ゴネーシ

「わ~~~~♪巨大化した方が、救世主っぽいネッシー♪」

【名前】 ゴネーシ
【読み方】 ごねーし
【声】 津久井教生
【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー
【登場話】 Space.15「海の惑星ベラの救世主」
【所属】 宇宙幕府ジャークマター
【役職】 ダイカーン
【出身】 惑星ネス(ミナミノウオ座系)
【装備】 オオボライデント
【星人特有器官】 生物擬態頭部器官「ナニカシラ」
【分類】 水棲宇宙人
【プロフィール】 シーフードとバーベキューが大好きな宇宙の詐欺師
キョダインロウ 右腹部
【担当】 惑星ベラ(ホ座系)
【圧政】 救世主を騙り自分を盲信している人々に貢物を献上させる圧政
【討伐メンバー】 ラッキー
ナーガ
ハミィ
ラプター
スパーダ
【目撃証言】 ゴネーシが倒された後も惑星ベラの海には巨大なクジラのような影が時々見られる
【モチーフ】 ネッシー?、ダイバー?、提灯鮟鱇?
【名前の由来】 ごねるネッシー?
【出身星の由来】 ネス湖?

【詳細】

ダイバースーツを来た半魚人のような容姿をした、海の惑星ベラを統治するダイカーン。

頭部の「ナニカシラ」を巨大に投影させる機械(能力でもなんでもない)を所持しており、それを配下のインダベーが操作することで沖合の海面に浮いていた自分の頭部を拡大した虚像を海岸の人々に投影。
自分のことを「綺麗な海を汚す侵略者たちから村を救う救世主」と偽り、その言葉を信じて自分にすがろうとする海の村人たちから貢物を納めさせ、人目のつかない場所でインダベーたちとこっそりと満喫するという圧政(というよりただの悪事?)を行ってきた。
ちなみに彼に与えられたモライマーズは地上ではなく、通常では目視できない海底深くに鎮座しており、マアサの証言からこのモライマーズ(空から降ってきた塔)が海洋を汚染させていたと推測される。

戦闘では三つ叉の銛「オオボライデント」を武装する。

村人たちから騙し取った食材でバーベキューを洒落込もうとしていたところ、偶然村の少女のマアサに目撃され、自分の本当の姿を知られてしまう。

口封じに彼女に襲いかかるが、偶然居場所を特定したホキュータマを求めて惑星を訪れていた(進言したハミィによって半ば海水浴を目的に観光がてら降り立ったが、水質汚染で海洋が観光ガイドとは一変して寂れていたことに落ち込んでいた)キュウレンジャーに見つかり妨害され、チキュウにいるはずの彼らが邪魔に現れたことに混乱しながら応戦するが、即座に海洋へ泳いで逃げてしまう。

逃走した自分を追って行ったイエローとピンクを除き、ラッキーたちが海岸の祭壇を訪れると、村人を襲おうとしていたインダベーを自作自演で電撃で倒し、蜃気楼の向こうから巨大なシルエットで出現。
村に戻ってきたマアサが奥手で真実をなかなか話せなかったところ、口封じのために「怒っている海を沈める生贄」と称して村人たちに彼女の身柄を引き渡すよう要求し、さらに真相を話そうとするラッキーたちにも「海を汚した侵略者」という濡れ衣を着せ、余計な情報が村人に悟られないよう妨害した(ちなみに村人とともにナーガも彼のことを救世主と信じて崇拝し、村の宝として奉納されているホキュータマが目的で来たことを話し、事態を悪化させてしまった)。

村人と一緒に崇拝するようになったナーガを残して、ラッキーとハミィに匿われたマアサに逃げられてしまう(ダイカーンもナーガがいることはとくに気にも留めなかった)。

その後、ゴネーシへの追跡から別行動を取っていたラプターとスパーダが合流し、それぞれの偵察から「海岸に隠れていたインダベーが怪しい機械で投影を行っていた事」、「深海にモライマーズが突き刺さっていた事」が判明。
事情をマアサから聞き、ダイカーンの悪事を暴こうとしたハミィの発想で彼女とラッキーは「逃走した生贄を捕えた使者」に化け、海岸にマアサを連れて帰還。
ハミィに激励されて勇気を得たマアサが村人に真相を訴え、そのタイミングでラッキーが合図を知らせると、伏兵のピンクがボウエンキョウキュータマで装置を操作していたインダベーを狙撃して幻影が消滅。さらにどこかの海面に浮いていたゴネーシ本体には真下の海中からトビウオキュータマで加速したイエローの「カジキアタック」で鼻の角で浣腸されてその勢いで浜辺まで打ち上げられ、釣り上げられた魚の如く痙攣してしまう。
村人たちの前で本性を晒されたことに怒り、キュウレンジャーと交戦する。

先に戦わせていたインダベーが全滅するとグリーンを攻撃するが、「変わり身の術」で回避されており、今度は彼女の光学迷彩攻撃に翻弄され、さらにレッドの射撃を弾くもその弾いたエネルギー弾が水平線上に現れた謎の巨大生物に直撃し、怒った生物の潮吹きでずぶ濡れになってしまう(ラッキー曰く「シシ忍法よっしゃラッキーの術」)。

そして5人の「オールスタークラッシュ」を喰らい爆散すると、ヒカエオローで巨大化。
キュウレンオー(01,06,07,08,09)が出陣するも、そんなことを気にせず、上記の台詞のようにわざわざビジョンで巨大に見せるよりも自身が巨大化した方が「救世主っぽい」と大はしゃぎで海洋を遊泳し、呆れたキュウレンオーの水上走行突進で上空に投げ飛ばされ、落下するすれ違い様にカジキとワシの両腕で攻撃され落下。
最期は「キュウレンオーメテオブレイク」で海中深くまで飛ばされ、そのままモライマーズごと貫通され、「(本物の)究極の救世主に負けたネッシー」と叫んで爆散した。

【余談】

出身惑星から、デザインモチーフはおそらく「ネス湖のネッシー」。以前登場したダイカーンのユメパックンのモチーフと考えられるUMAと似ているが、あちらはこの「ネッシー」というUMAに因み、別の場所で新たに命名された未確認生物である。

最終更新:2017年07月10日 15:47