.58)

んん? エグザントルーンってつらら救済のための実装じゃないか?

そう思えるほど、つららとマッチする。

エグザントが実装された当初はレイドだったのでオークワードでもさすがに一度に5オークも削ることができず、したがってエグザントの発動条件を満たせずじまいで終わってしまった。
しかし、その条件を簡単に満たせる大型イベントがあった。

そう、降臨であった。

オークワードは悩んでいた。
降臨イベントで使っていたのは中衛なしのスタブパだった。
当時はリブートが12秒かかるアウリエルしかいなかったので、スタブソウルを5回積みきるには12×4=48秒(最初はすぐにはつどうできるので1回分は減らせる)かかった。しかし、降臨モンスターは最初の20秒を過ぎると、攻撃パターンを変えてくる。もちろん攻撃チャンスの範囲攻撃もしてくるのだ。20~40秒の経過中に範囲攻撃をされてしまうと攻撃力が乗らないまま範囲攻撃が終わってしまうことが多々あった。そこで中衛を入れるアイデアを思い付いた。中衛を1体入れると、リブートも80%に短縮できる。さらにシュグラギの登場でリブートがさらに短縮できるようになった。これ6.4×4=25.6秒でソウルを積み切ることができる。たとえ20秒後から範囲攻撃がこようとも対応できるようになるのだ。

では、誰を中衛にするのか。
一応彼もマルクス(一時期マルシルがアイコンにしてたやつ)という中衛魔法を持っていたが、なかなか育成に踏み切ることができずにいた。しかしいつもの曜日クエスト周回中のパーティをみて思いつく。

つらら、つららか……つららっ!つららぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!!!

この思い付きによってオークワードはつらら育成に踏み切った。
いったんは手を引いていたゴルド教に手を染め、ひたすらダイヤをゴルドに錬成する。
400万ゴルド近くをつららにつぎこんで、手に入れてから半年たちようやくつららはフル覚醒に至った。

そして結果は……
彼のツイッターを見てほしい。
冷静な考察をしているように見えて内心首ちょんぱが成功して歓喜しているのであった。
最終更新:2016年10月17日 21:38