第23話

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学徒出兵「……おお ひょーりみ か」
学徒出兵「きのうは たのしんだか」
学徒出兵「…… なんだか わからん うちに わが りょうどが はんぶんに なって しまったが ……」
学徒出兵「…… ……」
ひょーりみ「…… ……」
学徒出兵「ま まあ よい」
学徒出兵「それよりも ムコーニンの墓 では せわに なったな」
学徒出兵「それがし は うけた おんぎは けっして わすれぬ おとこ だ」
学徒出兵「そちら なにか のぞみが あれば いって みよ」
ひょーりみ は ふねにのりたい ことを つたえた
学徒出兵「ほう ふねに? そうか そうか あれは よいもの だ」
学徒出兵「では そちらには これを やろう」

なんと ひょーりみ たちは じょうせんきょかしょう をてにいれた!

学徒出兵「ひょーりみ よ かいてきな ふなたび をな」
学徒出兵「……しかし はんぶん か やれやれ はー」



~出兵国~

※《コマンド》
→はなす   しらべる
 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

※「やあ ここは 出兵国の みなとだぜ」
※「え? ふねに のりたい だって?」

ひょーりみ「→はい
       いいえ」

ひょーりみ は じょうせんきょかしょう をみせた

※「お? あんたが 出兵陛下 を たすけた ゆうしゃ ひょーりみ か」
※「はなしは きいてる ぜ 可児帝国 いきで いいなら えんりょ なく のりこんで くれ」

ひょーりみ たちは ふねに のりこんだ

※「だいたい 4日 くらいで とうちゃく する からな」
※「それまでは まあ くつろいで くれよな ゆうしゃ さま!」



ひょーりみ たちの ふなたび は かいてきに すぎて いった
しかし みっかめ の夜

じけんは おこった !!!


~船上~

ばん!!
ひょーりみは とびらを あけて せんしつを とびだした !!
ひょーりみ「おい ネロ! ロコふる! この バカやろう!!」
ひょーりみ は ロコふるーちぇ の せんしつ の とびらを がんがん けっと ばした
ひょーりみ「でてこい この アホ めいしゅ!」
ロコふるーちぇ「…… そうぞう しい やつだな そんなに さわが なくても ちゃんと きこえて いるぞ」
ロコふるーちぇ「せっかくの すばらしい うみの たびが おまえの そうおん で だいなし じゃないか」
ひょーりみ「きどってる んじゃねえ カス」
ひょーりみ「めいしゅ みずから S&S2 の どうめい を ずたずたに するような ことして どーすんだ ボケ」

八戸「…… これは いったい なにごと で おじゃる」
うんぴ「トラビアン で もめてる んだよ」
八戸「むう ふなたびの ひまつぶし で はじめた ブラウザ ゲーム ごときで ゆうしゃ いっこうが なかま われとは なさけない でおじゃる」
うんぴ「いや ひょーりみ が おこるのも もっとも だよ 俺も ドゥーチェ には あきれた ……」

ロコふるーちぇ「俺は じぶんに はじる ような ことは なにも して ないぞ おのれの しんねんに したがって こうどう したんだ」
ひょーりみ「テメー むね はってん じゃねえ どうめい もめさせた せきにん とりやがれ」
ロコふるーちぇ「せきにん なら とった 俺は すでに トラビアンを クリアした」
ひょーりみ「…… そんな せきにん のとりかたが あるか カス! しんじ まえ!」
ひょーりみ「もー テメーとは いっしょに なんか やって らんねー」
ロコふるーちぇ「…… わかった」
ロコふるーちぇ「可児帝国 の みなとに ついたら 俺は パーティー から ぬけよう」
ロコふるーちぇ「しょくん ながい あいだ せわに なったな バカヤロウ !!」

ロコふるーちぇ は ふんぜん と じぶんのしんしつに はいってしまった

うんぴ「ど どーするよ 八戸」
ひょーりみ「けっ あんな バカ ほっときゃ いーんだよ ばかたれ」
八戸「…… まあ きっと ふたりとも みなとに つく ころには あたまも ひえて いるで おじゃる」
八戸「……」
八戸「それに きたい するしか あるまい」




~ひょーりみ の船室~

ひょーりみ は いらいらして なかなか ねむれない!

