☆青龍
涼宮青龍
青龍「普通の人間には興味ないの!
宇宙人か異世界人か超能力者がいたら私のところに来なさい!以上!!」
独占欲in青龍
青龍「わたくしは前世からお嬢様におつかえしているのよ…うふ、うふふ、お嬢様は誰にも渡さない…」
=其の弐・青龍の休日=
青龍「しかし、どうしよっかなぁ……。 ……あ、そう言えば近所に新しい和菓子屋さんができたっけ!
そうだ、蕨餅、蕨餅を買いに行こう! ワラビモーチ! ワラビモーチ!!」
??「テレッテーーテッテッテッテー♪ テレッテーーテッテッテッテー♪」
青龍「……ん? 何?」
??「ケチャダンス! ケチャダンス!!」
ジタバタジタバタ……
青龍「……何やってるんだ、あいつは……。確かTwelfth Styleとか言ったっけ、あいつの名前……」
12th「筐体に乗ってはいけません! 弐寺はセッションプレーは出来ません! ケチャダンス!!」
青龍「…………」
12th「UHEHEUHEUHEHEHEUHEUHEHEHEUHEUHEUHEHEHEUHEUHEUHEHEUHE!!」
青龍「おい…………」
12th「キュンキュンキュンキュンキュンキュン♪」
青龍「…………」
12th「( ゚д゚ )彡」
青龍「……こっち見るな」
12th「…………テレッテーーテッテッテッテー♪ テレッテーーテッテッテッテー♪」
ジタバタジタバタ……
青龍「ケチャダンスで行っちまった……。ま、私にはどうでもいっか。さて、それよりも蕨餅っと。
ワラビモーチ! ワラビモーチ!! ワラビモーチ!!! ペーパー草♪」
青龍「あ、ここだここだ。店内でも食べられるおしゃれな和菓子屋、『橙色特別室』」
スーッ……
カゴノトリ「いらっしゃ……、あ、青龍さんじゃないですか」
青龍「え? 何であなたがこんな所にいるのよ?」
カゴ「あ、今は私、ちょっとここで働いてるんだ。……あ、それでご注文の方は?」
青龍「それなんだけど、ねぇ、前に噂で聞いたんだけど、極上の蕨餅があるって本当? それが欲しいんだけど」
カゴ「えっと……。……ごめん、ちょうどたった今、売り切れちゃったところなの」
青龍「何ーーーーっ!?」
カゴ「えっと、ほら、そこにいるお客さんが最後のを買っていって……」
青龍「へっ? …………って、お前かーーーっ!!!」
12th「( ゚д゚ )?」
青龍「だからそんな顔でこっち見るなっての……。ともかく、よくも、よくも……、私の青春の蕨餅を……っ!!」
12th「いや、青春とか言われても……」
青龍「(普通に喋れるのか……)しかもよく見ればあんた、一体幾つ買ってるのよ!」
12th「いや、蕨餅3人前に挑戦しようと、3箱……」
青龍「きえーっ!! そんなんに挑戦するなーー!! コロスコロスコロス!! ワラビモチノウラミハコワイゾー!! ペーパーペーパーペーパーソソソソー!!」
カゴ(青龍さんが壊れた……)
青龍「ワラビモーチ! ワラビモーチ!! ワラビモチノサバキヲオマエニ・・・!! キエエエエエエエエエエ!!!!」
12th「…………元の値段で買い取るなら、譲るぞ」
青龍「あら、そう? 悪いわねー」
カゴ(……未だに私、この人のキャラがよく分からないなぁ……orz)
12th「いや、いいわもう……(何だかここで譲らないととんでもない目に合いそうだし……)」
青龍「ん? 何か言った?」
12th「何でもねぇよ……。しかし、あんた達ってあのゲートの所にいるんじゃねぇのかい?」
青龍「ああ、今日は訳あってそれは問題ないのよ」←蕨餅を買い取る
12th「何があるかは分からんが……、まぁいいか。 しかし、そんなに蕨餅が好きなのか」
青龍「そりゃもう! 間違いなく蕨餅は至高のお菓子よ!」
カゴ「そうなんだ……」
青龍「ああもう叫びだしたくなっちゃう! ワーラビモーチ!」
12th「…………ワールルルルァビモーチ……」
カゴ「??」
青龍「……ワールルルルァビモーチ?」
12th「ワールルルルァビモーチ!」
青・12「(゚∀゚)」
カゴ「…………???」
青龍「ワールルルルルァビモーチ!! ワールルルルルァビモーチ!!」
12th「テレッテーーテッテッテッテー♪ テレッテーーテッテッテッテー♪」
カゴ(……何か共鳴してるーーー!?)
