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422 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/10/13(月) 09:20:04


(独立宗教法人柳洞寺の6ターン目です)
イベントが発生しました。


柳洞零観:アーチャーの弔い

幕僚でありながら僧侶でもある柳洞零観氏がアーチャーの追悼を求めております。
敵とは言え、仲間を逃がす盾となって散ったアーチャーに敬意を表し、せめて弔いを行いたい
との事です。
今回のアーチャーの消滅は柳洞寺内でも過剰防衛ではないかとの意見が出て動揺が広まっていますので、
追悼の意を表す事で死者の霊を慰めると同時に、その動揺をいくらか抑える事ができると思われます。

このイベントを実施した場合の変動は以下の様になります
人材:柳洞零観が行動不能になります(後3ターン)
   柳洞一成が行動不能になります(後3ターン)
(本編における第8ターン終了時まで行動不能)

実施しなかった場合の変動は以下の様になります。
人材:柳洞零観の不満度+20
   柳洞一成の不満度+20

(選択)追悼を認めますか?
Y/例え敵とは言え、霊を慰めるのは当然の行為である
N/敵は敵だ


佐々木小次郎:ペンダント、返却の願い

閣下、佐々木小次郎氏がアーチャーの遺品であるペンダントを遠坂凛に返却するよう求めております。
塵となって消滅したアーチャーが唯一身に着けていたものであり、おそらくはアーチャーにとって
思い入れのある品であると思われます。戦った身として、敬意を表したいのでしょう。
ですが、魔力は空っぽとは言え、閣下があのペンダントに魔力を込める事で場合によっては瀕死の
重傷者を救うことができるかもしれません。


このイベントを実施した場合の変動は以下の様になります

アイテム:魔力の入っていないペンダントが遠坂陣営に渡ります


実施しなかった場合の変動は以下の様になります。

人材:佐々木小次郎の不満度+30


(選択2)ペンダントを返却しますか?
Y/好敵手には敬意を表そう
N/敵は敵だ



諜報部:情報公開

今回の一連の戦闘とその結果発生したアーチャー消滅について、情報公開を行い、こちらに非はない事を
他勢力に表明するべきでは、との提案がなされました。
まだ起きたばかりの出来事であり、アーチャー消滅の事実を知っているのは柳洞寺と遠坂陣営だけですが、
遅からず他勢力もこの情報を掴むことと思われます。
サーヴァントとは言え、その「死」の衝撃は大きく、いくらこちらに非が無い事を表明しても親密度低下は
避けられぬと思われますが、遠坂陣営から一方的な発表がされる事を防ぐ事はできます。
戦闘と事実のみを公表する手もありますが、より詳細な情報を求められる可能性もあります。

詳細情報を公開した場合(追悼を実施の場合)

中立組織:ス○ス銀行深山支店を除く全ての中立組織の親密度+10
他勢力:大ブリテン衛宮邸連合、古代アルスター我様激辛麻婆帝国の親密度+10
    アインツベルン第三帝国の親密度+20

人材:佐々木小次郎の復帰がさらに1ターン遅れます


戦闘と事実のみを公表(追悼を実施の場合)

中立組織:ス○ス銀行深山支店を除く全ての中立組織の親密度+10
他勢力:アインツベルン第三帝国、古代アルスター我様激辛麻婆帝国の親密度+10

このイベントを実施した場合の変動は以下の様になります

詳細情報を公開した場合

中立組織:ス○ス銀行深山支店を除く全ての中立組織の親密度-10
他勢力:大ブリテン衛宮邸連合、アインツベルン第三帝国の親密度-10
    古代アルスター我様激辛麻婆帝国の親密度+10

