紐男爵

「好~きです好~きです心か~ら~愛してい~ま~す~よと~…」

【名前】 紐男爵
【読み方】 ひもだんしゃく
【声/俳優】 野本礼三/藤田豪
【登場作品】 五星戦隊ダイレンジャー
【登場話】 第1話「転身だァァッ」
第2話「気力だァァッ!!」
【所属】 ゴーマ族
【分類】 ゴーマ怪人
【モチーフ】

【詳細】

6000年ぶりに復活したゴーマの尖兵として現れたゴーマ怪人。
人間態は学生服と半ズボン、瓶底眼鏡を身に着けヨーヨーをしている少年で、常に長渕剛の「巡恋歌」の一小節を口ずさんでいる。

怪人態は紐が絡まったような姿をしており、体に数字が書かれている。顔の部分にあたる紐の先端には一つ目が付いていて、左手の紐の先端は牙の生えた口になっている。
「紐拳」という拳法の使い手で、槍状に変化した左手で貫く攻撃を得意としており、伸び縮み可能な全身の紐を自由自在に操る。

地中から左手の紐を伸ばして子供を攫い、更に偶然居合わせた亮を執拗に襲うが、道士嘉挧の呼び出した龍星王の妨害で取り逃がしてしまう。
その後、来日したリンをコットポトロの自転車部隊に襲わせ、更に合流したダイレンジャー5人の前で正体を現し、紐で拘束して止めを刺そうとする。
しかし、ダイレンジャーへの初変身を遂げた5人に脱出されてしまい、リュウレンジャーとの一騎打ちでは拘束した紐で追い詰めるが、落としたスターソードとスターカッターを気力で手元に引き寄せたリュウレンジャーに紐を切断された。
リュウレンジャーの「天火星・稲妻炎上破」を受け敗北(体内に閉じ込めていた子供達を吐き出してしまう)。

その直後、巨大化爆弾で巨大化する。
武人変化した龍星王と戦うも散々に圧倒され、倒されたように騙し討ちし、龍星王に紐を巻き付けた状態で電撃を流す「紐電撃」という必殺技で攻撃するが、飛龍棍で紐を切断されてしまい、最期は飛龍棍・大風車斬りを受け爆散した。

子供を攫った理由は最後まで明かされなかったが、おそらくゴーマ復活を祝う儀式の生贄を集めていたと思われる。

【余談】

声を演じる野本氏は第36話のゴーマ怪人最終話のゴーマ怪人の声も演じている。
スーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となるが、2006年7月に亡くなった為、最初で最後の出演ともなった。

最終更新:2012年12月07日 20:06