第33話

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~廃墟~

※《コマンド》
→はなす   しらべる
 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

※「めらめら めらめら さむい なにも みえない……」
※「わたしの 名は 諸徐幕 かつては 大珍帝国 の 三大将軍 の ひとりに かぞえ られた おとこ」
※「しかし いまは さまよえる ぼうれい にすぎ ない」
※「ああ ◆W0wczkw01o さまは いま いずこに ……」
Wなんとか「…… ……」
Wなんとか「ここに いる」
※「!!!!」
※「その おこえは ◆W0wczkw01o さま!! ほんとうに ほんとうに そこに おられる のですか ……」
Wなんとか「…… ああ」
Wなんとか「すまない 諸徐幕」
Wなんとか「俺たち 王家の にんげんの ちから が たりなかった ばかりに 大珍帝国 は ほろぼ されて しまった」
Wなんとか「おまけに みなを ぎせいに しておき ながら 俺は ひとり おめおめと いき のびて しまった」
※「おおお …… おおお ……」



Wなんとか「…… だが くにを ほろぼした やろうは ぶっころし たぞ 諸徐幕」
Wなんとか「そんな ことで おまえ たちへの わびに なるとは おもえ ないが かたきは とること ができた」
※「おおお おおおお」
※「あたま など さげられ ますな 姫」
※「われらは 姫が いきて おられた ことが ほんとうに うれしい」
※「おまけに われらの むねんを はらして くださる とは……」
※「この 諸徐幕 姫に おつかい することが できて ほんとうに ほんとうに うれしい ですぞ……」

しゅういから 「姫! 姫!」 という かんせいが あがった
いつのまにか Wなんとか のまわりに じょうぶつ できない 大珍帝国 のれい たちが あつまっている

※「これで おもい のこす ことがない」
※「ありが とう ござい ました 姫……」
※「どうか おしあ わせに なって くだされ ……」

れいたちの すがたが うっすらと きえていく
大珍帝国 の ぼうれい たちは じょうぶつ できた ようだ……

Wなんとか「…… ……」
Wなんとか「いこう ここには もう なにも ない」
Wなんとか「俺たち にはまだ やること が のこって いる」

Wなんとか の 乙女の祈り のとくぎ が きょうかされた!!



~八戸パーク~

信猛「ようこそ ここは いま いちばん いきおい のある 町」
信猛「おお これは ひょーりみ どの!」
信猛「みて ください! ついに じんこうが 50 にんを こえました ぞ!」
信猛「これで もう むねを はって 町を なのる ことが できます」
信猛「これも すべて のぶなが公 の いこうの たまもの です」


のぶなが「よいせ でおじゃる こらせ でおじゃる」
のぶなが「おお ひさしぶり でおじゃる な ひょーりみ」
のぶなが「たびの ほうは じゅんちょう で おじゃるか?」
のぶなが「ん? まろは いま なにを しているか でおじゃるか?」
のぶなが「みての とおり まろ みずから くわを にぎり たはたを たがやして おるで おじゃる」
のぶなが「いまは まだ この町は ちいさいで おじゃる から みな なんでも やらねば ならんで おじゃるよ」
のぶなが「メガロ ポリスは まだまだ とおいで おじゃるなあ」


※「ようこそ いらっしゃい! ここは 八戸パーク はつの めがねや です」
※「いま とうてん の 大ヒット しょうひん は のぶなが公 ブランドの メガネです」
※「さんせん じゅう から ちゅうもん がさっとう して おお いそがし ですよ わっはっは」
※「え? あなた がたも おひとつ ほしい んですか?」
※「八戸メガネ は かんぜん よやく せいに なって るんです もうし わけ ありま せんね」




~可児帝国~

※《コマンド》
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 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

※「ようこそ よく きなすった ここは 可児帝国 の みやこだぜ」
※「しかし あんた たいへんな ときに きち まったな」
※「つい こないだ まで このくには へいわ そのもの だった んだが」
※「いきなり ていきせん は ちんぼつ するわ」
※「可児江敬三 へいかは なにもの かに あんさつ されて しまうわ」
※「おまけに ……」
※「おっと えいへい の めが ひかってる これ いじょうは とても いえん くわばら くわばら」
※「とにかく たびのひと いそいで このまち から にげた ほうが いいと おもうぜ」


※《コマンド》
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 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

※「ううう ……」
※「きのう しゅじんが へいたい さんに おしろの ろうやに つれて いかれて しまい ました」
※「ほんの ちょっと あたらしい 王様の わるくち を いった だけなのに」
※「これから わたし たちは どうやって くらせば いいの でしょう ……」




※《コマンド》
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 つよさ   そうび
 じゅもん  どうぐ
 かいだん  とびら
 そうだん

可児兵士「……むむむ?」
可児兵士「みたことの ないかお だな」
可児兵士「いったい どこから ここへ やってきた?」
可児兵士「…… なに? 大珍帝国 だと? バカな ことを いうな!」
可児兵士「大珍帝国 は とっくの むかしに ほろびて いるでは ないか! あんな ところ から くるのは 亡霊だけだ」
可児兵士「あやしい やつめ! おまえたち 反乱軍の すけっと だな」
可児兵士「へいかに さからう おろか ものめ! だれか こいつを ひっと らえろ!」
ひょーりみ「おいおい ちょっと ちょっと」
ひょーりみ「マジ いみ わからん だし」
可児兵士「ええい ていこう する つもりか」
可児兵士「おとな しく おなわに つけい」

ひょーりみ たちは なにが なんだか わからない うちに 可児帝国 の 兵士 たちに とらえられ れんこう されて しまった!!


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最終更新:2009年03月03日 18:46
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