ラクシャーサ

「この世界に邪悪な衝動が渦巻いている限り、俺が死ぬ事はない!」

【名前】 ラクシャーサ
【読み方】 らくしゃーさ
【声】 飯塚昭三
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊
【所属】 オルグ
【分類】 はぐれハイネス
【人体モチーフ】 髪の毛
【怪物モチーフ】 鬼、羅刹(ラクシャーサ)

【詳細】

巨大な1本角を持つはぐれハイネス。

触手で捕らえた者を幻想世界に引きずり込んでは絶望を味わせ、その魂を吸収する事でパワーアップを遂げる能力を有する。
自身の体内に溜め込んだ邪気が強大過ぎる為、自ら角を傷付けた事で永い眠りに就いていたが、突如として復活を遂げる。

身体に宿る邪気をデュークオルグオルゲットに分け与え、それにより彼らは大幅に強化する。
更に上述の能力で戦士の魂を喰らわれたレッドとホワイト以外の3人も戦えないようになり、レッドの魂も喰らおうと幻想世界に引きずり込む。

その後、幻想世界で復活したオルグ魔人にレッドを襲わせるが、3体のオルグ魔人がレッドに倒されてしまう。
自らの手で走を抹殺しようとするが、番場壮吉と今村みくの手助けを得た冴に走を救出され、戦士の心を失った筈の3人が復活し、ガオレンジャーと彼らを助けたドリーム戦隊が集結すると幻想世界のオルグ魔人を実体化させる

しかし、ビッグワン率いるドリーム戦隊によってオルグ魔人は全滅してしまう。
自身はガオレンジャーと交戦するが、3人(ブラック、ブルー、イエロー)の怒りの反撃に怯み、ガオメインバスター・ファイナルモードと破邪百獣剣を連続で受け敗北。

その直後、自力で巨大化する。
ガオマッスルを合体解除に追い込む程のパワーを発揮するが、ガオライオンの呼び掛けに応えたかのように歴代の巨大メカが出現し、次々と繰り出される攻撃を耐えるが、歴代の1号ロボの信じる心を継いだガオキングの天地轟鳴・スーパーアニマルハートを受け倒される。

その後、保険としてヤバイバ達に与えていた自身の邪気を吸収した事で等身大の姿で復活する。
ガオレンジャーとドリーム戦隊を苦戦させ、上記の台詞で豪語するが、レッドファルコンの呼応で集結した歴代レッドの勇姿にガオレンジャーは奮起し、最期は無限の戦隊魂を引き出した5人がその力を集結させた「邪気浄散・ガオレンジャーストーム」を受け滅び去った(その際に「バカなーー!」と叫んでいる)。

敗北後、ガオレンジャーはテトム「俺達ははぐれハイネスを倒してきた」と報告するが、彼女は「はぐれハイネスが復活した夢を見ていた」と信じなかった。

【余談】

スーツは後に百鬼丸に改造された。

「羅刹(ラクシャーサ)」はインド神話の鬼神とされている。

同作で以下の戦士がドリーム戦隊として登場する。
【作品】 【登場人物】
ジャッカー電撃隊 ビッグワン/番場壮吉
超獣戦隊ライブマン レッドファルコン/天宮勇介
電磁戦隊メガレンジャー メガピンク/今村みく
星獣戦隊ギンガマン ギンガブルー/ゴウキ
救急戦隊ゴーゴーファイブ ゴーイエロー/巽ダイモン

更にレッドファルコン以外の放送当時までの歴代レッド(『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャー~『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムレッド)と歴代の巨大メカ(『ゴレンジャー』のバリドリーン~『タイムレンジャー』のブイレックス)の他、ビッグワン/番場壮吉役の宮内洋氏が演じる『ゴレンジャー』の新命明と『超力戦隊オーレンジャー』の三浦尚之参謀長がバンク映像として登場する。

同作の時系列はガオマッスルが初登場するQuest10とガオバイソンが戦線離脱するQuest22の間辺りと思われる。

髪の毛をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『ゴレンジャー』の黒髪仮面以来の登場となる。

声を演じる飯塚氏はシリーズ第4作目『電子戦隊デンジマン』でも鬼をモチーフにした怪人(オニラー)の声を演じている。

最終更新:2015年05月18日 19:38