青龍「ペーパーソーソー! ケチャダンス!!」
12th「ペーパーソソソー! UHEUHEHE!!」
カゴ「……と、とりあえず2人とも静かにしてくれません……?」
12th「ワーラビワーラビケチャケチャダンス!!」
青龍「ペーパーソーソーテレッテーーテッテー!!」
12th「ペーパー ( ゚д゚ )彡そう! ペーパー ミ( ゚д゚ )そう!」
青龍「ペーパーペーパー ( ゚д゚ )彡そう! ミ( ゚д゚ )そう! ( ゚д゚ )彡そう!」
カゴ「…………(ピキッ)」
12th「え~、次は~~……」
青龍「わ~~~~~~~~~らび、わ~~~~~~らびd……」
カゴ「2人とも、いい加減にしなさーーーいっ!!」←穴DPモード
バキッ!!
青・12「あ~~~れ~~~~~~!!」
☆朱雀
~朱雀の書斎~
コン コン
朱雀「入れ」
白虎「失礼します」
バタン
白虎「スーちゃん…私早さが妙だし、せいちゃん(青龍)やブッチ(玄武)みたく花がないじゃん…スーちゃん、なんかアイデアないかなぁ」
朱雀「シッ!声が大きい!ダメじゃないのシロにゃん」
白虎「スーちゃんも使ってる~(^-^;) で、本題はパッとする何かがほしいんよ」
朱雀「うーん、ちょっとまってね…(アイデアねぇ、ぶっちゃけるのも可愛そうだし…あれ、そもそも"びゃっこ"ってどう書いたっけ?えーとえーと、ヤバ!かけね!返事かえさないと…そ、そうシロにゃんだから…)」
白虎「スーちゃん長いよ?」
朱雀「・・・ねこ」
白虎「ねこ?」
朱雀「そ、そう!ねこっぽさが必要なのよ!世論では猫耳は流行ってるしアロe(ry」
白虎「わかったわ!これでポコポンから人気を奪回よ!じゃ!」
バタン!
玄武「スー姉ちゃん入るよ~」
朱雀「y━~~~・・・」
玄武(あれはなにか考えてるんだ・・・)
=朱雀の休日=
嘆き「……で、結局あなたは戻ってきちゃったわけね」
朱雀「はい……。やはり万が一と言うこともありますし、それに私は家でも十分に休めると思ってますので……」
嘆き「ま、そうしたいのなら別に無理に外に行けとは言わないわよ。好きにしなさい」
朱雀「そう言っていただけると……。お嬢様、お茶でもお淹れしましょうか」
嘆き「ええ、ありがとう」
朱雀「……ん? お茶…………」
嘆き「どうしたの、朱雀」
朱雀「折角今日一日は暇なわけですし、何かお茶に合うような料理を作ってみようかと」
嘆き「ああ、いいわね。クッキーとかケーキとかそういうの?」
朱雀「そうですね、夕食前には皆も帰ってくるでしょうし、食後のデザートのような感じで……」
嘆き「いいじゃない。……でも、材料はあったかしら」
朱雀「それよりも前に、何を作るかを決めないといけませんし」
嘆き「そうねぇ……。私はクッキーよりもケーキの方が好きなんだけど……」
朱雀「そうですね……。ちょっと本を持ってきますね」
…………
……
ペラ……ペラ……
朱雀「んー……、しかし、何がいいでしょうかね……」
嘆き「そうねぇ……」
朱雀「……そうだ、お嬢様も私と一緒に作ってみませんか?」
嘆き「え? いいの? 正直私、全然料理の経験が無いし……」
朱雀「分からないところや難しいところは私が教えます。……どうでしょうか」
嘆き「……分かったわ。それじゃあ、そうさせてもらうわ。……こういう休日もいいわね」
朱雀「ええ」
嘆き「……あ、私はこのチーズケーキがいいわね」
朱雀「チーズケーキですか。そうですね、それ程作るのも難しくありませんし、そうしましょうか」
嘆き「材料は……足りないわよね」
朱雀「はい……。それでは、私が買い物に行ってきますね」
嘆き「ええ、お願い」
朱雀「…………」
バキッ! ズガッ! ドスッ!!
