ここでは、二人一組の単位で行なう戦闘ルールを提示する。
これはオプションルールであり、GMはセッションまたは戦闘の開始時にチーム戦闘で行なう旨を告げることで、通常の戦闘の代わりとして行なう。
概要
- このルールの名称は"チーム戦闘"または"永夜決闘"と呼称する。
- 二人の人妖が密接に連携して戦う、原作ゲーム「東方永夜抄 ~ Imperishable Night.」をイメージとしている。
- セッション内では"スペルカードルールのバリエーションの一つ"として扱う。扱いや強制力、決まり事等は通常のスペルカードルールと変わらない。
ルール
- 戦闘開始時、各陣営はそれぞれ二人一組のチームを作る。 例→ ABCD vs EFGH → AB・CD vs EF・GH
- 戦闘開始時、チームのうちのDPの高い方が前衛、低い方が後衛となる。
- 陣営毎のスペルカード枚数はキャラクターの人数×2を目安として決定する。
- 前衛が撃墜された場合は後衛も同様に撃墜となる。
- DPはチーム単位で管理する。最大値は前衛のキャラクターのものとなる。
- 後衛は攻撃行動の目標とならず、攻撃行動と防御行動を行なうこともできない。(基本的に戦闘に参加していないものとして扱う)
- 1ターンに1度、攻撃行動または防御行動の直前のタイミングでチームの前衛と後衛を入れ替えることができる。これを「交代」と呼ぶ
交代の直後の攻撃行動または防御行動は放棄してもよい。
例:Aの行動順の際に交代を行い、Aを後衛、Bを前衛に変更してBの攻撃行動を行なう
例:防御行動の直前のタイミングで交代を行い、防御行動を放棄してBが攻撃を受ける
- 前衛にかかっているスペルや前衛の持ち物を対象とした攻撃行動に対し防御側が交代した場合、防御行動を放棄する。
- 前衛を対象としたスペルに対し防御側が交代した場合、新たに前衛となったキャラクターが防御行動(精神抵抗等)を行なう。
- 交代を1度行なったターンでも、刻符をチームのどちらかが1枚消費することによって交代を追加で行なうことができる。
- 交代を行なった際、DPは前衛から引き継がれる。この時DPが上限を超えた場合、DPは上限の数値となる。
- スペルカードは前衛しか使用することができない。行動の直前に交代して新たに前衛となったキャラクターのスペルカードを使うことは可能。
- 展開スペルカードは使用者のHPを持ち、チームで共有する。チームで一度に二枚以上展開することはできない。
- 展開スペルカードの効果はチームの両方に適用される。(ただし、種別が合っていなければ効果を受けられないことに注意)
- 陣営の人数が奇数の場合は、1名が単独チームで前衛となる。
- ターン開始時のDP回復の際、交代を行なわなかったチームは更にDPが+1される(待機等の効果に重複する)
長所
短所
最終更新:2011年05月28日 02:23