【詳細】
地球連合加盟国の1つ、「大西洋連邦」がオーブ連合首長国公営企業モルゲンレーテ社の技術協力を受け、オーブ管轄の資源コロニー「ヘリオポリス」で極秘開発した5機の試作型MSの1機。
遠距離からの支援砲撃をコンセプトとした火力特化型の設計であり、腰から伸びる大型サブアームに特性の異なる2丁の大型携行砲を装備している。
砲撃は多量の電力を消費することから稼働時間への影響を考え、専用のサブジェネレーターをそれぞれの砲身に搭載しつつ、両膝にも予備バッテリーを搭載することで高火力と長時間の運用を可能としている。
2丁の砲身は非使用時にはバックパックの左右にそれぞれ装着、使用時にはバックパックから切り離され、腰部に連結されたサブアームを軸に左右の脇に抱えて保持・発砲する。
さらに2丁を前後を組み換えて連結することで、
より威力を高めた砲撃を行うことが可能となるが、この場合は砲身への負荷も大きくなるため連射が利かないという欠点がある。
5機の前期GAT-Xシリーズの中でも最大の火力を誇る機体だが、砲撃戦に特化するあまり
ビームサーベルなどの近接戦闘用武装や防御用のシールドを一切持たないため、接近戦能力は皆無に近い(ゲームなどでは砲身で殴ったりしているが)。
最終更新:2025年02月07日 02:34