モールイマジン アックスハンド

「逃げた方がいいよ」

【名前】 モールイマジン アックスハンド
【読み方】 もーるいまじん あっくすはんど
【声】 桐井大介
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第35話「悲劇の復活カード・ゼロ」
【分類】 イマジン/モールイマジン
【契約者】 山口
【契約内容】 岡元道場の連中と(喉自慢で)勝負して勝つ→契約者に憑依した状態で一方的に勝利する
【過去の日付】 2000年6月16日(岡元道場の連中に喉自慢大会で負けた日)
【童話】 親指姫サンブリーナ
【イメージモチーフ】 モグラ

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が山口という男性の想い描く童話『親指姫サンブリーナ』からモグラをイメージし、この世に現出した姿。

複数体存在するモールイマジンの中では左腕にアックスハンドを装備する個体であり、他の2体と共に凶暴な両腕を振るう事による連携攻撃を得意としている。
更に全身を回転させる事で旋風となり、飛び回りながら周囲を破壊し、口腔のドリルを射出して相手を爆殺する戦法も好む。

山口の「岡元道場の連中と(喉自慢で)勝負して勝つ」という望みを叶えるため行動するが、その真意は電王を誘き寄せて仲間達と共に確実に仕留めようというもの。

山口の望みを曲解し、道場の者たちを叩きのめすことで強引に契約を完了させると過去へ飛び、先に過去へ飛んでいた他の2体と共に未来が変わりつつある影響で良太郎とイマジン達の同調が不安定な電王アックスフォームを追い詰める。
更に「1体でも十分に止めを刺せる」と豪語した事で他の2体はその場を離れ、その場に残った自身が電王を始末しようとする。

しかし、新たなカードを得て変身したゼロノスアルタイルフォームが駆け付け、ゼロガッシャーを激しく何度も叩きつけられたことでアックスハンドを破壊されてしまう。
ゼロノスの気迫に慄き地中に潜って逃走しようと試みるが、最期は地中に撃ち込まれたグランドストライクを受け爆散した。

【余談】

同話で仮面ライダー電王アックスフォーム/キンタロスのスーツアクターを務める岡元次郎氏が岡元道場の道場主役として再登場している。

声を演じる桐井氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。
後に仮面ライダーオーズ/OOOにてアンキロサウルスヤミー仮面ライダーウィザードにてアラクネの声を担当した。

デザイン画の段階ではこのアックスハンドは生身の手に斧が融合、もしくは突き刺さったかのようなグロテスクなものも確認できる。
最終的に斧型の義手のようなデザインに落ち着いた。

最終更新:2021年03月28日 04:38