「超ゾワゾワなのに、俺ニキニキしてる。 俺、お前と戦う!お前も俺と戦え!」
【名前】 |
漢堂ジャン |
【読み方】 |
かんどう じゃん |
【俳優】 |
鈴木裕樹 |
【登場作品】 |
獣拳戦隊ゲキレンジャー 海賊戦隊ゴーカイジャー |
【初登場話(ゲキレン)】 |
修行その1「ニキニキ!激獣拳」 |
【登場話(ゴーカイ)】 |
第7話「ニキニキ!拳法修行」 |
【分類】 |
人間、戦隊ヒーロー |
【獣拳戦隊ゲキレンジャー】
幼い頃から樹海で虎に育てられたとされ、「虎の子」を自称する野生児。
ゲキレッドに変身する青年。
純真無垢かつ明朗な性格で、正義感に強い。
ある日、山奥で「スクラッチ社」の重役の
真咲美希に出会い、
リンシーとの戦いで美希が披露した獣拳に興味を示し、激獣拳にスカウトされる。
七拳聖の一人、
マスター・シャーフーの元で修行し、激獣タイガー拳を習得すると共にゲキレンジャーの一員となる。
自然で鍛えられた強靭な肉体を持ち、体力は人並みを超えたレベルに達している。
その反面、人間社会から離れていたため、一般常識には疎く、好奇心旺盛だが、精神的にはまだまだ幼い部分がある。
そのため、人との触れ合いを増やし心を成長させることが課題とされる。
また、感情や周囲の状況を鋭敏に受け取る感覚を持つが、頭ではなく体で感受するタイプらしく、
自身の想いを「
ジャン語」と呼ばれる独特な言葉で表現することがある。
拳聖たちが変化している動物の名前で呼ぶ(シャーフーは「猫」、
エレハン・キンポーは「象」など)。
激獣シャーク拳やスーパータイガー拳を習得し獣拳に磨きを掛けた上、激獣拳の仲間達との絆や臨獣拳の理央とのライバル関係等を通じて精神的にも成長を見せる。
当初、彼の出生の秘密に関しては一切明かされておらず、理央は自らを唯一下した相手で「白虎の男」の関係者と推測していた。
実際、ジャンは「白虎の男」、ダンとその妻のナミの間に生まれた子供で、
樹海の中で暮らしていたのは幼い頃に暮らしていた獣源郷の近くの村が、15年前に土砂崩れで壊滅。
これは目的のために証拠隠滅を図ったロンが引き起こしたもので、
両親は共にロンの暗躍により死亡している(ただし、ダンを直接倒したのは理央で、その事がジャンとの因縁の始まりとも言われている)。
ナミがロンに殺害されかけていた際、ナミに川に流されて助けられたが、その際に記憶を失っており、自身の身元に関しても長らく知らないままだったが、戦いの中で父の最後や自身の身元についても知ってゆき、修行その46で
ゴリー・イェンの眠眠拳により、完全に記憶を取り戻した。
上述のように生い立ち自体は歴代のレッドの中でもかなり悲惨な方(他に悲惨な過去を持つレッドとしては、兄を殺されたアカレンジャー/海城剛(秘密戦隊ゴレンジャー)、幼児の頃に誘拐され両親とも遂に巡り会えなかったレッドフラッシュ/ジン(超新星フラッシュマン)、幼少時に父を殺され影武者としての人生を強いられたシンケンレッド/志葉丈瑠(侍戦隊シンケンジャー)などがいる)であるが、落ち込むことはあっても立ち直りも早い前向きな性格で大変人懐っこく、改心した理央やメレをすぐに仲間に迎え入れようとする優しさも持っている。
最終決戦の後は「マスター・ジャン」と呼ばれる程の獣拳の師範になるが、ロンを封印した慟哭丸を管理する役目を担うと共に世界中の子供達に獣拳を教えるために旅立った(ただし、『炎神戦隊ゴーオンジャーvsゲキレンジャー』ではある目的のために旅から戻って来る)。
【海賊戦隊ゴーカイジャー】
『ゲキレンジャー』本編と比べて多少落ち着いた雰囲気となっているが、「ニキニキ」など会話の中に
ジャン語を入れて話す癖は相変わらずである。
スーパー戦隊の力を失っても、子供達に拳法を教える事が継続しており、
アイム・ド・ファミーユと
ドン・ドッゴイヤーの修行を見る事になる。
その後、2人の「高みを目指して、学び、変わる」という気持ちに気付くと、「その思いさえあれば修行はどこだって出来る」と告げ、修行を終えた。
最終更新:2023年05月22日 21:07