31 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/18(土) 08:10:51
『ライダー道場』
「こんにちは!アシスタントのゲスト藤村でーす!フォフォフォ、最高のタイミングで
横から殴りつける、それがこの道場の真髄。住民の驚く顔が目に浮かぶわい」
「はーい、パシリのゆすちーでーす!本当は前スレのラストに間に合わなかっただけ
なんだけどね」
「ところでババブルマよ、ライダー様はいずこに?」
「あー、あっちで首つってるっす」
「ゲェーッ口から魂飛び出してて空を見ると親指立てて笑顔、絶対死んでる!そして足元
には遺書と思われるものが!」
『ゲスト藤村とゆすちーへ
- 第一話選択肢魂で桜に召喚されそうだったけどダメだったので予定変更。
- 第四話選択肢ジェロニモで臓硯が町に出撃するときに出会う予定だった。
- 第二章教会での俺が襲撃する選択肢どれも選ばれず。
- 藤村を二章で退場させなかった場合藤村を殺して衛宮に参戦の動機を与える役だった。
- アーチャー対ランサーが互角だった場合は乱入予定もあった。
- -五日目は俺対柳洞寺オールスターズのルート。勝敗については聞くな。
- ついこないだランサーに声をかけようとしたらゾォルケンズに先越された。
どーよ、この寸止め海峡冬景色は。もう俺は本編に出られない呪いに掛かってるとしか
思えません。魔力的にも精神的にも追い詰められてワカメ並につらいので、つーか俺が
ワカメでワカメが俺で俺かワカメかライダーor慎二って感じ?慎二君も出番全然ない
よねー、チーズ食え!ハンバーグはどこだ!牛乳大好き!とにかく首吊りします。
サヨナラ』
「…どーします?」
「…えっと…」
『ネオタイガー道場』
「はーい、読者諸君、ネオタイガー道場の時間だよ!道場主のゲスト藤村でーす!」
「アシスタントのゆすちーでーす!突然ですが何故か道場やる尺が足りません」
「うむ。ならば今回はここまで。果たしてランサーは無事リフォーム材を手に入れられる
のか、士郎はマスターの数が合わないという事実に気付くことができるのか、そして
今回の黒幕は誰なのか、全ては本編をお楽しみに!」
「まったねー」
63 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/20(月) 10:52:39
現在九時十五分、長きにわたる尋問はほぼ終わった。
赤いのはSSF。悪の権化藤ねえをしばきながら俺の将来をハッピーにする為に天から
やってきた存在。と言っていたがその正体は自己保身の為なら簡単に寝返るアホ。
体に令呪もないし、サーヴァントにしてはカレイドルビーに一方的にボコられるのは
弱すぎるのでおそらくはただの藤ねえのストーカー魔術師だと思う。
バカの方のルビーは自称本物のカレイドルビー。聖杯戦争には、手に令呪が出たので
冬木のヒーローとして一般人に危害が及ぶ前に解決する為に参戦していたと言っている。公園での俺に対する規定時間外の勝負も早く終わらせたいという焦りからやって
しまった事らしい。
今日家に来た時点では俺を殺す気はなく、公園で初めて俺と戦った時のへっぽこぶり
を見て自分の子分として利用できると考え、脅して泣きついて来た所で自分達に有利な
同盟の条件を出そうとしていたのだそうだ。しかし、まさか自分が泣きつく方になるとは思わなかったのだろう。
クールな方のルビーはバカのサーヴァントでクラスはアサシン。真名を聞いてみたが、
生前自分の名前を持たなかったのでカレイドルビーの影でいいとの事。でも長いので
ルビークールとよぶ事にした。その能力は召喚したマスターに化ける事でマスターの
能力値と本人の持つそこそこの能力が足されたものになる、つまりカレイドルビーと
そんなに強さは変らないらしい。
そして最後に残したピエロの着ぐるみ、これが一番の難敵だった。
