世界観
全体像
界
- 世界は四つの『界』で構成され、それぞれを『神界』『魔界』『天界』『精霊界』という。
- 『界』は独自の物理法則や自然現象を持ち、他の『界』とは全く別の世界である。
- 全ての『界』には『魔力』(後述)というエネルギーが満ちており、その性質や総量は『界』によって異なる。
- 『界』同士は『ゲート』(後述)によって繋がっているが、隣接しているわけではなく、基本的に他の『界』とは隔絶された空間に存在する。
共通用語
- 『界』に住む生命体を総括して呼称する場合、出身世界によって『神人』『魔族』『天使』『精霊』と呼ぶ。
- また、その中でも特に知能が低い、又は凶暴、或いはとある種族にとって非常に危険な能力・生態を持つ種族などを総じて『モンスター』と呼び、出身世界によって『魔物』『魔獣』『堕天使』『邪精霊』と呼ぶ。
魔力
魔力
- 全ての『界』に共通して存在する膨大なエネルギーのこと。
- 『魔力』は『界』によって異なる性質を持っており、また形状も安定しないため、迂闊に利用しようとすると大変危険である。
- 『魔力』それ自体の総量も『界』によって異なる。
- 『魔力』には『属性』(後述)があり、『木属性』の魔力は森や風、『水属性』の魔力は氷や雨などといったように、同じ属性を持つ物質や現象に集まる性質を持つ。
- また、『魔力』は動植物の体内にも含まれており、種族や固体の特性によって、その固体の『属性』が決定される。
魔法
- 『力ある言葉(呪文)』によって『魔力』の流れを操作して、ある一定の効果を発揮する技法を『魔法』という。
- 『魔法』には、呪文によって目的・威力・効果範囲などを明確に設定する『詠唱魔法』、必要最低限の呪文によって一定の効果を発揮させる『略式魔法』、呪文を口に出さずに考えるだけで『魔力』を操作する『無詠唱魔法』の三種類がある。
- 『魔法』は現在確立されている魔力操作法の中で最も安定した手段だが、それでも暴発の危険があるため、専門職である『魔術師』『魔導師』『魔法師』が存在する。
- 『魔法』には『系統』があり、『現象発生系』『能力変動系』『身体作用系』『精神作用系』『特殊技能系』の5種類に大別される。
- 『現象発生系』は、炎を出す、風を起こす、地面を隆起させるなど、誰の目にも明らかな形で現れる魔法。攻撃用・防御用の魔法は殆どがこれに分類される。
- 『能力変動系』は、物質の硬度を下げる、対象の攻撃力を増幅するなど、目に見えない部分に影響する魔法。大半の補助魔法がこれに当たる。
- 『身体作用系』は、毒や麻痺などの状態異常を引き起こしたり、それとは逆に怪我の治療や体力回復などが可能な魔法。付与魔法や回復魔法はこれと『精神作用系』の範疇に入る。
- 『精神作用系』は、相手を魅了したり、恐怖心を植え付けたり、混乱させたりと、主に精神面に作用する魔法。『身体操作系』と同じく、付与魔法と回復魔法が含まれる。
- 『特殊技能系』は、開錠や索敵、方角の探知、アイテムの鑑定など、経験や鍛錬などで習得できる能力を代行する魔法。一部の補助魔法がこれに該当する。
属性
- 『属性』とは、その存在や現象が持つ不変的な性質のこと。
- 『属性』には『大属性』と『小属性』があり、『大属性』は『光』と『闇』の2つ、『小属性』は『火』『水』『木』『土』『金』の5つに分類され、計10種類の『属性』が存在する。
- 『属性』には相性があり、『大属性』である『光』と『闇』は互いに強い影響力を持つが、同属性に対しては効果が薄くなる。
- 『火』は『木』と『金』に強く、『水』と『土』に弱い。
- 『水』は『火』と『金』に強く、『木』と『土』に弱い。
- 『土』は『水』と『火』に強く、『木』と『金』に弱い。
- 『木』は『水』と『土』に強く、『火』と『金』に弱い。
- 『金』は『木』と『土』に強く、『火』と『水』に弱い。
ゲート
- 『ゲート』とは、『魔力』を介して『界』と『界』を繋ぐ(便宜上)トンネルのこと。
- 『ゲート』は、一箇所に集中して飽和状態になった『魔力』が時空に歪みを創り出し、それが別の歪みに繋がることで発生する自然現象の一種。
