クマイマジン

「強さにもレベルがあってのぉ。俺の強さは、泣けるで!」

【名前】 クマイマジン
【読み方】 くまいまじん
【声】 てらそままさき
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第8話「哀メロディ・愛メモリー」
第9話「俺の強さにお前が泣いた」
第10話「ハナに嵐の特異点」
【分類】 イマジン
【契約者】 本条勝
【契約内容】 もう一度空手をしたい→自分が契約者に憑依してリハビリをすればいいと解釈
【過去の日付】 2006年5月21日(好敵手である菊池信司との決勝試合の日)
【モチーフ】 クマ
【童話】 金太郎

【詳細】

野上良太郎に協力するイマジンの一人キンタロスの前身で、姿は同一。

病に冒された本条勝を契約者に選び、彼の「もう一度空手をしたい」という強い願いに賛同して契約を結ぶ。
人情に厚く、良識を持つというイマジンの中では変わり者であり、契約内容も他者を労る合法的なもの(ただし道場破りとして何人かの人間を完膚なきまでに叩きのめしている。、実はこの中にキンタロスのスーツアクターを担当する岡元次郎氏もおり、彼は第35話で再びゲスト出演している)。
本条の体を行使し、自分が空手を行って強くなればいいと武道に没頭。しかし、何故か気付かずに空手ではなく相撲を学習してしまう。

偶然、夜道に良太郎と接触、さらに彼に憑依したモモタロスと一触即発となるが、怪力で返り討ちにして撤退。その後、巷で有能な選手が襲われるという事件が発生したたため、その犯人と誤解した良太郎たちと戦闘(本人も電王であることを知ると、強者と戦えると喜んでいた)。
しかし、戦闘中に真犯人であるライノイマジンが本条に襲いかかったため決闘を中断。ライノイマジンが電王と交戦した後に河川を泳いで撤退したのを期に自分も契約者を背負いその場を去る。

その後、イマジンの存在を憎みながらも本条の身を案じるハナと同行。ハナも警戒していたものの、「契約の目的が過去の改竄である」という本来の主旨をすっかり忘れており、彼女に唖然とされた。
そして油断していた所をライノイマジンに襲われ、契約完了として菊池の過去に逃げられる。その後、何を思ったか、自分も礼を言う本条の握手を無視して契約完了して過去へ移動。

実は契約者たちをライノイマジンから救うためであり、タイムラグがあったのもの、崩れる瓦礫から2人を救おうと過去に出現。瓦礫を支えて無防備なとこをライノイマジンの攻撃を受け致命傷を負ってしまう。

しかし、砂となり消滅が進む中、良太郎が自分の肉体を依代にするよう提案。それに恩義を感じて電王をアックスフォームへ変身させ、ライノイマジンを撃退する。
その後「キンタロス」という新たな名前を与えられ、第二の人生を歩むことになる。

【余談】

良太郎と契約した「キンタロス」を含めると、実は作中で唯一複数の契約者の願いを叶えているイマジン(デネブにおいては時系列が異なるものの契約者は全て桜井侑斗、また複数の契約者を受け持つ派遣イマジンテディについては明確に契約を「完了した」描写がない)。
存在が変化しても姿が同一というのはシリーズ全体でも異質な怪人(スーパー戦隊でも唯一例外がある)。

最終更新:2012年02月24日 16:09