人材:佐々木小次郎の復帰がさらに1ターン遅れます


戦闘と事実のみを公表

中立組織:ス○ス銀行深山支店を除く全ての中立組織の親密度-10
他勢力:古代アルスター我様激辛麻婆帝国の親密度+10

実施しなかった場合の変動は何もありません。


(選択3)情報を公開しますか?
Y:情報公開は時の流れだ

Y-1/詳細情報を公開する 
Y-2/戦闘と事実のみを公表

N/不完全な情報公開はかえって混乱を招く


435 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/10/13(月) 22:58:48


柳洞零観:アーチャーの弔い

人にとり、死とは特別なものである。
例え彼が敵であったとしても、その勇敢な死を惜しみ追悼を行う事は、平和を愛する柳洞寺にとって
当然の行為である。
我らの追悼により、彼の御霊がいくらかでも慰められるのであれば、幸いである。

このイベントの結果による変動は以下の様になります。

人材:柳洞零観が行動不能になります(後3ターン)
   柳洞一成が行動不能になります(後3ターン)
(本編における第8ターン終了時まで行動不能)



 遠坂凛/ありがとうなんて、絶対に言わない!
黒桐幹也/伝言を伝えます。『彼は最強のサーヴァントだった』だそうです。


閣下、遠坂凛はペンダントを受け取った模様です。


このイベントの結果による変動は以下の様になります

アイテム:魔力の入っていないペンダントが遠坂陣営に渡りました



諜報部:情報公開

それでは全中立組織、他勢力に対し、昨日の戦闘の経緯と結果を伝えます。

『深夜、柳洞寺の山門にて遠坂陣営のサーヴァント・アーチャーと柳洞寺のサーヴァント・佐々木小次郎が
 戦闘を行い、アーチャーが消滅、佐々木次郎が重傷を負いました。
 なお、当日柳洞寺は境内に何者かが侵入しております。侵入による柳洞寺の被害はありません。
 また、消滅したアーチャーの追悼を近いうちに実施いたします』

なお、この発表を受け、遠坂陣営はアーチャーの消滅を認めるコメントを出しました。


このイベントの結果による変動は以下の様になります

中立組織:ス○ス銀行深山支店を除く全ての中立組織の親密度+10
他勢力:アインツベルン第三帝国、古代アルスター我様激辛麻婆帝国の親密度+10



「おはようございます」
「……おはよう、黒桐君」
「……おはようございます、黒桐さん」

 一夜明けた柳洞寺は対照的な雰囲気に包まれていた。
 初めて敵と遭遇し、それを撃退した事で息上がる諜報部部員に対し、零観さん、一成らの
表情は険しい。
 黙々と朝ごはんを食べるその姿から、二人がショックを受けている事がありありと分かる。

 アーチャーの消滅

 人に例えれば死を意味する消滅は二人にとってそれだけ衝撃が大きく、今、柳洞寺は戦争を
している、という事を強く意識する事になった。

「……佐々木さんは僕たちを守るために、全力で戦ってくれました。もし、佐々木さんが
負けていれば」
「分かっておる、分かっておるのだ。黒桐君!」

 零観さんも分かっているのだろう。佐々木さんは剣豪であり、それも並みの使い手ではない。
その佐々木さんが重傷を負うような相手に手加減などできるはずはないし、そんな仏心を
出していたら、逆に佐々木さんが消滅させられていたかもしれない。
 そもそも、本質的には遠坂陣営が侵入したのが原因であり、こちらに非はない。

 それでも『消滅させる事は無かったのではないか。撃退に留める事は出来たのではないか』
そう思うのだろう。

 その気持ちは痛いほど分かる。逃げた敵を追って山門に行き、倒れていた佐々木さんを見た
僕でさえ、撃退に、あるいは負傷させて追い払う程度で終わらせる事は出来なかったのか、と
思うのだから。
 しかしそれは、僕らを守るために戦った佐々木さんに対する侮辱であり、同時に消滅した
アーチャー氏に対する侮辱にもなる。
 彼は戦士として散った。情けをかける事は、彼に対する侮辱に他ならない。

 そう言い聞かせてなお、割り切れないのが人というものなのだろうけど。


「偽善と言われるかもしれぬが、せめて追悼を行う事で彼の魂が安らかに眠れるよう、
キャスター殿に頼むつもりだ」
「そうですね、零兄。それくらいはキャスターさんも許してくれるでしょう」