- 『ゲート』には太さ(許容魔力量)があり、それは歪みを発生させた『魔力』の総量に等しい。
- 『ゲート』を通る万物は、『ゲート』の入口側で『魔力』に変換され、出口側で再構成される。
- 変換された際の『魔力』の総量が『ゲート』の太さを超えるような場合、その存在は即座に入口側で再構成されてしまうため、『ゲート』を通ることができない。
- 『ゲート』は物理法則や周囲の地形・環境まで自動的に送ってしまうため、出口周辺は入口側の『界』の影響を大いに受けることになる。
- 出口側の『界』はそれに整合性を付ける為、『ゲート』周辺に『界』の物理法則が適用できる条件を満たした地形・環境を造り上げる。そうして出来上がった特異な場所を、纏めて『ダンジョン』(後述)と呼ぶ。
ダンジョン
ダンジョン
- 『ダンジョン』とは、『ゲート』の向こう側から送られてくる森羅万象を『界』の法則が適用できる形に加工した結果として形成される特殊区域のこと。
- 『ダンジョン』は『ゲート』で繋がっている『界』の影響を強く受けるため、本来存在しない筈の物質や貴重なアイテムが生成されることがある。
- 『ダンジョン』には『ランク』(後述)があり、地形が変わった程度の『ダンジョン』だと『小規模(E・Dランク)』、環境にまで変化が及んだ場合は『中規模(C・Bランク)』、地図が書き換わる程巨大な『ダンジョン』は『大規模(A・Sランク)』と判断される。
- 『ダンジョン』の内部には大抵、『ゲート』を通ってやってきた者達や近隣の『モンスター』などが棲みついている。
- 『ダンジョン』はそれ自体が強い『属性』を持ち、同属性の『魔法』の威力や効果が上がったり、相性の悪い『属性』を持つ者は全体的に能力が落ち込んだりする。
- 『ダンジョン』の最深部には『ゲート』そのものが存在し、『ダンジョン』内部でも特に向こう側の『界』に近い、『界』と『界』が混ざり合ったような不思議な空間が形成される。
- そこから得られる特殊な資源や恩恵を独占するため、ダンジョンに生息する『モンスター』の中でも特に強力な個体がその付近に居を構えることがあり、そういった行動を取った『モンスター』を『ボスモンスター』『ダンジョンマスター』などと呼ぶ。
- 『ダンジョン』の内部や至近距離に更なる『ゲート』が発生した場合、『ダンジョン』はそれを内包することでより複雑且つ異様な形状に変化し、生息する『モンスター』にも多大な影響を与える。
冒険者
- 『冒険者』とは、『ダンジョン』を探索し、そこで発見したアイテムや情報などによって生計を立てる者達のこと。
- 『冒険者』には様々なタイプが存在し、『ダンジョン』攻略そのものに心血を注ぐ『冒険』タイプ、『ダンジョン』内のアイテムや情報を集めて売り払うことなどを目的とする『探索』タイプ、方々から引き受けた『クエスト』(後述)をこなす為に『ダンジョン』に入る『依頼』タイプ、新しい魔法の開発や腕試しのために『ダンジョン』へと赴く『探求』タイプなどがある。
- 『ダンジョン』と『冒険者』の双方を管理・運営する『冒険者ギルド』(後述)という組織が存在する。
冒険者ギルド
- 『冒険者ギルド(以下『ギルド』と表記)』とは、危険の多い『ダンジョン』とそれに挑む『冒険者』の両方を管理・運営する『神界』の巨大組織のこと。
- 『ギルド』は各国に支部を持ち、更には地域拠点の設置、メンバーの派遣などで『神界』全体に広く浸透している。
- 『ギルド』に登録すると、毎月の上納金を支払う代わりに多種多様な支援(『クエスト』の斡旋・『ダンジョン』内での怪我の治療費一部負担・『帰還の腕輪』(後述)の貸与など)が受けられる。
- 『ギルド』は、『ダンジョン』が原因となって発生したあらゆる問題に対して、『クエスト』(後述)を紹介するという形で『冒険者』たちに事態の収束を要請する。
- 『ギルド』の地域拠点は、主に『Bランク』以上であることが確認された『ダンジョン』の近くや複数の『ダンジョン』が存在する地域に設置される。
- 『ギルド』に所属する『冒険者』は『認定レベル』(後述)と『貢献度』(後述)によって『ランク』分けされており、高ランクの『冒険者』には幾つかの特権(宿泊施設の使用料無料、優先的な『クエスト』の情報提供など)が与えられる。
