モノトーンミュージカル最終演目

伽藍に神の正しき御標は下るのか
→下るが、それを認識することができなくなっている。

最終演目の流れ

鏡を割ろうとすると、鏡が光る。(前回からの引き)

ありすと語り手が箱庭の載ったテーブルを囲んでいる
ありすは金縛りにでもあったように、身動きできず声も出せない。

語り手の独演。人形劇の真実。リカの回想。
(幕を使って、幕の内側ではリカの回想、幕の外側では語り手のナレーション)
卓の登場人物が昔リカの家にあった人形を元にしていること


語り手・リカの姉妹に起こった悲劇のこと
異形に襲われて、リカは語り手を置いて逃げてしまった。
どうして私を置いて逃げてしまったの、という憎悪。
肉親への愛情はもちろんある。
リカが逃げたから
逃げた>どうして逃げたの>逃がさない>リカは私のもの

語り手がリカに「逃げた」記憶をもたせた意図
お姉ちゃんに対しての負い目を持たせること、逃げた記憶を持っていることで、自分のことを意識させる
リカに対して私がこんなに執着しているのだから
リカも私に対して執着するべき

ありすが乱入してこなかったらどうなっていたか
リカは「逃げる」ことにトラウマを抱くことになるから
箱庭の中で繰り広げられる悲劇(人形劇)を登場人物として逃げずに立ち向かって、その悲劇が悲劇のまま終わることをいくつも体験することになる
悲劇の登場人物と知り合って、仲良くなって、そして悲劇の登場人物は死んで
自分の無力を何度でも教えこまれて
それでも逃げられない。トラウマがあるから。

リカが人形だと自覚するシーン
第一演目~第四演目で、ありすがいなかった場合のエピソードを思い出す

卓上のリカは本物ではなく人形であること
語り手のリカに対する愛憎入り混じった感情について

幕の中で事実を知ってハイライト消えるリカ、調子に乗る語り手、
邪魔なので消えてください的なセリフを言って、
うごけないありすちゃんに手をかけようとしたところで、
いつものリカのズバッと爪のエフェクト入れて登場させる。

リカが助けに来たあとに、
リカに対して語り手から「人形の分際で」的なことを言わせてから
「人形人形とうるさいですよ。彼女は…リカは、一緒に戦って、泣いて、
 笑って…大事な時間をすごした、大切な友達です!!」

動揺する語り手

他の仲間たちについても言及していって、その度に世界にヒビが入っていく

世界が壊れ、紡ぎ手達が集う。

語り手戦

(中略)

12時の鐘が鳴る。別れの時。

悲劇が繰り返される世界(物語)は終わった。
けれど人形劇は終わらない。
新たな人形劇は、きっと優しい物語。

現実に戻るありす

ちょっとだけ仲良くなるありすと12歳組

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最終更新:2017年01月04日 18:37