年齢別の自主規制

注意書き



性表現

性表現シーン(エロ表現・ポルノ表現)が登場する場合、下記の記述をすること。

相手の合意のない性行為は犯罪となります。
また、妊娠・避妊・性病など、性教育についての知識を身につけてください。
売春は、法律により禁止されています。


飲酒・喫煙シーン

飲酒・喫煙シーンが登場する場合、下記の記述をすること。

20歳未満へのお酒の販売・提供、及び、20歳未満の青少年がお酒を飲むことは法律により禁止されています。
過度なお酒の摂取は、体に害を及ぼしますので、注意してください。

20歳未満へのたばこの販売・提供、及び、20歳未満の青少年がのたばこを吸うことは法律により禁止されています。
たばこを吸うと、体に悪影響を及ぼしますので、注意してください。


違法薬物シーン

麻薬・覚醒剤などの違法薬物が出るシーンがある場合、下記の記述をすること。

麻薬・覚醒剤といった、違法な薬物の購入・販売・提供、及び、使用は、法律上禁止されています。
麻薬・覚醒剤などの違法薬物は、一回でも使用すると、使用者の体をむしばみ、人として生きられなくなる危険なものです。決して手を出さないでください。


差別表現

明らかな差別表現がある場合は、注意書きとして、下記の記述をすること。

私たちは人道的観点から下記のような差別をしてはなりません。
  人種・宗教・信条・職業・性別・境遇・心理的条件・生活状態による差別行為
  幼児・老人・身体障害者・精神障害者等の社会的弱者に対する差別
  存在する個人・法人・団体を誹謗中傷すること


上記の注意書きは、1冊に1カ所書くものとする。
文字は極端に小さく書いてはならない。




表現マーク


性表現、暴力・恐怖表現については、見たくない人への配慮として、マークを付けてください。


暴力・恐怖表現マーク

13歳・15歳以上向けの、強い暴力・恐怖表現に付けるマーク


性表現マーク

  • レベル1
    ストーリー展開・恋愛のワンシーンとしての性表現があり、ポルノ表現がない・少ないもの
  • レベル2
    ポルノ表現のあるもの




年齢別の基準について



※恋愛において「異性」と記述していますが、実際には同性に対する恋愛があることを付記します。


18歳以上推奨(成年コミック表示とは異なる)
満18歳以上が読むことを想定。
実際に他人に害を及ぼさない限り、すべての作品を閲覧できる物とする。

暴力・恐怖表現で、性別・年齢に問わず気分を著しく害すると判断されるもの。
ポルノ表現のうち、変態的なプレイ。



15歳以上推奨
満15歳以上が読むことを想定。
子どもの権利条約を遵守し、一部例外はあるものの、子どもの知る権利を大人とほぼ同じように認める。

すべての暴力・恐怖表現は規制しない。
性の自己決定権を尊重し、過激な変態表現を除き、性表現の規制をしない。



13歳以上推奨
満13歳以上が読むことを想定。
自立に向けた第二次成長期(思春期)のただ中にあり、様々な心理的葛藤が表面化している時期である。その中で多様な創作物に触れられ、また、創作できるよう配慮すること。
なお小学生において、妊娠・出産・性病などのきめ細やかな性教育を求める。これは、創作物における影響を少なくするだけでなく、知らないで性交されてしまわないこと・望まない妊娠・性病予防という子ども自身が体を守るために必要であるからである。

暴力・恐怖表現については、過度に過激なものを除いて規制しない。
ストーリーとして必要な、性器を見せないような性表現は規制しない。
エロ表現が中心となる、ポルノ表現については、ソフトなものは規制しない。自慰行為の表現は過激なものを除いて規制しない。お互いの合意の上での性行為であるものであれば、過激なものや変態表現を除いて規制しない。



10歳以上推奨(全年齢)
満10歳以上が読むことを想定。
第二次成長期に入り始める年齢であり、複雑な心理状態が始まる。
恋愛についても、本格的に性を意識した恋愛が始まる。
国語の時間等で子供が覚えている文字がある進んでいると考えられるため、子どもが様々な知識を得られるように、図書類を提供する。
現状の全年齢対象の作品である。ただし、6歳未満への配慮に欠ける場合がある。

暴力・恐怖表現において、創作物においてショックを受けないようにデフォルメするなど配慮したもの、実写において子ども達がショックを受けないよう配慮した表現であること。リアルなものでなければ、暴力的な表現について規制しない。
性表現において、性交を伴わない恋愛表現であること。(10歳未満と同様)
下着が見える表現は、過度な表現でなければ問題ないものとする。
10歳以上の例外扱いとして、戦争についての悲惨さ・学校や家庭内の暴力など、多少過激ではあっても子どもに知って貰いたいと思う暴力表現、生理・精通を迎える時期であり、性教育的観点のある性表現は10歳以上推奨とする。ただし、教員や保護者が必要であると判断した場合(終戦記念日に戦争の悲惨さを伝える、原爆資料を見せる、小学2年生で生理を迎えた場合など)、10歳未満での知識の習得も許されるものとする。



10歳未満対象(あるいは、全年齢)
満10歳未満(満10歳を含まない)が読むことを想定。
漢字について、まだ読めない部分があるため、難しい漢字にはふりがなを付け、図書類を楽しみ、文字を覚え、文章・絵を楽しむことを第一にすること。
現状の全年齢対象の作品である。ただし、6歳未満への配慮に欠ける場合がある。
性表現については、性交を伴わない恋愛表現であれば規制しない。(ライトキス・手をつなぐ、抱き合うなど許可)
現状の全年齢対象の作品である。ただし、6歳未満への配慮に欠ける場合がある。

暴力・恐怖表現において、創作物においてショックを受けないようにデフォルメするなど配慮したもの、実写において子ども達がショックを受けないよう配慮した表現であること。リアルなものでなければ、暴力的な表現について規制しない。
性表現において、性交を伴わない恋愛表現であること。(10歳以上と同様)
下着が見える表現は、過度な表現でなければ問題ないものとする。



6歳未満推奨
満6歳未満(満6歳を含まない)が読むことを想定。
子どもの心身の基本的な形成時期であり、心身の育成に必要な情報を提供する。
乳幼児に暴力・恐怖・性表現により、恐怖心・ストレスを与えないように、視聴・閲覧させないようにすること。
子育てをする親子が、安心して見られる作品を提供する。

暴力表現については、できる限りなくすか、やわらかい表現であること。
性表現において、エロ表現はしないこと。ただし、裸の画像等は育児書等で必要なので規制しない。(※)

※子どもの裸の写真であるが、児童性虐待成果物でない限り、規制対象外とする。



全年齢禁止
図書類の内容が元で、死者が出たり、病院に入院・通院するケースが多数報告されるなど、多数の被害者が出るような内容の図書類を流通させてはならない。
 ・自殺を呼びかける情報の掲載
 ・テロの仕方や呼びかけをする情報の掲載
 ・児童性虐待成果物(Child Abuse Material)




最終更新:2011年01月02日 15:13