914 名前: はじめてのさーう゛ぁんと ◆XksB4AwhxU 投稿日: 2007/08/02(木) 20:49:09
【ステータス情報が更新されました】
【前が全て『見る』だったため、今回から更新されるたびに表示します】
ステータス表【更新した情報を表示しています】
【CLASS】キャスター
【マスター】遠坂 凛
【真名】カレイドステッキ
【全長】70cm
【体重】5kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力 E 耐久 D 敏捷 E 魔力 B+ 幸運 B 宝具 A++
【能力】
陣地作成:B+
自分にとって有利な陣地を作り上げる。そこに捕らわれたら最後、泣いて謝らないと出てこられません。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。しかし、その能力の全てを、『自身の姿を変える』ことに変換しているため、この能力はあまり発揮されない。そもそも、道具が持てない。
【保有スキル】
空中浮遊:A
空中を移動する能力。Aならば、何の魔術補佐もなしに、浮遊することが可能。
説得:A+
相手を説得する能力。特に自分のマスターに対して、効果を発揮する。
その説得力はもはや洗脳レベル。どこぞの密室探偵にも負けません。
【宝具】
多元転身《プリズムトランス》:A++
種別 対人宝具 レンジ - 最大補足 1人
平行世界上に存在する、『あらゆる可能性を持った力』をこちらの世界に呼び込み、その能力を付与する。つまり、マスターを、マスターが望む姿に『変身』させることができる。
これはもはや魔法の域である。
【特記事項】
……ノリだけで聖杯戦争を勝ち残りそうだ。
915 名前: はじめてのさーう゛ぁんと ◆XksB4AwhxU 投稿日: 2007/08/02(木) 20:49:59
氷室ラブ!:受け流す。
「柳風《フィフスステップ》!!」
腰のチェーンを短剣に変え、振り下ろされるハンマーの側面、こちらから見て右側の方に全力で叩きつける!
ガギギギィィィィィン!!
数瞬の拮抗。
「ぎ、が……ああああ!」
しかし、その大質量の前に、じりじりと押されていく。
短剣を握る右手が、右手を振るう腕が、体を支える腰が、地面を掴む足が、ぎりぎりと捻《ねじ》れて、千切れそうになる。
このままでは押し負ける!
逃げろ、と心のどこかが囁く。
限界だ、と体のすべてが請う。
だけど、力を振り絞って受け流そうとする。
だって。
逃げてしまえば。
押し負けてしまえば――。
「ひっ、ひいぃぃ!」
――隣で腰が抜けている、どこまでも不遜《ふそん》で傲慢《ごうまん》で最低なマスター《クソガキ》を、守れないじゃねぇかよ――!!!
「――おおお、おおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」
ドガアアアアァン!!
ハンマーが振り下ろされ、アスファルトが砕けて弾ける。
体の左、わずか数十cmのアスファルトを。
――受け流した!
ほっとしたのも束の間、俺の目前には、カレイドルビーの赤いブーツが。カレイドルビーは、ハンマーを振り下ろした勢いそのままに前宙をし、俺に浴びせ蹴りを放った!
「がっ……!」
避ける術もなく、吹っ飛ばされる。
ザザザ!
地面に足を押しつけ、強引に移動を止める。
顔を上げると、カレイドルビーが再び、その凶器を振り上げていた。狙いは――クソガキ!
「心震言《セカンドステップ》! 安定狙撃《サードステップ》!」
矢と弓を瞬時に手元に出し、一息で番《つが》えて引き絞る。そして、『言葉』と共に放った。
「お前は! こんなことがしたいんじゃねーんだろ!?」
心震言《セカンドステップ》の言葉と矢が、風を切り対象を射抜かんと襲い掛かる!
ヒュッ――!
矢は狙い通り、カレイドルビーの右手を掠める。一筋の赤が、右腕に生まれる。だが、それで十分。
「あ……あ……」
矢の効果が発動し、カレイドルビーの--いや、凛ちゃんの判断力が低下する。
低下した判断力は、『愛と正義《洗脳結果》』を信じ切ることができず、動きを止める。
「凛さん? どうしたんですか? ぱぱーっと殺《や》っちゃいましょうよ……。
むむ。これはいけませんね。説得《洗脳》が解けかかってますね」
いつのまにか元のステッキに戻っていたキャスターが、凛ちゃんの目の前に行く。
今だ。
俺は全ての武装を解除し、凛ちゃんの方へ駈けていく。しかし、狙いは凛ちゃんではない。
俺はすれ違いざま、『ソレ』を掴み取ると、ある程度の距離を置き、立ち止まった――。
【ステータス情報が更新されました】
【『ソレ』とは何か?】
つぶあん:キャスター(カレイドステッキ)
こしあん:クソガキ(マスター)
投票結果
最終更新:2007年08月04日 22:17