今回予告
「ねえ、今日は何の集まりだったっけ?」
児童公園に集まっていたグループの誰かが言った。
ふとあなた達が互いを、周囲を見回すと、そこには多種多様な人々が集っていた。
年齢性別、人種どころか人魔さえ区別なく、集まっていた。
しかし、あなた達はどうしても思い出すことができない。
あなた達がどうしてここに集まっているのか。
「とても大切な物を忘れているような、そんな気がする」
児童公園の滑り台の上をぼんやりと眺めながら、誰かがつぶやいた。
ビーストバインドトリニティオンラインセッション
「ツバサ団最後の事件 ~さらば大総統~」
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。
レギュレーション
使用ルールブック・サプリメント
基本ルールブック
ディケイド
ドミニオン
アドヴェント
使用経験点:20点
選択ルール:PC有利なものは基本的に全部載せ。大罪もどうぞ。
PCハンドアウト
PC1
シナリオ絆:グループのリーダー
推奨カヴァー:なし
推奨ブラッド:なし
あなたは知っている。このグループをまとめていた、リーダーの存在を。
しかし、その姿、その声はどうしても思い出すことができない。
とても大切な人だったはずだ。なのに、思い出すことができない。
あなたは強く違和感を覚える。
今、立ち止まっていてはいけない。
自分の中のどこかからそんな言葉が泡のように浮き上がっては消えていく。
あなたは行動を開始する。この違和感の正体をつきとめるために。
PC2
シナリオ絆:記憶の片隅に存在する少女
推奨カヴァー:なし
推奨ブラッド:なし
あなたは知っている。このグループにかつて確実に存在し、今はいない少女の存在を。
しかし、その姿、その声はどうしても思い出すことができない。
とても大切な人だったはずだ。なのに、思い出すことができない。
あなたは強く危機感を覚える。
知らないうちに大切なモノが手からこぼれ落ちるような。
自分の中のどこかからそんな感覚が泡のように浮き上がっては消えていく。
あなたは行動を開始する。この違和感の正体をつきとめるために。
PC3
シナリオ絆:大切な思い出
推奨カヴァー:なし
推奨ブラッド:なし
あなたはたしかに覚えている。夢のような日々を。
一抱えもある大きなクレープをみんなで分け合ったことを。
誰かが私有するジャンボジェットに乗ったことを。
老人ホームを脅かした暴走族を更生させたことを。
クライシス星人の傭兵団を撃退したことを。
しかし、どうしてだろうか。
周囲の者は一人もそのことを覚えていない。
この記憶は、夢のような日々は、夢でしかなかったのだろうか?
そんなことはない。決して、そんなことはない。
自分の中からそんな感覚が泡のように浮き上がっては消えていく。
あなたは行動を開始する。この記憶が夢ではないことを確かめる為に。
最終更新:2015年08月12日 15:08