692 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/09/16(土) 16:42:36

窮地を脱出する策を考えていると突然天国のじいさんに手紙が書きたくなった。

『前略 じいさんへ
そちらはお元気ですか?俺ももうすぐそっちへ行くと思います。
と言うのもですね、カレイドルビーが襲ってきたんだyo!
俺正義の味方に悪に認定されちゃたんだyo!
しかも1対2だyo!勝てねえyo!つーか左手が痛くて気が狂いそうだyo!』

って今はそんな事考えている場合じゃないだろ俺!
やばい、左手の痛みで本気で意識を失いつつある。早くここを乗り切る手を打たねば。
考える事数秒、俺は痛みの走る左手に目をやった。うーんやっぱこの手しかないか。
左手を高々と上げ、死を回避するための呪文を唱える。

「ふっじねーえー!ヘルプミー!」
カレイドルビーを呼んだ時の三倍強の大声で助けを呼んだ俺。我ながら情けないが
今はこれがベストな手段なのだ。

おバカの方のカレイドルビーの話した事によると俺はサーバントと言う武器を使う鍵
であるレージュ(たぶん左手のアザのこと)を所持した選ばれし戦士っぽい。
しかし、この俺衛宮士郎はそんな出し方も使い方も分からない武器に頼る程少年漫画の
主人公していない。仮にサーバントとかいうのを使いこなしたとしても相手も対抗手段か
こちらと同様にサーバントを使って来るだろう。

よーするに、サーバントを呼んで出なかったらお寒い死に方が待っているし、出たら出たで命を掛けた肉弾戦が命を掛けた斬り合い(あるいは撃ち合い)になり結果として死ぬのが早まるだけだと推測されるのである。

「慎二!桜!一成!だーれーでーもーいーからたっけてちょー!!」
俺はブランコの柱の後ろに回り身を守る盾とし、カレイドルビー達を警戒しながら叫び
続ける。とにかく誰かが来れば殺されはしないだろう。今はそれに掛けるのみ!
もう変なアザを見られたくないという思いは消えて無くなっていた。
【選択肢】
■■■―!!:カイパン姿の小学生、バニー、桜、老人が次々となだれ込んできた。
おぎゃぁぁ:空から男装の麗人と長い棒を持ったタンクトップの大男が降ってきた。
阿―!吽―!:全身白い女性と白い帽子の少年がやって来た。
タイガー:右手に割り箸、左手にカラになったカップメン容器を持った藤ねえが到着した。
凛:誰かが来る前にカレイドルビー達は逃げていった。そして俺も公園から去った。
死:残念、カレイドルビーは人払いの術を使っていたので誰も来なかった。

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最終更新:2006年09月27日 15:36