ロイミュード(死神)

メディック「ハート様と私と選ばれた者以外は、消していった方が効率が良いんです」

【名前】 ロイミュード(死神)
【読み方】 ろいみゅーど(しにがみ)
【声/俳優】 石井淳(028)
富永研二(092)
【登場作品】 仮面ライダードライブ
【初登場話】 第20話「西城究はいつからロイミュードだったのか」
【分類】 ロイミュード
【序列】 044(スパイダー)
094(コブラ)
034(コブラ)
054(スパイダー)
104(バット)
028(スパイダー)
092(バット)
041(コブラ)
バイラルコア それぞれのバイラルコア
【事件】 アイドル声優襲撃事件
同時刻死体遺棄事件
失踪事件
【特色/力】 大鎌「ヘルサイス」や銃、爪などの武装、メディックの指令の元に複数で行動する、メディックによるさらなる強化改造?
【求める人間性】 不明
【モチーフ】 死神?

【詳細】

『死神』としての行動が不可能になったチェイスに代わり、メディックが新たに用意した彼女直属の『死神部隊』。

素体は下級ロイミュードだが、外見は檻のような兜と蓑のようなマントを羽織り、さながら『死神』と同時に原住民族の祈祷師を思わせる。

進化途中でありながらメディックが施した強化手術により、「ヘルサイス」と呼ばれる大鎌の他、銃型武器と鉤爪により武装を持ち、さらに状況によっては彼女の手で武装改造が追加されるときもある。
『死神=死』という連想からか、ほとんどが下1桁が4の序列を持つロイミュードたちが選抜されている。

裏切り者のロイミュードを処刑する使命を帯び(といっても狙われるのはどうやらメディック個人のさじ加減であり、直接手を下すのは彼女自身だが)、第20話では人間との共存を考えていたロイミュード072を付け狙うスパイダー型の044とコブラ型の094が登場。

ビルの屋上で072がマッハとドライブに遭遇しあこがれの仮面ライダーに出会えたことに興奮していると、そこに乱入して072を襲撃。
その場にいたドライブたちと戦っていたが、本命の072が混乱に紛れて逃亡すると、自分たちもライダーに対して不利になると見て撤退する。

その後、072の暗殺にメディックが成功すると、それを追ってきたマッハと交戦する。
しかし、無惨に殺された072の最期を看取った進ノ介が参戦すると形勢が逆転。
メディックを「悪魔」と断罪し、激しい怒りに燃える彼が変身するデッドヒートの猛攻はにメディック(人間態)を含めた3対1でも太刀打ちできず、最期は哀れにもメディックの触手に絡め捕られて『フレア』で発動した必殺キックの盾にされ、2体とも爆散した。

翌話の21話では、メディックの近衛兵としてコブラ型の034、スパイダー型の054、バット型の104の3体が登場。
ドライブとの交戦中に104がメディックの追加改造で片腕を強力なバスター(オリジナルDVDに登場した005の武装に酷似)に変化させられ、他の死神ロイミュードが撤退しても単独で飛翔能力と遠距離攻撃で2体のライダーを苦しめるが、空中でマッハが発動した『カクサーン』のフルスロットルを背後から受けて爆散する。

22話では洗脳が解けたチェイスを再び拉致しようとするメディックとともに034と054が現れ、そこに居合わせたマッハと交戦するが、デッドヒートマッハの「ヒートキックマッハー」で2体揃って爆散した。

第31話では001こと壮一の依頼により、スパイダー型の028とバット型の092が彼の側近として借り出される(それまでと異なり番号に4が入っていないが、どちらも4の倍数)。
スーツを身に付けた男性の姿で001のボディガードを務め、彼に立ち向かおうとする進ノ介に襲い掛かるが、その場を引き受けた仮面ライダーチェイサーと交戦し、必殺の「アクロスブレイカー」を前に超高速で動き回って回避しようとするも、豪快な斬撃を前に軌道ごと攻撃を当てられて2体とも爆散した。

第37話では、コブラ型の041がクックロイミュードと交戦中だったドライブの前にメディックと供に登場。ところが、直後にクックの体内にしまっていた『黄金のソース』をメディックによっていきなりぶっかけられて超進化態への拒絶反応として発火暴走してしまう。
そのまま凶暴化してドライブを苦戦させ、自分ごとドライブをクックの攻撃で葬ろうとするが、乱入したハートに中断させられ、彼の手で暴走の原因である毒素を抜き取られて沈静化した(機能停止したが生死不明)。

【余談】

メディックの直属の部下と言える扱いだが、彼らは上記のセリフに現れる彼女の独善的な選民思想は知らなかったらしく、2体とも動揺を示していた。

仮面ライダー図鑑では「死神部隊」として紹介されている。

最終更新:2025年02月06日 01:51