軍鶏ヤミー

「オーズ、邪魔はやめてもらおう!」

【名前】 軍鶏ヤミー
【読み方】 しゃもやみー
【声】 高階俊嗣
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【登場話】 第39話「悪夢と監視カメラとアンクの逆襲」
第40話「支配と誕生会と消えるアンク
【分類】 ヤミー/鳥系成長ヤミー
【創生者】 アンク(ロスト)
【宿主】 下田智子
【モチーフ】 軍鶏(しゃも)、ムエタイ選手、脳髄
【欲望の種類】 傲慢(街の住人を自分の支配下に置きたいという欲望)
【特色/力】 頭部から火炎を放つ、羽根をリボン状に変化させて操る、羽根を刺した人間を操る
【巣】 下田夫妻の自宅

【詳細】

アンク(ロスト)が新任の町内会長、下田権造の妻である下田智子にセルメダルを投入して生み出した鳥系成長ヤミー。

軍鶏がタイの原産の鳥だからか、タイの国技であるムエタイのような独特の動きと、羽を赤い包帯に変化させ相手の動きを封じる能力も持つ。
また、自身の羽根を相手に付着させる事でその相手を宿主の支配下に置き、操る事も出来る。
なお包帯を自分の周囲に展開する事で全方位のバリアーを貼ることも出来る。

街中に監視カメラを仕掛け、気に入らない人間を次々にピックアップしていく下田のリスト通りに街の風紀を乱す者(「非常識」という映像からはよく確認できない理由でリストアップされた住人も)を襲っていき、河原に不法投棄しようとした若者を襲っている際に映司に阻止される。

その後、白ヤミーの状態から成長し包帯を放って拘束しようとするもシャゴリーターに変身したオーズの高速移動に翻弄され、頭部から炎を発射し攻撃したが水流を放出したオーズに相殺され、ゴリラアームに殴り飛ばされ、川に落下。

その隙に逃走し、再度出現した際にはチーターの高速移動を学習し、高速移動するタカトラーターを包帯で拘束。
駆けつけた後藤が変身するバース、プトティラコンボに変身したオーズに圧倒されたため包帯でドームを作り、目眩ましをした上で逃走する。

その後、羽根を警官に付けて操り、街をさらに支配しようと目論み巣を発見し下田の家にやってきた映司達を操った警備員を使い締め出し籠城を図る。
しかし、映司の直感で「エサ」が監視カメラの映像である事が発覚。
後藤があらかじめ放っておいたカンドロイドによって監視カメラを破壊されたため、自ら屋敷の外へ赴き、電車が通るどこかの駐車場で2人の仮面ライダーと対決。

2人の仮面ライダーを圧倒するが、里中が乱入した事で形勢逆転。
不利な状況だと判断し、以前と同様ドームで逃走を図ろうとするが、ラトラーターコンボにチェンジしたオーズのライオディアスでドームを壊され、ラトラーターコンボのガッシュクロスを受け爆散した(スキャニングチャージ発動時にはオースキャナーが腰に収まっているにも関わらず発動させるという矛盾な部分が確認できる)。

【余談】

このヤミーの爆散後、宿主の智子は正気に戻り、夫がテレビを新たに2台も購入していた(実際は彼女が命令して購入させた)事に激昂していた。
彼女自身、このヤミーが起こした一連の出来事に関する記憶を失っており、彼女自身もまたこのヤミーの能力によって操られ、内に秘めていた欲望を暴走させられていたものと考えられる。
これは今までにアンク(ロスト)が生み出したヤミーには見られなかった特徴で、従来のヤミーの行動から見ても初めてのケースであると言える。
また、下田が何故かアンクとオーズの名前を知っていたのも、監視役としてヤミーに操られていた可能性が高い。

オーズでは初めてとなる和名部分が漢字のヤミーでもある。
軍鶏はニワトリの一種で、これにより、伊達が鳥系成長ヤミーの大半に向け発言している「ニワトリ」のヤミーが実現する事となった。

最終更新:2021年12月06日 22:45