~カナン界
帝政ブランカ
イザベラ平原を中心とする広大な国土と豊かな産業を誇る国家
貴族制が布かれ、特権階級と鏡像使いが領民を支配する
リゾルート教団への支援を積極的に行っているため、領民にはコーラス(リゾルート教徒)が多い
カナン界における大規模な西部遠征により、多くの植民地を得た
1008年、有力貴族であるラインホルト爵による君主廃止論からの市民革命が勃発
同年3月3日のアイリッス回廊陥落を契機とし、ブランカ全土で騒乱が発生
マグナス王国執政官スフォン・レイカー公爵を議長とした臨時国民議会が発足
革命の進展とともに封建制度は瓦解した
3月15日、同タイミングでマグナスが宣戦布告
ブランカ革命戦争が勃発し、防衛線の要である『虹の橋』が陥落
4月22日、トルミナへと亡命していた15代ブランカ皇帝グリュモワールが処刑される
反抗勢力の掃討を名目に革命政府は次々と皇族を幽閉、処刑していったが
諸外国との騒乱は未だ継続している
マグナス王国
ネレイドと呼ばれるハイエルフとヒトが築いた小国を基盤とする王政国家
海洋に面しているため、ファートゥム半島を主軸として西部列島や臨海部を支配していった
仙女戦争の際には連合国軍を纏め上げ、神々に立ち向かったという伝承も残る
イヴァーン革命時にブランカと対立し、現在でも摩擦が起こっている
1008年3月15日、女王ユノの摂政であるペクティオ・フェルナンドが神聖ブランカ帝国に対し宣戦布告
革命政府との連携により、ブランカの領内の植民地や各主要都市を次々に制圧させていった
しかし、ブランカ支持を掲げる諸外国との擦れ違いなどは未だ解決されておらず、膠着状態に陥る
トルミナ連邦
山岳地帯のオーク種、ドワーフ種などで構成される小国が自治、独立を訴え、ムスプル同盟を結成
農民兵で構成された同盟軍がブランカの地方軍に勝利
後に加盟国を増やして行き、917年、ブランカ政府との間に条約を締結
正式に国家として確立した
農業を主軸とする産業は非常に安定しており、それに相まって各国の融資により敷設された
エキドナ鉄道により、経済は飛躍的に安定した
エアリアール自治区
世界的に浸透している、カナン界を創造した男女神シャブニグラス、ヨグソトートを崇拝するリゾルート教団を統べる中心都市
リゾルートの神殿を中心に、主に商業地帯が広がる
戒律はゆるく、ある程度のモラルや規則を守れば居住が許される
鏡像使いやプレーンなど、多くの人種で構成される移民の街でもある
リゾルート教皇ダーレスにより運営される
『アイギス』と呼ばれる独自軍隊を保持し、この集団の幹部は
他国に対しても強い影響力を持つ9人で構成される(九大黒)
この九大黒はそれぞれが独自の異なる指揮系統にあり、その権限は他国の軍隊の上級将校にも匹敵する
中央都市オウル
エキドナ鉄道の敷設とともに発展を遂げた都市国家
広大な学園都市として成り立っており、中央にはランドマークともいえるクワシール塔大学が存在する
他国へ結ばれる巨大なターミナルも有名
義体に関する開発計画ノスフェラトゥ・プランが大学で提唱されるも、
イヴァーンのクーデターによりフェードアウトする
アルヴヘイム
ブランカ帝国との間に和平を結んだ、妖精を中心に機能する国家
魔法を用いた技術が発展しており、そのポテンシャルは計り知れないものの、
一般の住民は頻繁に魔法を使用することは少ない
オウルのクワシール大学にも学者を派遣しており、科学力に関しては世界一と言ってもいい
ノスフェラトゥ・プランにも関与していたものの、ブランカ政府により計画自体が凍結された
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