「本官の許可無く勝手に戦うんじゃない!」
【名前】 |
シグナルマン |
【読み方】 |
しぐなるまん |
【声】 |
大塚芳忠 |
【スーツアクター】 |
O-BITOH(岡本美登) |
【登場作品】 |
激走戦隊カーレンジャー ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 |
【出身星】 |
ポリス星 |
【モチーフ】 |
信号機・宇宙刑事 |
【詳細】
宇宙交通戦争を引き起こしている
宇宙暴走族ボーゾックを検挙するためにポリス星からチーキュにやってきた宇宙警察官。本名は「シグナルマン・ポリス・コバーン」。
妻はシグエ、子はシグタロウで、この2人を残したまま単身赴任してきた。
母星に身内がいる設定やコミカルなキャラなどは宇宙刑事シリーズへのオマージュであろう。
一応、彼は6人目の戦士的ポジションと同時に、人間体を持たない珍しい戦士でもある(しかし、人間ではない戦士では
デカマスターを除けば、シリーズで唯一、巨大化せずロボに搭乗する)。
武器は、通信機や電磁警棒や銃に変形する万能ツール「シグナイザー」。
愛車はバイク「ポリスピーダー」で、ポリス星の宇宙警察官共通として専用ロボ「サイレンダー」を所持している。
声優が元々洋画の吹き替え経験が多い大塚氏のためやや軽妙な物言いをする。
幼少の頃からかなりの頑固者かつ融通が利かない性格(夏休みには塾に通い勉強漬けであった)。その点では宇宙でもかなり有名(1度だけ恭介にその事を皮肉たっぷりにいじられた)。
さらに交通ルールに異様にうるさい交通安全体質で(ただし、空は管轄外らしい)、宇宙でもルール(特にスピード違反)を守らない者に対してはたとえカーレンジャーであっても容赦しないため、ボーゾックの追跡が遅れてしまう事やそのまま見失ってしまう事すらあった。
このように融通が利かない面が目立つが、『宇宙お笑い君こそスター誕生』に出て4週間勝ち抜いたというくだけた一面もある。
地球の紅しょうがを気に入るが、名前がわからず「赤いの」と呼んでいた。
歌も上手で、『激走戦隊カーレンジャーVS
オーレンジャー』ではそれを生かして事件を解決した事もある。
非常に目立ちたがりでもあり、彼抜きで巨大戦が始まると、大抵上記のセリフなどを言ってサイレンダーで割り込んでくるという傍迷惑なことをしでかす為、カーレンジャーや
ダップ、挙句にはボーゾックなどからもしばしばお邪魔虫扱いされる(ダップからに至っては「(シグナルマンなんか)あてにできない」と散々な評価をされている)。
また、ボーゾックではなく味方だが「地球」を「チーキュ」と発音し、そのことをレッドレーサーに突っ込まれたが最後まで変わらなかった。
移動式の交番「コバーンベース」で活動しているが、裏通りの橋の上や資材置き場脇の歩道など、人通りのない辺鄙な場所にばかり設置する上、本人はそのような場所に人があまり通らない事を自覚してないので、「誰も通らない…」と人が通らないことをよく嘆いている。さらには以前取調べをした
リッチハイカー教授の顔を覚えていなかったというやや記憶力に乏しい面もあり、かなりの天然。
また、職務には忠実なのだが、警察官としてはお世辞にも優秀とはいえない。故に結構な歳ながら出世できず、実質的に左遷状態の交通巡査でもある。
しかし、シグエやシグタロウを誰よりも大事にし愛する家庭的な心優しい父親でもある。そのため息子と同じくらいの年頃の市太郎に息子の面影を見ており、市太郎とはとても仲が良い。
……とはいえ既婚者ながら美人に弱く、一度洗脳されてボーゾックの味方になった時には、
美女ゾンネットに対して「女房とは別れるから付き合ってくれない?」とアプローチするなど薄情かつスケベな一面も見せた。
中盤でシグタロウと二人三脚するために故郷の星に戻るが、そこで苦しむシグタロウや子供達の現状を知る。
しかし、自身も彼らを蝕んでいる黒い煙を吸ってしまい、それをカーレンジャーがまき散らした排気ガスだと思い込んでしまう。
そのまま敵としてカーレンジャーの前に立ち塞がる。そのときは目と胸の信号機が黒一色に染まっていた。
実際には黒い煙は
何者かにばら撒かれた自己催眠により人を操る事のできる兵器であったが、カーレンジャーがサイダーを飲ませゲップを行わせる。
それを行った事で煙を追い出され洗脳は解け、故郷の人々もサイダーにより解放されている。
その後は地球に再び駐留し最後までボーゾックと戦ったが、ダップの存在やカーレンジャーの正体は終盤まで知らないままだった。
「本官の許可なく~」が口癖(ややアドリブあり?)。
『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも登場。また、『ゴーカイジャー』本編でも
バスコ・タ・ジョロキアが彼の
レンジャーキーを所持していた。最終回ではドギー・クルーガーと共に、宇宙へ旅立つゴーカイジャーを見送っている。
ゴーカイジャーによってレンジャーキーが返却されるまで、変身ヒーローではない彼がどういった状態にあったのかはわかっていない。
最終更新:2012年12月09日 18:23