出鱈目のファンダホー

「あーー0点ーー！」

【名前】	出鱈目のファンダホー
【読み方】	でたらめのふぁんだほー
【声】	高戸靖広
【登場作品】	天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】	epic8「ゴセイパワー、暴走」
【所属】	宇宙虐滅軍団ウォースター
【分類】	ウォースター構成員/トツネホ星人
【出身星】	トツネホ星
【特技】	様々な命令中枢を混線させる光線を発する
【任務】	なし
【趣味】	幹部になった自身の姿を妄想する事
【生物モチーフ】	オオスズメバチ
【器物モチーフ】	パラボラアンテナ、発電機
【その他のモチーフ】	スズメバチの巣
【名前の由来】	ファンタスティック・フォー
【出身星の由来】	スズメバチ（英：hornet）

【詳細】

惑星のモンス・ドレイクによって招集される事なく、落ちこぼれだった為に地球の虐滅に呼ばれる事のなかったトツネホ星人。

頭部に2つのアンテナ触角を持ち、機械や生物の命令中枢を混乱させる光線を発射し、その機能を狂わせる事ができる。
機械は誤作動を起こし、生物でも頭で考えたこととは全く違う行動しか取れなくなってしまう。
いわゆる「混乱」のバッドステータスを強制する能力であり、その能力は以外と厄介。

正式なウォースターであるかどうかも定かではないことから他の構成員に比べると戦闘力は低く、かなりおちゃらけた性格を持ち、誰にも声を掛けられない為に勝手に自身から地球に来襲した。
街で機械を狂わせているところに駆け付けたゴセイジャーに電波を発し、仲間を庇った為に浴びたアラタは天装術の効果がデタラメに出てくるようになってしまう。

再戦ではゴセイジャーに散々に煽てられ、「アンテナを壊せば電波の効果はなくなる」という弱点を自ら喋ってしまうが、その能力に目を付けた彗星のブレドランが救援に駆け付けた事でゴセイジャーを圧倒する。

その後、確実に止めを刺そうとするブレドランが召喚したビービ虫に噛み付かれて巨大化する。
アラタの書いたドラゴンヘッダーのカードをテンソウダーが誤認識し、実体化したエキゾチックブラザーにアンテナを破壊された為にアラタの天装術は正常に戻ってしまい、ゴセイグレートがエキゾチックブラザーと合体したエキゾチックゴセイグレートに圧倒され、最期はエキゾチックストライクを受け爆散した。

【余談】

両腕と両脚にスズメバチの巣、胸部にスズメバチの顔、両肩に発電コイル、両脛に発電タービンなどの意匠が見られる。

名前の由来となっている『ファンタスティック・フォー』の第2作目『銀河の危機』では主人公4人の能力が入れ替わるなどの出鱈目な事態で一騒動になったことが能力や登場話の元になったと思われる。

上記の台詞はアラタが描いたドラゴンヘッダーのイラストに対して発言したものだが、その0点の絵が偶然にもエキゾチックブラザーとなってしまい、「下手」とバカにした絵に倒される運命になった。

デザイン担当の酉澤安施氏によれば、「電気で痺れさせる設定から『電気→痺れ→毒』という発想でオオスズメバチをモチーフにした」らしい（『百化繚乱［下之巻］』より）。

次epicの構成員もハチがモチーフになっている。

スズメバチをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『星獣戦隊ギンガマン』のネイカー以来の登場となる。

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