ホロライブ/ hololive
カバー株式会社がバーチャルYouTuber(以下VTuber)事業において設けた事務所「ホロライブプロダクション」の所属タレントの女性グループの総称。
(男性グループの場合は「ホロスターズ」となる)
ホロライブとしての始まりなど
SDVX IIIが稼働していたころの2016/06/13に谷郷元昭を社長としてカバー株式会社が設立。
設立当時は会社の構成員はわずか2名の体制で始まり、VTuber事業としてライブ配信サービス『hololive』を始めたのは会社設立の翌年からとなる。
ホロライブにおける最初のバーチャルアイドルとして「ときのそら」が2017/09/07に初配信する形でデビュー(当時は現役高校生の17歳)し、これがホロライブとしての始まりの一歩となった。
ホロライブプロダクションを含めVTuber業界が知名度を上げ一般的に認知されることで、「ビジネス」としての地位を確立。
社員数は2018年までは指で数える程度だったが、ホロライブの認知が進んだ令和の年号となってから急激に増加して、2024年秋には600名を突破するに至った。
アイドル事務所を名乗っているものの、所属メンバーの個性の強さや言動から芸人事務所呼ばわりされている。
日本国内でなく海外にもタレントがいるほどで、その所属人数は120名ほど(2025/06 現在)。
グッズ・デジタルコンテンツが売り上げにおける中心で、ファンは実に1000万人以上にも及ぶ。
所属VTuberの平均収益が1人当たり4億を超えるという大御所となっている。
近年では所属の1人・星街すいせいが、自身が歌う「ビビデバ」がYouTubeで動画再生1億超え・日本武道館でのライブを実現させるに至ったほどである。
人気の高い漫画を原作としたアニメ「ONE PIECE」の主題歌である「ウィーゴー!」を、ホロライブの面々がカバーしたのも記憶に新しい。
他にも、一定の範囲を定める形で二次創作に対して寛容な姿勢が設けられているという
東方Projectのような類似性も見られる。
ゲーム作品の場合は二次創作ゲーム向けブランド「holo indie」を設けているのが特徴。
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ガイドライン
※外部
リンク)
BEMANI・コナミゲーム関連
SOUND VOLTEXではEXCEED GEARからこのコンテンツの楽曲・カスタマイズ要素を本格的に導入。
宝鐘マリンをボーカルの中心として手掛けられた、東方Projectアレンジアルバムも兼ねる「#幻想郷ホロイズム」の楽曲が2021/04に収録されたのが発端となり、以後順次ホロライブ発のタレントの歌うオリジナル曲も追加されている。
他は2024/03から稼働開始となったポラリスコードが、このコンテンツ関連の楽曲を積極的に取り入れており、コラボイベントも行われている。
2025/03/08、09に行われる「hololive SUPER EXPO 2025」では、麻雀格闘倶楽部SP・ポラリスコードと共に筐体が出展されるに至った(プレイはできず展示のみ)。
主なキーワード解説
SOUND VOLTEXにネメシスクルーとして実装されたホロメンの解説
実装された順番で記載しています。
白上フブキ
「こんこんきーつね!白上フブキです!」
白髪ケモミミなオタク狐。人と話すことが好きで構ってもらえると喜ぶ。毎日楽しく過ごしながらトップオタクアイドルを目指している。
(以上公式より)
🌽「白髪ケモミミ女子高生」の肩書を持ち、1期生でありながら、初配信から半年後にホロライブゲーマーズも兼任している。
スマホゲーは複数起動した上で、複数のゲーム攻略を同時にこなすというマルチな才能を持つ。その上で病気や不調からの長期休養も無く(自主休暇はあり)、鉄の女でもある。
最古参の1人でありながら、後輩のホロメンたちを大切にし、活動が長く続けられるような努力を惜しまないという。
