【詳細】
ザフト軍が開発し地上の地球連合勢力制圧のため投入された四足歩行の獣型陸戦用MS。
地盤、地形の不安定な環境での高い走破性、機動性を確保するために低重心かつ安定性に優れた四足歩行式を採用。
地上において非常に高い機動性を発揮し、開戦当初はリニアガン・タンクを始めとする地球連合軍地上部隊の機甲兵力をことごとく打ち破った。
各脚のふくらはぎには無限軌道が設置されており、「伏せ」の姿勢を取ることで砂漠や氷原など比較的平坦な地域での高速走行も可能となる。
機動性と火力を活かした正面突撃を主戦術としているため、装甲は前面に集中。
コクピットは機動時の安定性を考慮し、機体重心に最も近い腹部に存在するが、各部装甲の配分上脆弱であり、最も狙われやすい部位でもあるため注意が必要。
また、このMSの構造上仰向けに転倒すると迅速な起立姿勢復帰が困難になる欠点がある。
そのため無限軌道による走行形態は銃身を低くすることで転倒防止と、腹部の弱点をカバーする手段にもなっている。
ザフト軍においては非常に優秀な成績を残したものの、構造や武装のアップデート版に当たる
TMF/A-803 ラゴゥが開発された程度で後継機に当たるMSは登場しなかった。
地球連合軍のG兵器奪取に伴いビーム兵器の実用の目処がたったことから、後期生産型は頭部に
2連装ビームサーベルを装備し白兵戦においての戦闘力を強化している。
姿は犬やオオカミを思わせるためか、あるマンガでは実際に「わんこ」になった。
最終更新:2025年05月05日 03:50