プラネタリウムプロット

真相:いにしえの映写機が起動していた。一種のティアストーン炉で、想いが原動力になっている。

事件の地域:寂しヶ原(広い夜空が楽しめる)
事件の季節:秋(中秋の名月)
事件のボス:悪意の精霊「スターゲイザー」

シナリオ名:「あの星の理由」

プロローグ
発端:ハリネズミ族が《探検》にやってきて、遺跡を一つ発掘した。それ自体は彼の功績だったけれど、彼は映写機の「ふた」を手に入れて満足して帰ってしまった。そうして、映写機は、満点の星空を映し出す。
その隣に、「大きな影」が座り込んでいた。

オープニング
困りごと:まんまるお月様のお祭りなのに、お月様が顔を出さない。なんでだろう? こんなに星はきれいなのに?
異変に気付く者:まよい森のリス族の国王ホーラス。彼は星見台と呼ばれる場所で、宵闇の君と呼ばれるフクロウの女王と、星空を見上げながらクッキーをわけっこするのが大切な楽しみだったから。
星の異変に気が付いた。

ストーリー1
まよい森から寂しヶ原の遺跡までの道のり
乗りフクロウに乗って。

ターニング
偽りの星空は、寂しヶ原の遺跡、小さなプラネタリウムの天井が壊れて、そこからふたの開いた映写機が映し出していた。
遺跡に入っていくならばストーリー2へ。

ストーリー2
遺跡の入口から映写機までの道のり。
途中、星に関する話をしたい。(やりたいこと)

エンディング
悪意の精霊スターゲイザーは星を見る。
星になってしまった人々のことを想いながら。
悲しみに暮れ、もういいじゃないかと諦めた。
偽りの星空を見上げて、争う気持ちなんかなくて。
戦えば戦うほどにスターゲイザーの悲しみは増す。
そうして、その悲しみは映写機を回してしまう。

映写機を壊すか、スターゲイザーを説得することで、
スターゲイザーは黒い霧となって消える。
説得するには、冒険or騎乗、感覚or学問、説得or心話にて。
映写機を壊した場合は恨み言を。

説得した場合は感謝の言葉を残して。
「偽りの星空を見て、過去ばかりを見ても。あのひとはかえってこないわね」
「ありがとう、小さなお星さま」
「地上の輝きを、思い出させてくれて」
「大きな星の導きが、あなた達にもありますように」

エピローグ
星のない夜、時折、昔を懐かしみたくなった者の為に。
映写機は小さなプラネタリウムとして、悲しみを癒すティアストーン炉として、ささやかな上映会をするのだった。

「過去は、明日のためにある」
(星の、過去の光は、明日への道を照らしてくれるみたいな)

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最終更新:2016年09月16日 12:44