 いつもは温和な表情を見せる零観さんの表情は固く強張っており、一成君もまた泣き出しそうな
顔に見える。
 二人はアーチャーさんと少し面識があった、という。
 二人からは、ただ単に冬木の地で始まった戦争で死者が出た事を嘆いている、というだけでは
なく、アーチャーという人の死を純粋に嘆いている、そんな印象があった。

 少し面識があった二人でさえ、この悲しみなのだ。遠坂凛が、そして遠坂陣営の面々がいかに
悲しみを抱いているのかは、想像するだけで嫌だ。
 だけど、それが戦争なのだ。
 そして、お盆からこぼれた水は元に戻る事もまた無いのである。


「追悼? 良いわよ」

 悲痛な覚悟でメディアさんの前に行った僕たちに対し、メディアさんはあっさりと
許可をくれた。

「あのお嬢ちゃんとは少なからぬ因縁はあるけど、あの子がアーチャーをどれだけ
頼りにしていたかは知っているわ。
 襲われたのを撃退したんだからこちらに非は無いけれど、後ろめたいのは事実だし。
 追悼であの子が気を良くするとは思わないけど、こちらに出来るのはそれくらいしかない
からね」

 そういうメディアさんも少し悲しそうな顔をしていた。
 メディアさんはかつてアーチャーさんを従えていた時期があるという。アーチャーさんは
始めから裏切る気で仕えたそうで、事実あっさり裏切られたそうだ。
 アーチャーさんが仕えていた期間はどうだったんですか? と聞くと

「アサシン(佐々木さん)が二人いたような状況よ」

 とため息交じりで答えてくれた。
 なんだか、部下に恵まれない上司といった感じであるが、それでも思い出は思い出なのだろう。

「で、追悼式の開催はいつにするのかしら?」
「明日、柳洞寺の仮の追悼式を行い、来週の土日のどちらかで本格的なものを考えています。
アーチャーさんはセイバーさんやイリヤさんにも慕われていましたから。彼女らも
参加できるような形式が良いと思います」
「なら、任せるわ」

 一成君の言葉にメディアさんは了解の返答を返す。人で例えれば、家族だけで密葬を行った後、
親しい人を集めてお別れ会を開く、と言った所だろうか。


「それと、もう2つお願いがあります」
「何かしら?」
「昨夜、柳洞寺の石段に残されていたペンダントですが、あれはアーチャーさんの遺品だと
思います。
 サーヴァントというのがどういうものなのか僕にはよく分からないのですが、遺体を
残すこともなく、塵となったアーチャーさんが身につけていた物だという事は分かります。
 アーチャーさんの遺品である以上、遠坂さんに返す事はできませんか?」 

 昨夜、侵入者を追って山門に到着した僕が見たのは、肩口をぱっくりと斬られ、どくどくと
血を流して倒れている佐々木さんの姿であり、消えゆくアーチャーさんの姿であった。

 人が文字通り跡形もなく消滅する。

 そんな物語の中でしか見たことのない光景を見た後に残った、たった一つのペンダント。
 それはきっと、アーチャーさんにとって大切なものであり、同じくらい遠坂凛にとっても
大切なものだと僕は思った。
 もちろん、アーチャーさんの生活空間である遠坂邸には、アーチャーさんの思い入れのある
品が幾つも残っていると思う。
 しかし、それでも彼が肌身離さず身につけていたものというのは、大きいと僕は思う。
 それに、遠坂さんには伝えたい言葉がある。

『黒桐殿。彼は最強のサーヴァントだった』

 メディアさんに治療のため姿を消される前に、佐々木さんが僕に言った言葉。
 あれはその言葉を遠坂凛に伝えて欲しいという意図があったのではないか、と思う。
 佐々木さんに確認できれば一番なのだが、佐々木さんは現在、人間に例えると面会謝絶、
絶対安静の状態だそうだ。サーヴァントなので無理に話すことは可能だが、それをやると
復帰がさらに遅れるという。
 そこまでして確認する事はないと思うし、戦士に敬意を払う事は間違っていないと思う。

