江島研究室

【名前】 江島研究室
【読み方】 えじまけんきゅうしつ
【登場作品】 仮面ライダー龍騎
【初登場話】 第12話「秋山蓮の恋人」
【分類】 劇中用語

【詳細】

仮面ライダー龍騎の世界に存在している清明院大学という架空の大学に存在する研究室。

江島均という教授が開いた研究室であり、神崎士郎や小川恵里、仲村創らが在籍していた。

ミラーワールドについての研究を行っていたが、それに関する実験中ダークウィングが出現し小川恵里らを含めた3人の学生に対し超音波攻撃を放ち、これが影響したことで恵里は昏睡状態に陥ってしまった。

そして神崎士郎と江島教授は姿を消したことで研究所は閉鎖されてしまう。
神崎士郎についての動向は本人の項目リンクを参照にしていただきたいが、行方不明になった江島は大学から去って以来、ミラーモンスターの気配に怯え暮らしておりSEAL(封印)のカードを常に持ち歩いて用心していた。

しかし橋を渡っていた最中の自転車との接触事故によって手に持っていた封印のカードを落としてしまい、狼狽しながらかつて努めていた清明院大学に逃げ込むもテラバイターの襲撃を受けてしまう。

駆けつけた真司達によって捕食されるのは免れたが既に致命傷を追っており、兄のことを調べるため大学を訪れていた神崎優衣を見ると「あんたさえいなければ…」と言い残し死亡してしまった。

後々の展開、神崎士郎やその妹である優衣の真実を鑑みれば彼の研究室は神崎士郎によってミラーモンスターの召喚やそのコントロール手段、カードデッキ等のシステム開発の隠れ蓑にされていた可能性が高い。
しかしながらその時点で神崎士郎はアメリカで死亡した扱いになっており、ミラーワールドの存在と化していた。
そんな彼が大学に在籍できたとも考えにくく、本名で活動していたようなのでもしかすると外部協力者のような形で研究室に関与していたのかもしれない。

今際の際の言葉を見るに、神崎優衣の真実を知っていた、あるいは神崎士郎の目的に妹の存在が密接に関わっていたことを察していたとも考えられる。
そういった事情を知りながらもミラーワールドについての探究心から神崎士郎を招き入れた結果、学生たちの死亡、研究室の閉鎖という大事件が発生してしまい、自分の行いが原因の一つでありながらも、現況とも言える優衣の存在に対してつい恨み節を遺してしまった…というのが彼の末路なのかもしれない。

なお彼が所属していた清明院大学には香川英行も在籍しており、彼が神崎士郎の研究資料を読んだことでミラーワールドの存在やカードデッキなどの装備の情報を知り、更には神崎優衣に関する情報まで手に入れていた。
この事も踏まえるとやはり神崎士郎と江島均はかなり深いところまでの情報を共有していた可能性が高い。

最終更新:2025年07月23日 01:17