【詳細】
ZGMF-515 シグーをベースに、地球連合軍より奪取したGAT-Xシリーズを研究し解析した小型ビーム兵器の技術検証のため開発された実験機。
試作型熱エネルギー兵器を搭載し、名前の「ディープアームズ」とは、「Directional Energy Emission exPerimental Arms=指向性エネルギー放射兵器試験機」の略称から。
信頼性を重視して小型化されていない在来品の発振ユニットと、冷却システムを用いたため、連合のビーム兵器に比べてかなり大型となる10m近いビーム砲を両肩に搭載。
並行して背部には冷却剤タンクを内蔵したコンポーネント・バックパックが装備され、両側からビーム砲に繋がるケーブルを介して砲身の冷却を行う。
試射では充分な出力を得られたものの、冷却システム自体はまだ不完全であることが判明し、もしタンク内に充填した冷却ガスが尽きた場合、安全装置が作動し発砲不能となるよう仕掛けが施されている。
また、過熱による砲身融解の恐れも払拭し切れておらず、長時間連射性能も低いという欠点がある。
砲尾には高機動用スラスターが付いているが、スラスター自体が独立して可動するようになっているため、推力指向方向が砲の仰角に拘束されることはない。
左腰にはストライクとの交戦データを元に開発したレーザー重斬刀を装備し近接戦闘も行えるようになっている。
パイロットはホウセンカのエンブレムを持つザフト軍のシホ・ハーネンフースをはじめとする何名か。
最終更新:2025年02月07日 02:14