会計システム導入{かいけいしすてむどうにゅう}
概要
現在の国の予算管理は単式簿記で行われており、さらに予算管理の様式は係ごとにばらばらで、各々のPC上で行われている(
参照)。情報インフラを整備し、標準化を進めることで、予算管理のコスト及び効率を高めることができる。
また、予算・決算情報を見える化し公開することで、行政の無駄遣いを発見しやすくなる。
導入事例
{ニュージーランドの内国歳入庁(IRD:Inland Revenue)は、政府及びコミュニティに税務と社会政策サービスを提供している。5つのコンタクト・センターを持ち、そこでは、熟練したエージェント(市民や政府からの電話に応対するスタッフ)が市民及び政府との連絡窓口となっている。このエージェント向けスケジュール作成は、手作業で行われており、 1つのコンタクト・センター あたり2日間かかる上、変更が柔軟にできなかった。
コンタクト・センターをもっと効率的に運営するために、IRDは、ブルーパンプキン(Blue Pumpkin)のエンタープライズ・ソリューションを選択した。(中略)
この結果、75%の時間削減、サービス・レベル向上、エージェントの満足度大幅向上が実現された。
}
参考
導入の意義
- 政府のIT化は目下、官-民の流れに集中している(行政手続オンライン化等)が、まずやるべきは政府内の管理システムの最新化である。行政の無駄遣いとして指摘される要因は、民間企業ではシステムによってほぼ無人化できている作業を未だマニュアルで行っていることも含まれている。
- 現行の政府予算は、予算とその執行の整合性がとれていないため、元々あげられていた予算どおりに執行されたかどうか判断することが困難である。現状でも財務省により決算情報は公開されているが、会計システムにより、予算を透明化されないままに公開したとしても、その正当性を外部から判断することはほぼ不可能に近い。
- 当然会計システム導入、情報公開は並行して行う必要がある。これらが完了することでようやく予算編成の正当性判断が可能になるとも言えるだろう。
導入の弊害
- 電子カルテ導入のように、予算の少ない係では導入コストがかかるために反対が起こる可能性がある。
- 仕事がなくなる公務員が反対するかもしれない。
年間ランニングコスト24億円+11万時間削減ってすごいな…w
最終更新:2009年02月28日 12:37