【名前】 |
後悔の戦騎 アースレバン |
【読み方】 |
こうかいのせんき あーすればん |
【声】 |
森久保祥太郎 |
【登場作品】 |
帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER |
【所属】 |
デーボス軍 |
【分類】 |
戦騎、後悔の幹部 |
【司る感情】 |
後悔 |
【成分】 |
後悔、航海半ばの海賊、悔いの残る杭、コナゴナ陶器など |
【配合】 |
アースレバヨ・カッター |
【特記事項】 |
後悔ばかりのblogは現在は非公開 |
【名前の由来】 |
ああ、すれば |
【詳細】
後悔の感情を司るデーボス軍の戦騎。
シンボルとなる
後悔の表情は「アチャー」と片手で頭部を抱えているもの。
千面神官 ガオスに対して情報を与え、補佐する知恵者であるが、「言葉遣いが足りなかった」など何かにつけて後悔し頭を抱えている。
武器は長剣の「アースレバヨ・カッター」。
ガオスを立ててはいるが、忠実に従うようでいて他の戦騎達に独自の作戦を取らせるなど密かに暗躍。
時空の狭間に一片だけ残されていたデーボスの細胞からかつての主を復活させようとする他の3人とは別の思惑を持ち行動していた。
100年後のキョウリュウジャーの中で最大の後悔の持ち主として目をつけたダイくんから後悔の感情を吸収し、
さらにガオスを始めとする仲間たちを吸収することで100年前の過去に繋がるワープホールを作り上げる。
実はガオス達は正確にはデーボスの分身ではなく、むしろ彼らはアースレバンが創りだした者達であり、彼こそが本物のデーボスの分身。
かつて本編最終回時デーボスがキョウリュウレッドに破れた際に後悔の感情抱いたことで生まれたのがアースレバンであった。
時空を操る能力を持ち、その能力でキョウリュウジャーやデーボス軍に関する記憶を薄れさせていた。
ガオス達がかつての戦騎達に比べると司る感情が微妙なものになっていたり、キョウリュウジャー達が自分の色を見つけられず弱体化していたのも彼の暗躍の結果だと思われる。
自らの正体を明かし、捉えたラッキューロから
スクスクジョイロを奪って復元水を浴び巨大化。
そして100年前の過去に飛び、デーボスと共にキョウリュウジャーを倒すことで未来の世界をデーボスによって滅ぼされた世界に変えようと目論んだ。
だが時間跳躍中、決死の覚悟で飛び込んできたダイくんと、彼を認めたミニティラの攻撃によって本来の目的の時間とはずれた地点に落ちてしまい、
駆けつけた過去の(放送当時の)キョウリュウジャー達の猛攻により、デーボスに助太刀するどころか何も出来ないまま再び100年後の未来へと押し戻されてしまう。
作戦が失敗し復元水の効果も切れてしまったが、なおも大量の戦闘員を呼び出しキョウリュウジャー達と戦闘。
しかし海岸にて彼らに追い詰められ、最後はスペシャル獣電池によって呼び出された100年前のキョウリュウジャー達の力を結集した十二獣電レジェンドブレイブフィニッシュを叩きこまれ、
ダイくんを侮ったことを後悔しつつ爆散した。
【余談】
デーボス軍の戦騎恒例のオズの裏モチーフは「せとものの国の姫」らしい。
デザイナーであるK-SuKe氏によると「不注意からティーカップを割って後悔するイメージにし、陶器の身体はオシャレなティーセットのようにした」らしく、
他にも「いつも振り返ってばかりのアースレバンに相応しく、背中にはトランプの裏面を加えた」とコメントしている(DVDの映像特典の「ガブリンチョファイル」より)。
「帽子と左手が海賊風、パイプが船乗り風」という点は航海(後悔)「胸部に貫いている杭」は悔い(杭)をイメージしている。
時間航海によって過去に戻れる能力は「後悔」という過去を振り返り悔やむ言葉から「過去を振り返る=過去に振り戻る」というイメージから来ていると思われる。
声を演じる森久保氏は特撮作品での出演は今作が初となるが、テレビ東京系列の子供系情報バラエティ番組『おはスタ』で怪人ゾナー役として顔出しで出演し、特撮作品のパロディを行った事がある。
最終更新:2017年07月18日 17:38