出典:フリー百科事典「かてぃペディア」
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守衛者(Guardian)は、
大中華がEF世界において運用する人型機動兵器のこと。愛称や通称ではなく、これが兵器としての正式な名前である。
概説
およそ15m以上の体高を持ち、ほとんどの機種において四肢と頭部を持ち背部のジェットパックによって飛行を可能とする。
その主任務は大きく二つに分けられ、低空を高速で侵入しシュルカー級MOBを排除するシュルカーヤークトと、ネスト内の複雑なトンネルを自在に動きまわり、攻略の先陣を切るストームレギオンがある。
中華で運用される似たような人型兵器に強化外骨格があるが、これらは体高5m以下で飛行不可能であり、あくまで従来の装甲戦闘車両の延長線上として運用されるもので、前述のシュルカーヤークトやネスト突入を主目的として開発された守衛者とは明確に異なるものである。
区分
運用思想や技術の発展に伴い、ジェット戦闘機のように第何世代という区分がなされる。
- 第一世代:後の世代に比べれば貧弱なエンジン推力ながら、一番の重装甲が施されている世代。あまりに低い機動性のせいで生存性も低く、比較的短期間で第二世代機に置き換えられた。
- 第二世代:エンジン推力を強化し、装甲もほぼ全廃することによって機動性を極端に強化した世代。コンセプトは間違っていなかったが、さすがに防御性能が低すぎた上にせっかくの機動性にもほとんどのパイロットがついていけなかったこと、切り詰めすぎた設計ゆえの発展性の低さによって数年で第三世代機が開発されるに至った。後になっても一部のエース部隊では運用が継続されていたりする。
- 第三世代:第二世代より強化されたエンジン推力によりある程度余裕が生まれ、装甲・機動性・扱いやすさ・発展性・整備性等すべての面でバランスが取れた世代。かなり長い期間運用と開発が行われた。
- 第四世代:EF後期に運用された型、宇宙空間での運用が可能になっているが、単独での軌道到達・離脱能力は持たない。AEF世界になると交戦距離の拡大により守衛者自体が廃れたため、これが最後の世代になった。
機種一覧
J-1/殲撃1型
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シドニア作戦の際に投入された試作AMUに、J-2採用時にその功績を讃えて型番がつけられたもの。当時は守衛者とは呼ばれておらず、また設計のコンセプトも第二世代のモノに近かった。しかし、技術不足からくる機動性の低さとそれから引き起こされる生存性の低さを装甲不足と勘違いした設計陣は、次のAMUを重装甲のものとして設計した。 |
J-2/殲撃2型
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中華で初めて正式採用された守衛者。第一世代機に分類され、低い機動性と重装甲を特徴とする。 |
J-5/殲撃5型
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J-2の改良型で、第二世代機のコンセプトを部分的に取り入れた機体。エンジン出力はあまり変わっていないが、装甲がかなり減らされて機動性が向上した。この機体の成功を見た設計陣は、そのコンセプトをさらに先鋭化させJ-7を生み出すこととなる。
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J-7/殲撃7型
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完全な新規設計によって生み出された第二世代機で、極端に強化されたエンジンと全くない装甲、切り詰められた設計を特徴とする。 |
J-8/殲撃8型
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J-7の装甲を強化しただけのものだが、原型の発展性が低すぎたゆえに開発は難航、完成品も極めて中途半端な機体になったためごく少数のみが製造された。 |
J-8Ⅱ/殲撃8型Ⅱ
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次世代機開発までのつなぎとして、J-8のエンジンを高推力の新型に換装したもの。悪くはなかったが、また半端な性能だった上にJ-10の開発により少数生産に終わった。J-8よりは三倍くらい作られている。 |
J-9/殲撃9型
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究極の第二世代機として作られた機体だが、ピーキーとかいう次元じゃない扱いづらさによって試作で終わった。しかし、小型MOBの取り付き対策にこの機体から装備された"ブレードシステム"と呼ばれる機体表面の近接装備は高い評価を得たため、後の機種では標準搭載されることになる。 |
J-10/殲撃10型
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開発中の新型第三世代機(後のJ-11)がその大型さと高性能によって高価になることが確定したために作られた第三世代機で、開発開始時期は遅いがすぐに完成し正式採用されたため型番は若い。コスパのいい機体として大量に配備された。 |
J-11/殲撃11型
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初の第三世代機として開発されたが、新技術を盛り込みすぎたせいで開発が遅延しまくったしコストも爆上がりした機体。しかし配備後はそのコストに見合う高性能を発揮し、J-10とのハイローミックスによって数十年にわたって前線を支えた。大気圏内で運用される守衛者はこれが最後のものだった。 |
J-20/殲撃20型
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第四世代機。宇宙での運用が可能で、EF後期の地球軌道スポナー掃討戦に活躍した。 |
最終更新:2025年05月20日 21:46