794 名前: Fate/Ball TM ◆QWcajfuhO. [sage] 投稿日: 2007/08/28(火) 17:49:41
私達は勝ったのだ――――。
是非、ゴクウ、ゴハン、クリリンとも、その喜びを分かち合いたい。
そう思って彼らを見れば――――何やら不穏な空気で、彼方を見つめていた。
「セ、セイバー・・・・」
「・・・・・・」
荒ぶる海に直立した、巨岩の頂に立っている人影・・・。
彼らの視線の先には――――――――
「フリー、ザ・・」
倒したはずの、フリーザが、立っていた・・・。
尻尾は再び千切れ、片目は潰れたのか閉じたままだが・・・・あの聖杯の一撃を喰らい、五体満足の状態で、這い上がってきたのだ。
「―――――危なかった。い、今のは死ぬかと思った・・・・。死に掛けた・・・・こ、このフリーザ様が死に掛けたんだぞ・・・」
「フリーザ・・」
「危ないっ、ゴクウ!」
フリーザの攻撃に一人気づいたギルガメッシュが、ゴクウを庇い、光に貫かれた。・・・英雄王が、地面に倒れる。
「ギ、ギルガメッシュ・・・」
「死なせんさ、お前を・・・。二度も、失って、たまるか――――」
そう言ったきり、気絶する。
私達の、魔力は、もうない――――。先程のように、聖杯を再び召喚することはできない・・・。それに、もし召喚に成功したとしても、もうフリーザが油断して隙を出すことは、まずないと思っていい。
「たとえダメージを負っていても、貴様らごときゴミを片付けるのは訳ないぞ!」
フリーザの指が、クリリンを指して―――――――彼はゆっくりと、宙へ舞っていく・・・。
「あ、ああ・・・」
「やめろーーーッ!フリーザぁぁーーーー!!!!!」」
「ごっ、悟空ーーーーーーーー!!!!」
ボーーーン・・・・・・
突然すぎた――――。
力果て、動けない私達が見守る中、あまりにあっけなく、クリリンの体が、弾けた・・・。
「クリリンさん・・・」
「クリリン・・」
悲しみが通り過ぎた直後。・・・大気が、震える・・・・。
まさか、これはゴクウが・・。
「―――――――ゆ、許せねぇ・・・・・。よくも、よくも・・・・・・(ブチッ!)うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ブワアアアッ
――――これもまた突然だった。クリリンの死に悲しむゴクウの髪が・・・・金色に染まった・・・。そして、穏やかな彼からは想像できない鋭さで、フリーザを睨みつける。
- 錯覚を覚える。つい先程までそこにはゴクウがいたのに、でも、今はまるきり別人が立っているような感覚・・・。
「ゴ、クウ・・・。それ、は・・?」
「・・・・おめぇら。ギルガメッシュを連れて、逃げるんだ・・・」
「お、おとうさん・・・??」
「早く行けっ!! オレの理性がちょっとでも残ってる内に、さっさと消えるんだッ!!!」
「は、はいっ!」
ゴハンはギルガメッシュを抱え、私はシロウを抱える。・・・宇宙船にいるであろう、ベジータとわかめも連れて来なければならない。
「・・・・ボクが貴様らを逃がすと思っているのかい?」
「クッ・・」
1、フリーザの腕が、ゴクウに掴まれた。
2、フリーザの放った光が、シロウを貫いた。
3、いきなりアーチャーが現れ、私達の手を取った。
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最終更新:2007年08月28日 18:08