「降臨、満を持して」
【名前】 |
ジーク |
【読み方】 |
じーく |
【声】 |
三木眞一郎 |
【登場作品】 |
仮面ライダー電王シリーズ |
【初登場話】 |
第23話「王子降臨、頭が高い!」 |
【分類】 |
イマジン |
【契約者】 |
鷹山栞 |
【契約内容】 |
やっと授かった子供がちゃんと生まれて欲しい→その通り子供を守りながら2007年に誕生してくる。 |
【過去の日付】 |
1997年6月1日(契約者の結婚式の日) |
【モチーフ】 |
白鳥と王子 |
【童話】 |
白鳥の湖 |
【詳細】
2007年の現在にやってきた未来人のエネルギー体が、鷹山栞の想い描く『白鳥の湖』から白鳥をイメージしてこの世に現出した姿。
自称「プリンス」。名前も『白鳥の湖』の登場人物・ジークフリート王子に由来すると思われる。
当初の契約者である栞が妊娠していたため、彼女と同時に赤ん坊の祐介にも憑依。
栞の「やっと授かったんだもんね。無事に生まれますように…」という願いを叶える為に、赤ん坊の祐介を守り育て、共に無事にこの世に生まれてきた。
しかしそれと同時に契約者が栞から祐介に移動しており、赤ん坊の空ろな記憶ではイマジンの存在を保てず弱体化。
その状態ながらも契約者であった栞を
スコーピオンイマジンから守りきり、本格的に消え去る危機に瀕するも契約者の栞が心に残っていた過去に飛ぶことで自らの存在を確保。
2000年の世界で良太郎、ハナ達と再会する。
非常に高貴な立ち居振る舞いを好み、世界は自分を中心に回っているものと思い込んでいるほど自己中心的かつ尊大な性格のイマジン。
イマジンの使命さえも「何故私がそのようなことをやらねばならない」と興味を示していない。
上記の通り自分から動くことは少ないが、ハナを「姫」と呼び恭しく接しており、最終階では彼女の危機に駆けつけ自主的に戦闘を行った。
優雅な動きで相手の攻撃を回避し一撃を喰らわせる戦法を得意とする他、羽をまき散らして相手を爆砕する能力を持つ。
それ以外にも他のイマジンを手のひらサイズにまで縮小させる能力を持っているが、何故か初登場回以降は全く使用していない(これは下記の通り、特殊な誕生経緯を経た事によって身に付いたイレギュラーな能力である可能性が高く、過去へ飛んだ後に失われたとも考えられる)。
また
リュウタロスを上回る支配力を持ち、良太郎に憑依した状態(下記の余談参照)ではタロスズの横入りを全く意に介する事無く平然と無視していた。
これは本来のイマジンである性質と、子供と共に2007年に"誕生"するという特殊な経緯を経ていることが大きいらしい。
テレビ本編では24話で一旦退場し最終階で再び登場。
他劇場版では出番はあっても登場シーンが少ないことが多い。
上記の通り、彼は初登場した時点で既に契約者との間で契約を完了していたのだが、赤ん坊と共に生まれ出でた影響なのか、契約者に憑依する前後の記憶があやふやなものとなっており、契約内容はおろか、契約を完了した事実さえも忘れていた。
もっとも契約者の口から出た契約内容が単なる安産祈願である事は明らかであり、契約者自身も彼の存在を知覚していなかった為、結果として「契約者とイマジン双方が契約を交わした自覚を持っていなかったものの契約が完了する」という契約自体が極めて特殊なケースとなっている。
【余談】
良太郎に憑依すると「W良太郎」と呼ばれる姿に変化する。
髪を編みこみ白い羽のような飾りをつけ、瞳も白く光っている。白鳥よろしく白い羽毛の長いマフラーのような首飾りをつけ、あくまでも態度は大きい。
彼のみ台本などで名前と異なる「W」と記載されるのは(上述の名前の由来の推測に基づけば頭文字は「S」(Siegfried、ドイツ語圏の名前)となるが、そうするとドイツ語に馴染みのないスタッフに)紛らわしさを起こさせない為となっている。
なお商標登録の都合により、玩具の商品名では「ジークイマジン」という名称表記が使われていた。
声を演じる三木氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。
最終更新:2013年05月02日 22:27