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引き続き『経営学入門・上』(榊原清則、日経文庫)を基に。

■組織行動論の見通し
  • 個人行動
    • モチベーション理論
  • 集団活動
    • 役割、規範、凝集性
    • 意思疏通

■個人行動・古典的モチベーション理論
  • 欲求階層理論(マズロー)
    • 欲求の満足化と次元
      1. 生理学的欲求
      2. 安全欲求、安定性欲求
      3. 所属および愛の欲求
      4. 尊厳欲求
      5. 自己実現欲求
    • 低次から高次へ
  • X理論‐Y理論(マグレガー)
    • X: 低次欲求の行動モデル
    • Y: 高次欲求の行動モデル
  • 動機づけ衛生理論(ハーズバーグ)
    • 互いに独立な二要因
      • 動機づけ要因(満足要因)。達成、承認、責任、仕事自体など
      • 衛生要因(不満足要因)。方針、管理監督方法、人間関係、待遇など
    • 満足要因の充足≠不満の解消
    • 不満足要因の解消≠満足

※「自己実現」って何?

■個人行動・現代的モチベーション理論
  • ERG理論
    • 三つの次元
      1. 生存(E)
      2. 関係(R)
      3. 成長(G)
    • 低次から高次へ
    • でも逐次的ではない
    • 上位欲求の不満足は下位欲求の重要度を増加させる
  • マクレランドの欲求理論
    • 三つの次元
      1. 達成欲求
      2. 権力欲求
      3. 親和欲求
    • でも階層性はなし
  • 公平理論
    • 原則
      1. 不公正を感じると、それを解消したくなる
      2. 不公平の認知が大きいほど、モチベーションは高まる
    • 不公平とは
      • 自分のinput/outcome比と他者のそれとの不均衡
    • 絶対的量だけでなく、相対的な量に着目している
  • 期待理論
    • 「功利的な合理主義者」が出発点
    • 努力‐成果‐報酬‐目的の一貫性
      1. E→P期待(努力‐成果)
      2. P→O期待(成果‐報酬)
      3. 報酬誘意性(報酬‐目的)
    • 努力と成果は線形ではない。能力や環境にも依存する
    • 成果と報酬も線形ではない。成果以外の要因もあり
    • 報酬の高さと魅力は無相関

■集団活動・ソシオメトリ
  • 集団内相関図(sociogram)
    • 面接、観察、アンケート
  • ソシオグラムから
    • 社会的NW
    • クラスタ(NW内の小集団)
    • スター
    • リエゾン
    • 孤立者

■集団活動・三つの変数
  • 役割(roles)
    • 集団内の各個人に与えられた行動期待
  • 規範(norms)
    • 公式のものと非公式のものとあり
    • 非公式の方が多い
  • 凝集性(cohesion)
    • 構成員を集団に留めようとする力
    • 凝集性と生産性は必ずしも比例しない
      • 凝集性低・規範弱=生産性中~低
      • 凝集性低・規範強=生産性中
      • 凝集性高・規範弱=生産性最低
      • 凝集性高・規範強=生産性最高

■集団活動・コミュニケーション
  • 方向
    • 垂直方向と水平方向では性格が異なる
    • 上方への伝達は難しい(閉塞しがち)
  • 形式度合
    • フォーマル=権限に基づく伝達
    • インフォーマル=それ以外
  • チャネル(経路)
    • 面前>電話>Eメール等>メモや手紙>文書
    • 経路によって情報量が変わる(チャネルリッチネス)
    • 非人格的媒体は情報量が少ない
  • 非言語の意義
    • 「二者間の対話では、伝達内容の65%はことば以外の手段で伝えられる」
    • アイコンタクト

■リーダーシップ
この部分はPMPと突合せてみたい。

■リーダーシップ・パワー
  • そこにあるのはシステムとパワー
  • 一般に依存性の関数(p.81)
  • パワーの源泉
    1. 強制的パワー
      • 恐怖。形式上の権限とは無関係
    2. 報償的パワー
      • 便益期待による。形式上の権限とは無関係
    3. 正当的パワー
      • フォーマルな権限、階層上の位置による
    4. 専門的パワー
      • 専門知識やスキルによる
    5. 同一的パワー
      • 同一化欲求に基づく

■リーダーシップ・コンフリクト
  • マーチ=サイモン
    1. 分析過程による解決
      1. 問題解決
      2. 説得
    2. バーゲニングによる解決(根回し、交渉、取引)
      1. バーゲニング
      2. 政治的工作
  • トーマスの二元モデル
    • 自己主張性と協力性のふたつの軸で
    1. 回避=自己主張弱・非協力
    2. 競争=自己主張強・非協力
    3. 妥協=自己主張と協力の中間
    4. 順応=自己主張弱・協力的
    5. 協創=自己主張強・協力的

cf. 対決、妥協、鎮静、強制、撤退(PMP)

※管理者のスキル、組織文化はひとまず割愛


最終更新:2007年11月22日 15:25