タリア・グラディス(TALIA GLADYS)(CV:小山茉美)
【解説】
ザフト新造艦ミネルバの艦長。新米揃いのミネルバでは、ベテランらしい落ち着きと決断力を持ち、胆力共に優れている。
ユニウスセブン破砕作業後、
FAITHに任命されるが、ガルナハン攻略など艦長として奮闘する日々に変わりはない。
地球連合・オーブ同盟軍との戦いを経て、
ヘブンズベース戦を乗り切るが、
アスラン撃墜や、シン、レイのFAITH昇格によって、デュランダルへの困惑が生じ始めている。
最終決戦で
アークエンジェルのバリアントと∞ジャスティスのファトゥムー01の攻撃を受け、ミネルバは航行不能となるとタリアは1人デュランダルのいるメサイアへと向かう。
そしてメサイアの最深部で待ってた光景は銃を構えながら動揺するキラ、発砲し泣き崩れるレイ、
そしてレイに撃たれ倒れこむデュランダルの姿があった。タリアは元彼だったデュランダルの政治を止めることが出来なかった事をキラ(FINAL PLUSの場合は とアスラン)に侘び、
自分に息子がいることも告白。キラ(とアスラン)がメサイヤを去ると、自分とデュランダルはこうなる運命だったかも知れないといい、始めから母親のいないレイを迎えいると、3人は崩れ行くメサイアと運命を共にする。
女性にもかかわらず白服を着ているだけあって艦長としての能力は高い。
基本的に冷静沈着だが別にクルーに対して酷なわけではない。
しかしユニウスセブン落下事件時にはアスランとシンを全世界の人々と天秤にかけ、見殺しにしようとしたこともある。まあ軍人として当たり前の決断ではあるし、特にアスランとシンもそのことを恨んでいる描写はない。
子供を置いて愛人と死んでゆく彼女の行動を、小山さんは「理解できない」と感じていた(しかし男性声優陣達は彼女の行動を必死にフォローしていたのも事実)。
子供が欲しいという理由でデュランダルと別れたにもかかわらず彼が議長になると夫と子供を残して軍に復帰、しかも元カレのデュランダルと肉体関係を持ち直したりという矛盾な行動も。
撃ったのがレイではなく彼女の方がよかったのでは、と保志さんは語っており、石田さんも「小山さんの話を聞いて自分もそう思った」と発言している。
なので「この人がそもそもの原因なのでは・・」と思う視聴者も少しいる。
余談だが、小説によるとデュランダルは彼女の身勝手な行動に腹を立て、それが理由で
デスティニープランを発動した。
プライベートはともかく、戦闘における指示は的確であったためにそのギャップに違和感をおぼえる人は少なくない。
特に最終回では責任を取るというよりも、「キラたちに敵対する人物の抹消」という役目を負わされた感がある。
【台詞】
- 作戦説明
- ××××にて、敵部隊と戦闘に入った。敵部隊を撃破せよ。
- ~~で敵部隊と戦闘に入った。MS隊発進!いいわね。
- ~~で~~。(ステージによって違うので省略)コンディションレッド発令!対MS戦闘用意!
- アーモリーワンで敵部隊と遭遇した。編隊急げ!(EXステージ)
- (ターゲット確認)
- 作戦中
- あと少しだ、気を抜くな!(敵軍危機時)
- 諦めたら終わりよ、持ち堪えて!(自軍危機時)
- 味方機が危険よ。援護して!(僚機撃破で終了)
- 何をやっているの!気を引き締めなさい!(無名兵士復活時)
- ここで討つわよ!(無名兵士覚醒時)
- ターゲット接近!迎撃用意!(ターゲット出現時)
- もう時間がないわ。急いでちょうだい(残り30秒前)
- 乱入
- 全機に通達!味方の援軍よ!(味方乱入)
- 敵の増援よ!索敵、厳に!(敵乱入)
- 作戦成功
- 作戦失敗
- 戦闘終了時
- 作戦成功よ。全機帰還せよ!(勝利後)
- 信号弾撃て!!一時撤退する(敗北後)
- 敵機接近!各員、迎撃体制!(GO TO FINAL PLUS!!)
最終更新:2011年03月19日 17:31