トルコの父親になれたなら - 世界史替え歌wiki

概要

トルコの父親になれたならとはてるチキ氏によって作られただれかの心臓になれたならを原曲とした替え歌である。

歌詞

「こんなカリフ」と　嘆くだれかの　
生きる理由に　なれるでしょうか
これは僕が　今君に贈る
最初で最後の　服従の言葉だ

独も墺も歪みだした　「負けるんだ」と気付いたんだ
ガリポリに消え入った亡骸も　全てがこの目に映る
戦勝国に囁かれ　権力の為に裏切る
戦った意味だって知らぬまま
形骸化した国は　錆び付いてしまった

王はいらない　きっと誰かもそう思った
王はいらない　そっと震えた手を取って
王はいらない　国土を抉る
醜いくらいに美しい国を

「こんなトルコ」と　嘆くだれかの　
生きる理由に　なれるでしょうか
これは終わると　気付いた日から
死へと秒を読む信仰だ　アブデュル
ねぇこのまま　敗戦を認めて
領土失っても　構わないから
どうかどうか　スルマんカリフの　
権威だけは　残してください

もしも熱が　冷めていれば
国土変えずに　いられた？
未完の国から　消えるケマル
血を廻らせるのは　誰の思い出

雨に濡れた霊廟　煤けた肉体　並んだ参列者
夕暮れの宮殿　止まったままのアタテュルク
君に咲く花　誰の声も　何もかも
ああ　最初からなかったみたい

死にたい国は　今日も戦って
行きたい僕は　今日も話し合って
なのにどうして　悲しいのだろう
いずれ　滅ぶのが運命だ　
ああ　永遠なんてないけど

思い通りの　日々じゃないけど
脆く弱い　国に繋がれた
次の夜明けが　また訪れる

こんな世界も　君がいたから
生きて行けたって　思えたんだよ
僕のトルコで　君はいつでも
絶えず　我が祖国の父親だ

ああ　いつしか君がくれたように

僕も　トルコの父親になれたなら