593 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/04(土) 11:30:46
「最後に質問いいですか?」
俺は気になった事をぶつけてみる事にした。
「バゼットさんは何で俺にここまでしてくれるんです?」
今回の救助劇、そして同盟。確かに俺にとってはありがたいのだがこれってバゼットさん
にとっては何のメリットも無いのではないか。
仮にカレイドルビーと同盟を結ぶのなら戦力の強化につながり意味がある。
しかし、俺は戦闘経験0の素人でバゼットさんもそれは知っている。
そして友好関係はというと、昨日一緒に酒飲んでただけ。
もし、俺がバゼットさんと立場が逆で今日みたいなシチュエーションに出くわしたら
果たして迷うことなく助けに行く事ができるだろうか。
「あなたが好きだからです」
突然の答えだった。
「今、何と?」
「あなたが大好きだからです。愛情といってもいいと思います」
バゼットさんは顔を真っ赤にして答える。
脈動。
「本気(マジ)?」
「本気(マジ)です」
硬化。
「朝おきたらキッチンで裸エプロンで味噌汁作ってくれますか?」
「できると思います」
立。膨張。二倍―三倍―四倍―
「そしてそのまま、後ろからいただいちゃっても」
「構いません」
発射寸前。五秒前、三―二―一、
「間違いなくあなたにそれだけの好意を持っていますね。言峰は」
俺の脳内で様々な夫婦プレイを繰り広げていたバゼットさんが
全部言峰神父に書き換えられる。萎えた。
「理由は分かりませんが普段は他人に好意を寄せないあの言峰があなたを異様な
までに好いている。ならば、言峰をがっかりさせない為に同盟相手のあなたを全力
で守り抜く。これが私があなたと協力する理由です」
「なるほど。つまり言峰神父は俺が好き、そしてバゼットさんは言峰神父が好き」
「は、はい。まあ理想はクーフーリンですが、現実的に結ばれようと思うとやはり言峰
以外にはちょっと考えられませんね」
顔を真っ赤にしてモジモジしながら答えるその姿に偽りはないのだろう。
同盟の理由には納得だけどちょっと残念だと思った。
それにしても女子中学生の初恋告白を聞いているみたいだ。
いっちゃあ悪いが外見に反して中身はかわいらしいんだなバゼットさん。
「じゃあ私達はこれで。最初の目標アインツベルンを倒したらまた連絡します」
そう言ってバゼットさん達は玄関へと歩いていく。
【選択肢】
魔法剣サンダガ乱れうち:「じゃあお元気で」バゼットさんが戻ってくるまでに俺は俺で頑張らねば。
バイキルトキラーピアス:「家壊したぶんは直していってください」俺の女にならないなら
とことんまでこきつかってやるケケケ。
ハボリムペトロクラウド:「俺もいきます」バゼットさんと一緒に経験地稼ぎだ。
アインツベルンは三家の中で一番戦いが苦手らしいから楽勝だろう。
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最終更新:2006年11月05日 19:13