一院制{いちいんせい}
概要
参議院を廃止し、一つの議院によって議会を運営する。
導入事例
導入の意義
- 現行日本の国会議員数は722人(衆院480人、参院242人)とされているが、中央集権から地方分権へ行政を移管する上で、人数自体も削減する必要がある。また、世界最高水準の国会議員一名あたりの歳費(2,200万円)に対し、その職務を全うしているのかと言う批判も多い。議員の人件費を削減する単純な方法の一つが一院制である。
- 現在の参議院は衆院優越権限により、本来の目的である監査機能が果たされず、単なる審議を遅らせる原因に成り下がっている。一院制にすることで、緊急な対応が必要な不況・国防において迅速な対応をすることが可能になる。
導入の弊害
- 会内での両院相互の均衡と抑制(チェック・アンド・バランス)が働かない結果、議会が暴走する可能性がある。特に、1つの党が長期に渡り単独過半数を維持し続ける場合に危険性が大きい。
- 一通りの審議で法律が成立してしまうので、その時の雰囲気に流されて立法がなされる恐れがある。
- 投票の機会が半減するため、議会に対する民意が反映されにくくなる。
- 一つしかない議会が解散されて総選挙が行われる前に、議会決議が必要な事態に対応できない恐れがある。
- 上記の弊害をなくすために、与党の最大議席数に制限を設ける等して監視機能を強化する法案を同時に制定する必要がある。
- 自らの職場を小さくする法案に賛成する議員は少ないため、この案が通る可能性は低い。
最終更新:2009年02月06日 21:34