認定レベル
- 『認定レベル』とは、『ギルド』が査定した『冒険者』としての能力を10段階評価で数値化したもの。『レベル1』から始まり、『レベル3』で一般的な『冒険者』、『レベル5』を超えると国から『クエスト』を受けることもあり、『レベル7』以上ともなると生ける伝説扱いされる。
- 『認定レベル』を上げるには、『ギルド』から提示される『認定クエスト』(後述)を達成する、『帰還の腕輪』に設定されている『認定基準』を満たす、特例として認められるほどの功績を挙げるなどの方法がある。
貢献度
- 『貢献度』とは、その『冒険者』が『ギルド』に対して如何に有益な行いをしたかという判断基準となる数値のこと。
- 『貢献度』が高くなるにつれて、『ギルド』からの支援や対応がより良いものへと変わっていく。
- 『貢献度』を上げるためには、様々な『クエスト』をこなす、『ギルド』にアイテムや金銭などを寄付する、今まで未確認・未発見だった情報を『ギルド』に報告するなどの方法がある。
ランク
- 『ランク』とは、『ギルド』が定めた物事の判断基準となる評価のこと。
- 『ランク』は下から『E』『D』『C』『B』『A』『S』の6段階に分かれており、下位二つは『低ランク』、上位二つは『高ランク』と呼ばれることもある。
- 『ランク』は主に『魔法』の威力や『ダンジョン』の危険度、アイテムや情報の希少価値などに付けられるが、その他にも幅広く使用されている。
クエスト
- 『クエスト』とは、『ギルド』に問題解決を依頼された『冒険者』の力が必要とされる案件こと。
- 『クエスト』は、『通常クエスト』『上級クエスト』『特殊クエスト』『緊急クエスト』『認定クエスト』『冒険クエスト』の6種類に分類される。
- 『通常クエスト』は、主に個人や中小団体から依頼された低難度の『クエスト』。最も数が多く、内容もピンからキリまで豊富なため、駆け出しから中堅くらいの『冒険者』達の収入源となっている。
- 『上級クエスト』は、『レベル4』以上且つ『ランクB』以上の『冒険者』のみに公開される高難度の『クエスト』。依頼主は貴族や領主などの権力者が殆どで、時には王族からの依頼も存在する。並みの『冒険者』では手が付けられない内容の『クエスト』ばかりだが、それに見合う以上の報酬も約束されている。
- 『特殊クエスト』は、専門的な知識・技能やとある条件を満たしていることが必要とされる『クエスト』。平均的な難度はそう高くないが、完成したアイテムや研究成果の一部などが報酬として支払われることもあるため、他の『クエスト』と違ってギャンブル性がある。研究者や発明家からの依頼であることが多い。
- 『緊急クエスト』は、突発的な緊急事態が発生した場合に『ギルド』そのものから依頼される『クエスト』。その性質から内容は須く危険なものであるため、状況に合わせて複数の『冒険者』グループが同時に『クエスト』を受ける。報酬は国庫から功労者全員に配分され、多大な功績を挙げた者には特別報酬が与えられることも間々ある。
- 『認定クエスト』は、『冒険者』の力量を計るための試験として『ギルド』が用意している『クエスト』。他の『クエスト』と違い『クエスト』を達成してもそれ自体の報酬はないが、『認定レベル』を一つ上げることができる。また、この『クエスト』に期限はなく、事後報告でも証拠があれば『クエスト』達成と認められる。
- 『冒険クエスト』は、『冒険者』が『ギルド』からの支援を受けた上で『ダンジョン』に入るための『クエスト』。依頼主は『冒険者』自身であり、当然成功報酬はない。その代わり、『ギルド』のルールから逸脱しない範囲でなら『ダンジョン』内を自由に行動できる。
- 『冒険者』は、『ギルド』に契約金を支払うことでその『クエスト』を独占することができる。
- 契約金を支払わずに『クエスト』を受けた場合、後から独占されることはないが、他の『冒険者』がその『クエスト』を達成してしまうと成功報酬を受け取ることができない。
最終更新:2009年09月12日 16:41