トークの上手さや突発的な状況への対応も高い能力を発揮しているため、まとめ役として統率力は随一。ホロライブの顔として象徴的存在となっている。
その上でオタク要素も強く、仮面ライダー関連ではギーツとは狐繋がりで気になっていたが、
その後、2023/12/22公開の劇場版ガッチャード&ギーツで、「ギーツケミー」役として何と特撮作品で初のVTuber出演を果たした。
「フブキCh。」のチャンネル登録者は2020/11に100万人になり、これはホロライブ内でがうる・ぐら(2025/05/01卒)、戌神ころねに続いて3人目の達成となった。
その後、約2年後の2022/10/25に200万人を達成。同様にホロライブ内で5人目となる達成となった。
CGビジュアルは2023/06/24の生配信でリニューアルされている。
猫又おかゆ
「もぐもぐ~おかゆ~!」
おにぎり屋さんを経営してるおばあさんに飼われてる猫。おばあちゃんの部屋にあるPCから配信している。
(以上公式より)
非常にマイペースで自由人。人間の年齢で換算すると16歳相当。
ホロメンへの悪戯が多いことで有名で、過去に裁判で有罪判決を受けたものの、本人はまったく悪びれず気にしていない模様。
ファンである「おにぎりゃー」の姿で囚人服があるのはその名残。
悪戯が多いことからドSかと思いきや、本人はドMとのこと。
心地よさのある低音ボイスが特徴的で、ホロライブ随一のASMRボイスのエロさを誇る。
同じゲーマーズ所属の戌神ころねとはホロライブに加入する前から仲が良く、有数のカップリング「おかころ」として語る上では欠かせない。
ホロライブたらし四天王の1人でもある。
そのこともあってか、活動期間が長くなるにつれてASMRの他には歌配信も多く、低音ボイスから発せられる歌唱の上手さにも定評あり。
ゲーマーズの一員でありながら歌い手でもあるため、YouTubeから公式アーティストチャンネルにも認定されているほど。
自身のソロライブとして、2022/09/30に1st「ぽいずにゃ~しんどろ~む」が、2025/05/28に2nd「ぺるそにゃ~りすぺくと」が行われた。
角巻わため
「こんばんドドド~!」
「わためは悪くないよねぇ?」
歌が好きで歌動画をあげたり、毎週「わためぇ Night Fever!!」という歌枠を続けたりしていく内に、いつか武道館に立ちたいという目標が生まれた。
わための十八番「つのまきじゃんけん」も要チェックだ!
(以上公式より)
歌のおねえさん的な雰囲気を持ち、毎週末に「わためぇ Night Fever!!」という歌のライブ配信を行うのが特徴。
歌関連の仕事に就くことを当初は考えていたものの開花せず、そんな中で「#あくあ色ぱれっと」の仮歌担当として引き受けたことが、ホロライブを知るきっかけになったという。
(ちなみに「#あくあ色ぱれっと」は2024/08/28を持ってホロライブを卒業した湊あくあを代表する曲となった)
ポルノグラフィティが大好きと公言しており、自身の活動の参考にするほどにライブに参加することもあるほど。
活動と推し活が実を結び、2023年の自身の生誕祭にてオリジナル曲「Fins」で、そのポルノグラフィティからの楽曲提供を受けるに至った。
1stソロライブ「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」は2021/10/29に開催。
ちなみにZepp Tokyoがその後の元日に営業終了となったため、「''唯一のZepp Tokyoでソロライブを行ったVTuber''」という珍しい実績を残した。
他にも、ホロライブのメンバーの覚え歌として「ホロライブ言えるかな?」を手掛けたのもこの人だったりする。
宝鐘マリン
「Ahoy!宝鐘海賊団船長!宝鐘マリンです~!」「ヨーソロー」
宝石、宝、お金が大好きで、海賊になって宝を探すのが夢。海賊船を買うのが目標で今は陸でVTuberをしている。
(ようするには今はただの海賊コスプレ女)お姉さん風にふるまい、小悪魔的に誘惑したりからかったりしてくる。