「まず名前は?」
「ミーの名前はモハメド百世、エジプトから来た魔術師デース」
年齢も性別も判断しようがない機械的な声でふざけた偽名をいうピエロ。
俺が頼むまでもなくバゼットさんの拳が腹にめり込んでいた。
「ⅠTEEEEEEっ!」
「で、本名は?」
「ソ、ソーリー。でも魔術師を志した時からミーはモハメド百世を名乗ってイマース。
パパからもらった名前じゃないけれどミーは間違いなくモハメド百世デース」
「そうか、それじゃあ名前については一旦ここまで。次の質問だモハメド」
「オーケー、どんな質問にも正直にコタエマース、バンバンきてくだサーイ」
「ああ、それじゃあバンバンいかせてもらうぞ」
64 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/11/20(月) 10:54:06
「ここに来た目的は?」
「ユーを助ける為!」
「他の侵入者との関係は?」
「この家の前で初めて会った!」
「何で追い詰められていた時助けてくれなかった?」
「キリツグの息子の力をこの目で見たかったのデース!」
「着ぐるみの中見せて」
「無理!」
「じーさんと知り合いなのか?」
「向こうは覚えていないだろうけれど命救われたデース!」
「お前聖杯戦争に参加してるの?」
「脱落済みデース!なのでユーの手助けに来ました!」
「どんなサーヴァント使ってたんだ?んで誰に負けた?」
「おヒゲが自慢のライダーデース!そしてトオサカにルーズネ!」
「遠坂はどんなサーヴァント使っていた?」
「わけわかんないうちに秒殺デース!分かりまセーン!」
「お前男?女?」
「ミーは超絶萌え萌え美人ネー!だから優しくしてプリーズ!」
「じゃあ中見せて」
「無理!」
「そもそも何でエジプトの魔術師がピエロの着ぐるみなんだ?」
「昔大怪我して、以来コレに入らないと歩くこともできまセーン!」
「ところで俺とあんたって初対面だよね?」
「イエース!」
「じゃあ中みせて」
「ノー!」
その後バゼットさんが殴ったり包丁で裂こうとしたり蹴ったりしたけれど彼女(?)が
着ぐるみから出てくる事はなかった。ああ、中身がすんげー気になる。
しかしモハメドのおかげで分かった事もある。全てのマスターの存在だ。
アインツベルン、マキリ、遠坂、バゼットさん、俺、ルビー、そして脱落したモハメド。
これでちょうど七人。全てのマスターの存在が分かっているという事実は今後かなり有利
に働くだろう。
また、この事から赤いのが戦争自体とは無関係である確率も高くなった。つまり、ただの
ストーカーだ。今すぐ警察に突き出してやりたい所だが、一応こちらに協力的なので色々
と利用してからでいいだろう。
モハメドはもちろん俺達の同盟に加える事にする。朝の食卓で助けてくれなかった事が
心にひっかかるが、基本的にここまでは俺にプラスになる情報をくれている。それが真実
であるという確信は持てないが、切嗣の知り合いという人を疑わしいというだけで殺し
たり追い返したりするほどの覚悟は俺にはまだない。
となると残りはカレイドルビーコンビについてだが、俺がどうしようかなと考えていると、
【選択肢】
イット革命:バゼットさんも俺もモハメドに集中している隙を突いて二人は壁の穴から
逃げ出そうとしていた。それと同時に玄関のチャイムが鳴る。「ただいまーっす」
ランサーの声だ。こうしてモハメドの存在とランサーの声に気をとられた隙にルビー達
に逃げられたのであった、まる。
憎いし苦痛:バゼットさんも俺もモハメドに集中している隙を突いて二人は壁の穴から
逃げ出そうとしていた。しかし、「ただいまーっす」と言いながら壁の穴を通りでっかい風
呂敷を背負ってこの部屋に帰ってきたランサーを見て、ルビー達は逃げられない事を悟
り俺達の軍門に下ったのだった、まる。
投票結果
最終更新:2006年11月20日 20:05