「漸進的横滑り」は単に筆の滑り。
「要求の段階的詳細化」もちょっと違う。
「要求と仕様の階層性(階層構造)」が一番ふさわしいか。
07.11.12
《要求》は重要である。もしかしたら最重要かも知れない。
要件定義フェーズがシステム化の最初の入口だからではない。システム化のあらゆる局面・あらゆるレベルで実は《要求》が存在ないし出現するからである。
- システム分析
- 基本設計(概念設計、aka. アーキテクチャ設計)
- インターフェイス設計(プログラム設計)
上位(レベル)で仕様だったものは、下位にとっては要求となる。
仕様あるところに要求あり。仕様は要求を具体的記述に落としたものであり、要求は仕様の根拠であるならば、ちっとも不思議ではない。
プログラム仕様書とかインターフェイス仕様書は「このプログラムはこんな振舞いをすること」というものを規定した文書と一般に捉えられるが、その裏には「このプログラムはこう動いて欲しい」という(内部設計・実装に向けての)要求がある。
よい設計をするためによい要件が必要なように、よい実装をするためにも仕様の裏にある「隠れた要求」を引き出すスキルが求められる。
最終更新:2008年04月18日 19:42