小悪魔的エロティックな魅力を持つ色気のある女上司。しかも若い!(大体17歳)
海賊の衣装は実はコスプレだが、コスプレイヤーだと思うとそれはそれでエ◯チ。
(以上公式より)
海賊のような見た目が特徴的で、ファンから船長の愛称で知られるが、本当は海賊船を持っていないただのコスプレお姉さん。
自称で「永遠の17歳」だが、意外なことに幼少時代に母を失ったり、ブラックな企業での会社員時代としての経験もあったりする。
2024年末に前厄・本厄の年を明らかとしているため、リアルな年齢はほぼ推測できる。
眼帯を付けているが、実はオッドアイになっていたりする。
バーチャルな東海地方を出身としており、その地方や静岡・名古屋の事情にも強い。
体型的にセクシーな要素が強く「歩くR18」とされているほど、発言もギリギリなラインを攻めているのが多いが、配信者としては線を越えてはいけない基準の判断は慎重である。
オタク的言動が多く、声質が大谷育江(ポケットモンスター「ピカチュウ」などでお馴染み)に似ているのもあってか、キャラクターのモノマネも持ちネタ。
アニメやゲームは1990年代~2000年代に精通している古のオタク。
白上フブキと共に
東方Projectにも造詣が深く、
ビートまりおとのコラボによって手掛けられた「#幻想郷ホロイズム」が2020/06に登場。
pixivのアカウントを持つほどに絵の上手さにも定評があり、犬山たまき氏から「プロ目線でうまい」と評される程。
ホロライブでは一番人気と言われる程であり、登録者数は2021/09/08に「がうる・ぐら」に続いて100万人を達成し、これはJPのホロメンとして史上初となった。
その後、2022/08/01に200万、2024/01/10に300万、そしてがうる・ぐら卒業の4日後2025/05/05(奇しくも縁のある
ビートまりおの誕生日)に400万人を達成した。
音楽活動としては歌唱力こそ彼女よりもうまいホロメンはいるものの、セルフプロデュースでは飛び抜けた才能を発揮する。
自分の作風を把握して分析する能力は惜しまないのもあってか、フジテレビ系列の「FNS歌謡祭」に2023年・2024年でVTuber初の出演を果たすほどに至っている。
活動が長くなるにつれて、大人の魅力あふれる船長へとステップアップする姿勢を見せている。
兎田ぺこら
「こんぺこ!こんぺこ!こんぺこー!兎田ぺこらぺこ~!どうも~どうも~」
寂しがり屋なうさ耳の女の子。にんじんをこよなく愛し、いつでも食べられるように持ち歩いている。
(以上公式より)
語尾に「ぺこ」を付けるのが特徴的な、ニンジンをこよなく愛する女の子。
ウサミミが付いているものの、人間の耳も存在するが、人間相手にウケを良くするためのものらしい。
口利きの悪さが特徴的で、その分キャラを作らずに本人の素で振舞っているため、野うさぎ(ファン)はこういった言動を熱く支持している。
本人は寂しがりやではあるものの、自分という芯がしっかりしており、リスナーやホロメンに対しても好かれる・好かれたい意識での気遣いはない。
TYPE=MOON作品やひぐらしのなく頃にのファンでもあり、ゲーム配信においては、マリオ2などの高難易度ゲームですら粘り強さや折れない心でクリアするほどに至る。
歌配信においては、圧倒的なアイドル力を見せる。
登録者数が100万人を達成した2020/12に、実の母がいることを明かした(通称:ぺこらママ)。
親子仲はとっても良く、VTuberの中でも、そのVTuberの実母としては異様な人気を持つ(あくまでもぺこらママは一般人であることには留意すること)。
ちなみに「ペコラ・フランソワーズ・ドゥ・ドロ・ベリアール(Pekora Francoise de Dolo-Beliar)」という本名が存在するが、これは本人でも舌を噛むほどに長く、事務所にも明かしていないとのこと。
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最終更新:2025年06月08日 20:58