朱雀「……あ、あの、お嬢様。そんなに激しく砕かなくていいですから……。粉にする必要はないんですし……」
嘆き「あ、そうなの、ごめんなさい。……でも、このクラッカーってちょっと普通のと違うわよね」
朱雀「グラハムクラッカーですね。それは小麦の皮や胚芽を取らないで作ったクラッカーなんですよ」
嘆き「ふーん……。材料も奥が深いのね……」
朱雀「それでは私はバターを……」
…………。
嘆き「朱雀、ちょっといい? 生地を混ぜる加減はこのくらいでいいのかしら」
朱雀「えっと……。はい、いい感じです。先ほどから見てましても、お嬢様って結構筋がいいと思いますよ」
嘆き「あ、そ、そう? 何か照れるわね。 ……もしかして私、未来のパティシエ?」
朱雀「…………そこまでは……」
嘆き「…………」
朱雀「ま、まぁ、それは置いておいて、それではそれを型の方に移して……。そうそう、ゆっくり流し込んでください。
それで最後にへらで表面を平らにして、終わりです」
嘆き「……これで、いいかしら?」
朱雀「そうですね。では、もうすぐオーブンも温まりますから、そうしたら焼きましょうか」
嘆き「ええ。……何だか凄く楽しみ。……ねぇ、また機会があったら一緒にいいかしら?」
朱雀「はい、勿論です」
…………。
嘆き「……もう少ししたら焼けるかしらね」
朱雀「ええ。あと15分位かと」
嘆き「そう。……んん~~っ!! でも、こういう休日もいいわねぇ……」
朱雀「はい。いつもは私達、本当に慌しいですから……」
青龍「ただいまーー」
嘆き「……あら? 青龍よね、今の声。しかも、その他にも何人かの声が聞こえる気が……」
朱雀「確かに……。あ、私、お茶の準備をしてきますね」
嘆き「頼むわ」
朱雀「あら?初めて見る顔ね。」
青龍「ええと・・・なんだかんだでついてきちゃって。」
12th「テレッテーテレテッテッテー テレッテーテレテッテッテー」
朱「うーん、なんだか嫌な予感がするわ・・・。」
雪月花「ポコポン?」
12「テレッテ?」
雪「ポコポンポン!」
12「テレッテーテレテッテッテー!」
雪「ポコッポーポコポッポッポー!」
朱「ああ・・・やっぱり・・・。」
青「共鳴しちゃったわね。」
雪「筐体にポコポン!セッションはポコポン!」
12「テレッテーテレテッテッテー! テレッテーテレテッテッテー!」
雪「焼きそばポコポン!」
(ダッダッダッダ・・・)
白壁「どうした雪月花ぁ!!!!!どういうことだぁ!!!!!!」
雪「タッチパネルはポコポンポン!」
最終更新:2009年03月10日 22:12