ひょーりみ「けっ あの バカ ロコふる め……」

ドォーン!!!!!!

ひょーりみ「あ?」
ひょーりみ「な なんだ この ゆれ?!」

とおくから せんいん たちの さけびごえ がきこえて くる

声1「やばい つなみだ!!」
声2「だめだ かいひ できない ぞ~」
声3「しずむ このままじゃ ふねが しずむ ぞ !!!!」

ひょーりみ「…… おいおい」
ひょーりみ「そうだ ほかの れんちゅうは だいじょう か?」

ひょーりみ はベッドから とびだした
しかし ゆれに あしをすべらせ ごうかいに ころんで しまった!

ひょーりみ「ぐぎゃ!」

ひょーりみ は はげしく あたまを うちつけた

ひょーりみ「……ちく しょう……」

ひょーりみ の いしきは ゆっくりと うしなわれて いった……

ドォォォーーーーンンンン !!!!




~どこかの海岸~

ざざーん ざざーん
…… なみの おとが きこえる ……

ひょーりみ「……うーん」
ひょーりみ「うーん うーん」
ひょーりみ「…… はっ?!」
ひょーりみ「…… ここは どこだ? オレたちは どうなった んだ?」
ひょーりみ「あ!! !! !!!」


※《コマンド》
→はなす   しらべる
 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

うんぴ「…… うーん」
うんぴ「うーん うーん」
うんぴ「……あ !!!!」
うんぴ「…… ひょーりみ! 俺たち たすかった ?!」
ひょーりみ「ああ どうやら そうみたい だな」
うんぴ「ここ どこ?」
ひょーりみ「…… わかんね」
とりあえず うんぴ が なかまに くわわった!!



※《コマンド》
→はなす   しらべる
 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

八戸「…… ……」
八戸「…… む?」
八戸「おはよう でおじゃる」
八戸「…… あの あらしさえ のりきる とは さすがは まろで おじゃるな ほっほっほ」
八戸「ところで ふねは どこで おじゃる?」
ひょーりみ「わかんね たぶん しずんだ んだろ」
八戸「まろたち だけ なんとか ここに ながれ ついたで おじゃるか」
八戸「そういえば ドゥーチェ は どこで おじゃる?」
ひょーりみ「そう いえば…」

とりあえず 八戸のぶなが が なかまにくわわった!


※《コマンド》
 はなす  →しらべる
 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

ひょーりみ たちは あたりを みまわした
しかし どこにも ロコふるーちぇ のすがたは みあたらない!!

ひょーりみ「…ロコふる…」



うんぴ「…… まさか ドゥーチェ……」
ひょーりみ「……」
ひょーりみ「…… ……」
ひょーりみ「…… まあ ふるーちぇ なら だいじょうぶ だろ」
ひょーりみ「てめーらと おんなじで ころしても しにそう もない キャラだぜ ありゃ」
ひょーりみ「ここじゃ ない どっかの かいがん にでも ながれ ついてん だろ きっと」
ひょーりみ「…… …… ……」
八戸「…… そうで おじゃるな それよりも ひょーりみ ここは どこで おじゃる?」
ひょーりみ「さっぱり わかんね」
八戸「ならば じゅもん をつかって どこかの まちに もどるで おじゃる」
八戸「このまま やみくもに みしらぬ とちを あるいて そうなん するよりは よいで おじゃる」
ひょーりみ「おお そりゃそーだ」
ひょーりみ「んじゃあ ……」

ひょーりみ は ルーラ をとなえようとした
ひょーりみ「……あり?」
しかし つよく あたまを うった ショック からか ひょーりみ は ルーラ の じゅもんを おもいだす ことが できない

うんぴ「ええー」
八戸「なんと」
ひょーりみ「めんぼくねえ みなのしゅう」
ひょーりみ「たぶん ゆっくり やすめば おもいだす とおもう んだけど な」
ひょーりみ「…… しゃーねえ から ちょろっと あるいて みようぜ」
ひょーりみ「すぐ ひとざとに つけりゃ いいん だけどな」

ひょーりみ たちは ロコふるーちぇ のそうさくを あきらめ たびを つづける ことにした


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最終更新:2009年03月03日 18:40
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