「テメエら、公務執行妨害で踏み潰してやる!」
【詳細】
30世紀において警官ながら
ドン・ドルネロと共に様々な罪(警察の情報漏洩が主)を犯し、圧縮冷凍の刑を受けていた囚人。
昔馴染みのドルネロからは「アーノルド」と呼びかけられ、自身も彼を「兄弟」と呼ぶ程に信頼し合っている(警官になったのも悪事の手助けをする為)。
ドルネロとは駆け出しの悪党だった頃に盗んだ食べ物を2人で分け合った程の仲だが、非常に口が悪く、ドルネロとの付き合い故に金で繋がった絆に対する嫌悪感も強いことからリラ達のような現在ドルネロと共に行動している面子へのあたりが強い。
現代に解凍されると警官隊(に姿を変えた
ゼニット)を率い、手当たり次第に人々から「罰金」や「通行料」と称して金を巻き上げたり、変わらずにドルネロの為に活動する。
しかし、その口の悪さとドルネロ以外の仲間を見下した態度から
ギエン(彼はドルネロとは金でなく
義理で繋がった仲だが、自身はそれを知らなかった)からも反感を買い、
リラと結託した彼に暗殺されそうになってしまう。
駆けつけたアヤセを「公務執行妨害で銃殺刑」と称して射殺しようと構えるが、他の4人に阻止され撤退する。
ロンダー刑務所に帰還後、その事を危惧したドルネロから(暴発するように細工された)銃のアタッチメントを授かる。
タイムレンジャーとの再戦で竜也を銃撃するが、発泡した瞬間細工が発動して暴発し、想定外の事態に慌てふためいている間にボルテックバズーカのプレスリフレイザーを受ける。
しかし圧縮冷凍される直前、
シールを剥がして巨大化する(
上記の台詞はその際のもの)。
タイムロボβのフライヤーマグナムの射撃を受けると同時に姿を消し、足元から警棒で奇襲するが、フライヤーマグナムの射撃に怯み、タイムロボαのプレスブリザードを受け圧縮冷凍された(その際にドルネロに詫びている)。
ドルネロが彼に上述のアタッチメントを授けた理由は「昔馴染みよりも金と欲で繋がった絆の方が強い」とリラやギエンに説明し、今現在共にいる彼らのほうが重要であると示しつつ、同時に「殺害より圧縮冷凍の方がマシ」とも考えたためで実際は昔なじみをタイムレンジャーに身柄を保護させる為だった。
【余談】
ファミリー内ではリラ以上の古参らしく、彼女とも面識がある(
ギエンが知らなかったのは彼が加わる前に圧縮冷凍された為だった)。
しかし、彼女は彼が解凍された事に顔を顰めていたことから、以前から相当に折り合いが悪かった模様。
デザイン担当の原田吉朗氏によれば、「右肩の『POLICE』の文字の上に×を入れたりしているのは『悪になった人間のタトゥーの感覚で身体を塗り替えている』というイメージ」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
最終更新:2025年05月21日 01:45