対話型で各種レポートを作成するためのプロシジャである。
構文
PROC REPORT DATA = SASデータセット名 オプション ;
COLUMN 変数1 変数2 … ;
DEFINE 変数1 / 変数定義オプション ;
DEFINE 変数2 / 変数定義オプション ;
DEFINE 変数3 / 変数定義オプション ;
その他 (break,computeなど) ;
run;
COLUMN : 出力したい変数を指定。ここで見出しの見出しを指定することもできる。
DEFINE : COLUMNステートメントで指定した変数の細かい設定を行う。
・オプション
nowd(nowindows) … windowモードを表示しない。
headline … 見出しの下にラインを引く。
headskip … 見出しの下に一行空白をはさむ。
ls(linesize) … 行の長さ。(A4…約150~160)
ps(pagesize) … 1ページの行数。(A4…50~60)
center/nocenter … レポートおよび要約テキストを中央に配置 / 左寄せで配置するかを指定。
split = … 指定した文字で折り返す()
missing … 欠損値をグループ変数、順序変数とみなす。
formchar(3,7)='*#' … レポート罫線文字として使用する文字を定義。
・変数定義オプション
width = 幅 (単位:byte) … その変数を表示する際の幅。
spacing = 幅 (単位:byte) … その変数と左隣の変数の間に入れる空白を指定。デフォルトはspacing = 1。
flow … widthで指定した文字で折り返す。(split = を指定した場合は原則flowを入れる)
”column-header ” … 変数に対する見出し、’か”で囲む。
left|right|center … 左寄せ|右寄せ|中央
format = フォーマット名 … 表示する際のフォーマットを指定。
group … 指定した変数をグループ化。→重複削除。
order = … 表示順を指定。( order = data )
break after グループ変数 / skip … 指定したグループ変数(defineで指定)の値が変わると、1行空白行が挿入される。
break after グループ変数 / page … 指定したグループ変数(defineで指定)の値が変わると、改ページされる。
compute 位置 グループ変数 ; … 位置にはaftre/beforeを指定、指定したグループ変数ごとに線を引く。
line @1 180*"__"
endcomp ;
<SAMPLE>
/*REPORTプロシジャ*/
/*テストデータ*/
data dummy;
item = "aaa";
ae1 = "ae1";
cnt = 999;
pct1 = "xxx(xxx%)";
output;
item = "bbb";
ae1 = "ae1";
cnt = 999;
pct1 = "xxx(xxx%)";
output;
item = "ccc";
ae1 = "ae1";
cnt = 999;
pct1 = "xxx(xxx%)";
output;
run;
最終更新:2008年10月13日 00:04