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156 名前: Fate/Ball TM 投稿日: 2007/08/10(金) 20:49:22

「みんなー!そろそろ着陸するからシートベルトしっかり締めときなさいよー!」

ゴォォォォォォ・・・・・・

「辺りが真っ赤になっている・・・。まさかこの船は燃えているのですか!?」
「い、いやセイバーさん。これは大気圏を突入する際に、空気と船が摩擦してるんっスよ。でもちゃんと燃えないように作られてますから安心してください」
「ひっく・・衛宮・・」
「ええい、袖を掴むな!」

ズゥゥゥゥゥン・・・・!!!

まるでバーサーカーに殴られたような衝撃が船を貫いた後、周囲は地球と同じ光景になっていた。

「ここがピッコロさんの故郷のナメック星・・・」
「ちょっと待っててね~。この星の大気が有毒でないか調べるから・・」

ブルマが何か言っていたが、気にせず外へ飛び出す。すごい・・ここがナメック星・・・。
何やら怒声が後方の船から聞こえていたが気にせず辺りを観察する。
――まず飛び込んできたのが緑色の空。私の勘違いかもしれないが、太陽が三つないか?豊富に生えてるが、奇妙な形をした草木。私の傍でぴょんぴょん跳ねている触覚が生えたカエル。いくつもの急斜面な谷。

「すごい、な・・。ほとんど地球と変わらないけど、所々で全然違っている。おもしろいな。とても奇妙な所だけど落ち着くよ。もしかすると、ここってずっと平和だったのかもしれないな」
「そうだなぁ。僕、何かすごくリラックスできるよ。なぁ、ドラゴンボール探し終わったら少しのんびりしてかない?」
「――――――――――待て!何か・・・・何か変だぞ!?とてつもなく大きな気が、1・・2・・馬鹿な!?たくさんある!!」

のどかな雰囲気がクリリンの言葉で一瞬で霧散した。
慌てて私も四方の気配を探り取る。・・・・いる。さすがに強さまではわからないが、複数の誰かがこちらに近づいて来ている。

「みなさん急いで隠れてください!できるだけ物音をたてないで・・・」
「え、な、なんでさ。この星に住んでる人達じゃないのか?俺達が来たから調べに来たとか」
「シロウ、しかし調べに来たにしては妙に物々しいのです。まるで・・・これから私達に戦を挑もうかとするような気配を感じます」
「な、何よぉ。ただナメック星の人達が確認しに来ただけでしょ?隠れちゃったら余計マズくない?」

急いで岩影まで皆を集める。
      • しばらくすると一風変わった鎧を纏った男達―――中には明らかに人間じゃないような者もいたが―――が私達が乗ってきた宇宙船に群がって来た。

「なんだぁ、これ?付近の旅行者かな」
「さぁ・・・。しかし面倒を起こされても厄介だ。壊しちまおうぜ」

―――マズイ。

「「「待てッ!!」」」

その言葉に反応し、ゴハンとクリリンと私が同時に飛び出す。

「お、お前らベジータってサイヤ人と同じ服着てやがるな・・。あいつの仲間か!?」
「宇宙船を壊させなんてさせないぞ!」
「なんだぁ、お前ら。ベジータ?知ってるぞ。ふん・・大方あいつが壊してきた星の住民か何かだろ。めんどくせぇしやっちまうか」

言うや否や男達が手にした銃から光が飛び出してきた。

157 名前: Fate/Ball TM 投稿日: 2007/08/10(金) 21:14:37

「クリリンさん!セイバーさん!」
「おう!」
「あの修行の成果を見せてやりましょう!」
「「「はあぁぁぁぁ!!」」」
「お、おい。あいつらの戦闘力、いくつだ?」
「し、信じられねぇ・・。オレ達下級戦士なんかじゃ相手にすらならねぇ!」

勝負は一瞬で決まった。
一呼吸すら置かない時間で敵は私達の一撃により飛んでいった。
これで戦いは終了と思われた。だが―――。

「ほぅ、やるじゃないか。ベジータを追いかけてここに来たものの、中々面白いものに遭えたぜ」
「誰だっ!?」

倒した敵のボスだろうか。人間とはかけ離れた、真っ青に染まった、まるでナマズと蜥蜴を合わせたかのような顔の人間が浮いていた。しきりに耳に掛けられた機械をカチカチいじっている。

「・・・そこのハゲは戦闘力1900。ガキは3000。おっ、そこの女は戦闘力4000もあるじゃないか、やるな。そこの岩陰に隠れてる奴らはたった10、5、3か。けけっ、ゴミめ」
「・・何の話をしているのです?」
「知らないのか?このオレ様の右目に掛けられた機械でお前らの強さがわかるんだよ。スカウターってんだ」
「・・・・セイバーさん、絶対に手を出さないで・・。こいつ、僕達が地球で戦ったベジータと同じくらい強い・・」
「隙を見て逃げ出そう。・・オレが引き付ける。その間にみんなは逃げてくれ」
「さっきから何の話をしているのです?」
「セイバーさん、驚かずに聞いてくれ・・。あいつの強さは・・・オレ達全員で掛かっても勝てないくらい強い」
「―――えっ?」

何を・・言ってるのだろう、彼は。

「いいですね。じゃあ悟飯。お前はブルマさんとワカメを抱えて逃げるんだ。・・セイバーさんは空を飛べないけど、士郎を抱えて全力で走ってください」
「いえ、そんな・・。だってあなた方はサーヴァントと同じくらい強いじゃないですか・・。なのに三人がかりでも勝てない・・?いえ、そんな馬鹿なことが・・」
「――作戦タイムはもういいだろ。まずはそこの女からだ。ひゃっほーー!!いくぜ!!!」



1、素直に逃げる
2、宝具を使ってでも勝つ
3、地道に戦って時間を稼ぐ

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最終更新:2007年08月13日 02:09