そして・・・・。とあるカフェで2人は合流した。
「こんにちは。」警部は、なんとか冷静に進めようとした。
「犯人誰ですか?」ハリ―には、もう他のものは見えていなかった。
警部は、「ええ、あなたの奥さんを殺したのは、このアメリカでも有名なギャング団、ドクロギャング団です。」
「じゃあ捕まえてください!」ハリ―の顔が、一瞬で明るくなった。
しかし、反対に警部は、少し申し訳なさそうになった。
「それが・・・証拠がないんです」
「何でですか? そのギャング団がやったのは間違いないんでしょ?」
「はい。あなた方ご夫婦が、住んでいたのは元あのギャング団の幹部の家だったんです」
「あのギャング団は、その男が団の勝手に抜けて、けじめをつけるために来たんですよ。」
「じゃあ捕まえられますよね?」ハリ―は、警部の話でより、明るくなった。
「いいえ・・・それがあいつらは、1回1回銃を変えますし、使った銃はどこかに処分するんです。どこから、手に入れているのかもわかりませんし、目撃者もいません。そして、もうその幹部は引っ越しているので、証拠がないんです。」
最終更新:2011年03月24日 12:49