「もう一つは?」
「正直に言います。佐々木さんの行動は間違ってはいないが、過剰防衛ではなかったのか、と
思います。佐々木さんに守られたはずの僕が思うのですから、何も知らぬ他人がそう考えるのは
自明です。
 柳洞寺を襲撃したはずの遠坂陣営が被害者で、こちらが加害者。そういうイメージが蔓延する
前に戦闘の経緯と結果を他陣営に発表し、あくまでもこちらは正当防衛である事をアピールする
必要があると思います」

 本当ならば、そんな事に頭を使いたくはない。
 だが、もし遠坂陣営がその手のキャンペーンを大規模に行ったのなら、瞬く間に柳洞寺包囲網が
完成する。
 一成君や零観さんの態度を見るに、アーチャーさんは他陣営の人からも相当慕われる人格者だった
と思う。その彼を運命の被害者に祭り上げられたのなら、本当に柳洞寺包囲網が完成してしまう。

「いいわ。ペンダントは坊やに上げるから好きにして。それから、発表内容も坊やに任せるわ。
ただ、アサシンは当事者だし、重傷。目撃者は境内から逃げ出した二人のみで公式には行方知れず。
それでも効果はあるの?」
「佐々木さんが山門から動けない事は他陣営でも幕僚であれば、誰でも知っている事です。
そして、佐々木さんが傍若無人な振る舞いをする人間からはほど遠い事もまた、知られています。
 アーチャーさんも人格者であるなら、今回のアーチャーさんの消滅は『殺害』ではなく
『不幸な事故』であると認識してもらう事はできます。
 発表する際、追悼についても触れますので、他陣営の理解は得られると思います」

 メディアさんにはあえて言わなかったが、一番難しいのは『遠坂陣営が完全な加害者』に
ならないよう、ギリギリの所で調整する事だ。
 完全な加害者になれば、遠坂陣営は孤立し、おそらく自滅への道を辿る。
 アーチャーさんという優秀な幕僚を失った遠坂陣営がどう動くのかは分からないのだけれど、
僕としては弔い合戦に出られるのが一番困る。
 無論、勝つことは出来るだろう。佐々木さんが負傷しているとは言え、要塞のような山門は
健在だし、葛木氏も武術に長けた人だ。
 それでも、弔い合戦となれば敵の士気は高いはずだし、柳洞寺の被害は馬鹿にならない。
遠坂陣営を撃退した後、別の陣営から攻められて敗北、という可能性も否定できない。
非戦時の死者は宣戦布告の名目として十分すぎる理由となるし。

「通達は諜報部や研究班、それから修行僧にも出しておいて。撃退して息が上がっている諜報部も、
もう暫くしたら重要幕僚消滅の意味に気付くだろうから」
「分かりました」


 第6ターン、5日目はこんな感じで過ぎた。午前中はこの話、午後は文章作成。
 前日の所属不明の組織からの襲撃(それが遠坂陣営からの襲撃であった事は分かりきっていたけど)
を受けて第二種警戒態勢は解除されず、今日も諜報部は24時間、柳洞寺に詰める事になる。

 ……あ、そう言えば、土曜日は式が泊まりで家に遊びに来る予定だったんだ。
 どうしよう? 式に断りの電話を入れるか、それともメディアさんの許可をとって一時帰宅するか。
泊めるのは無理でも夜まで会うって手もあるし。
 まあ、どちらにしても帰る場合はメディアさんの許可がないと駄目だけど。



【選択肢】
A:式に断りの電話を入れる
B:一時帰宅(夜までには柳洞寺に帰還)の許可を取る
C:一時帰宅(戻りは翌日の午前中)の許可を取る

Bの場合は有効投票の下一桁を3で割り、割り切れなければ成功です。
Cの場合は有効投票の下一桁を3で割り、『割り切れれば』成功です。



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最終更新:2008年11月13日 19:29