シールドのザンKT

「不合理だなぁ、護星天使って奴は」

【名前】 シールドのザンKT
【読み方】 しーるどのざんけーてぃー
【声】 武虎
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic33「恐怖のマトリンティス帝国」
【所属】 機械禦鏖帝国マトリンティス
【分類】 完全防御型シールドタイプマトロイド/ザンKTシリーズ
【地形】 都市
【特技】 汎用式電磁補盾システム、高速チェーン回転砲、完全防御ガードダッシュ
【指令】 マトリンティスの強さを人類に知らしめる為の破壊
【趣味】 守りの姿勢
【生物モチーフ】 ホタテガイ
【名前の由来】 ショート・サーキット

【詳細】

10サイのロボゴーグの鬼才ブレインによって開発された完全防御型シールドタイプマトロイド。

主に防御に重点を置いて設計され、左腕の特殊電磁石で現場の瓦礫やスクラップを再構築し、瞬時に強化シールドを作製する「汎用式電磁補盾システム」が搭載されている。
この機能によって相手の攻撃を防御しながら合理的にデータを収集し続ける事ができる。

誕生直後にロボゴーグの指示で攻撃してきたエージェントのメタルAの足を破壊し、力を誇示して出撃する。
マトリンティス本格侵略開始の初陣として港の工場を襲撃し、駆け付けたゴセイジャーを完全防御ガードダッシュと両目からの光線で攻撃する。

汎用式電磁補楯システムで鉄骨などを集めて作った盾でゴセイブラスターの射撃を防御し、高速チェーン回転砲からの鎖で縛り上げると更に攻撃する。
レッドを痛め付けている隙に他の4人が鎖を切った為に脱出し、スーパーゴセイジャーの反撃に怯み、ミラクルゴセイダイナミックを受け敗北。

その後、ビービネイルによって巨大化する。
高速チェーン回転砲からの無数の鎖でゴセイアルティメットの動きを封じるが、その状態での攻撃によって鎖が解け、最期はアルティメットストライクを受け爆散した。

敗北後、今回の戦いで採取されたデータは次のマトロイドに反映された。

【余談】

当初は遠距離攻撃だけを主眼として開発されていたが、次作の第40話で試作型がゴーカイジャーに倒された為に防御力強化の再改造を受けていることが判明している。
ゴーカイジャーに登場したのがスーツの再利用であり、かつ後付の設定としても登場時の高すぎる防御力の理由付けとしては合理的かつ面白い。

マトリンティスの怪人モチーフは海の生物で統一されているが、ザンKTシリーズの共通モチーフはホタテ。
胴体の横部や膝部などにはホタテガイの意匠があり、更に汎用式電磁補盾システムの読みにも「補盾=ほたて」が仕込まれている。
スーツは何度かパーツ交換等で改造され、次epicで攻撃力を重視したシュートのザンKT2となり、さらにザンKTの防御力とザンKT2の攻撃力の両方を取り入れたショートのザンKT3も開発される事になる。

そして翌年海賊戦隊ゴーカイジャーにてザンKTシリーズの試作体であるショットのザンKT0が登場したが、スーツはシールドタイプを流用したものと思われる。

最終更新:2025年01月21日 22:34